カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

淡嶋、半端ないって!?

2018-07-13 15:34:37 | 旅アルバム
ホテルの隣りには有名珍スポット?『加太淡嶋神社』があります。
TVやネットでもパワースポットだとかホラーなB級スポットなどと話題の神社。



鳥居に本殿、それほど不思議じゃない。淡嶋、変哲ないって?



鳥居をくぐって境内参道にあるお店、ここも話題になっているお店ですね。
『満幸商店』、行かれた方も多いです。食べログの口コミも多い。
山盛りのしらす丼、わさびスープにうにトーストも好評。地元の海鮮食材を使ったボリュームたっぷりの漁師飯がいただけます。



本殿まで来ると、ここが普通じゃないことがわかる。不思議な光景が・・・
そう、人形だらけなんですね、この神社。2万体とも・・・



ご祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)・大己貴命(おほなむじのみこと)=大国主命・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后。
創祀年代などは明らかではないが、社伝資料によると3〜4世紀頃まで遡る。
神功皇后が三韓出兵から凱旋のおり、嵐に遭い、お告げに従うと友が島(四島の内のひとつ、神島)に辿り着くことができました。その島には少彦名命と大己貴命が祀られていたとのこと。
後に仁徳天皇がお社を島から加太に移され社殿を建てられたということです。






主祭神の少彦名命は医薬の神様で、特に女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。
神功皇后(息長足姫命)は、自身が帯下(こしけ/おりもの)に悩まされた際に雛形を奉納し、平癒したという伝承からお雛様の神とされた。
また、淡島神は天照大神の6番目の娘、住吉大神の妻だった婆利塞女ともいわれ、婦人病にかかったため棄てられ、淡島(友が島の神島)に流されて祀られたという伝説も残っている。






淡嶋系の神社(淡島・粟島・淡路)は、全国で1000社余あり。その総本山がここ加太淡嶋神社なんですね。
江戸時代には淡島願人と呼ばれる人々が、淡島明神の人形を祀った厨子を背負い、神徳を説いて回ったことで淡島信仰が全国に広がったといわれています。



人形供養だけじゃなく、婦人病を始めとして安産・子授けなど女性に関するあらゆることを祈願する神社なんですね。祭神少彦名命は、裁縫の道を初めて伝えた神様なので、針供養の神社としても有名です。



[針塚]と[紀文の帆柱]この神社の近くで生まれた紀伊国屋文左衛門のみかん舟の帆柱で、願い事を唱えながら柱の穴をくぐり抜けると願いが叶うとか・・・

本殿だけではなく境内の彼方此方にびっしりと人形や置物が奉納されています。









カエルさんが多いのは少彦命名の神使が蛙だからのようです。









ちょっと懐かしい木彫りのクマにゾウ、タヌキにキツネ、シーサーは獅子?
まるで動物園・・・(^_^ゞ












人口密度も高いです。ぞろぞろひしめくラッシュ状態。神さんもいっぱい♪






干支の置物も半端なく・・・断捨離されたのかなぁ?









雨ざらしにしておくには、ちょっともったいないような可愛い置物たちも♪
ちなみに、「持って帰らないように」との貼り紙がありました。



西洋人形、国籍不明の仮面などなどなど・・・も!


ちょっと、いや!思いっきり?変な奉納品(?)もあります。





ご祭神と八百万の神を祀る末社は、安産・子請授・婦人病等、女性の願いが叶うとされています。かつては祈願のため男根形や髪の毛を奉納したようですが、いつしか現在では自身が身につけていた下着を奉納するようになったとか。
中を覗いてみると確かに・・・。ちょっと以前は絵馬と共に格子にぶら下げてあったようで、注意書きがありますね。ほとんどはちゃんと袋に入れて用意してきたもののようですが、中には脱ぎたてのホヤホヤみたいなのも・・・おそらくそんな方のためでしょうか、社務所には新品の下着が売られてました。




本殿には立派な雛人形が並べられています。紀州徳川家で姫君誕生のおり、初節句に必ず雛人形が奉納されたのだとか。

三月三日には『雛流しの神事』が行なわれますが、「男びな女びなの始まりは、淡島神社のご祭神である少彦名命と神功皇后の男女一対のご神像であるとされています。また、雛祭りが三月三日になったのは、友ヶ島から対岸の加太へのご遷宮が、仁徳天皇五年三月三日であったことから。雛祭りの語源も、スクナヒコナ祭が後に簡略化されて、ヒナまつりと言われるようになったとされています。」と、HPで解説されています。



ところで神社のHPのQ&Aで「髪の毛が伸びる人形があるとテレビ等で見ましたが、本当にあるのですか?」との質問に、きっぱり「本当にあります」と答えられてます。(^_^ゞ


2018.4/23、和歌山県加太 淡嶋神社にて。


10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
実際に観ると凄いだろうな (京男)
2018-07-14 05:20:05
おはようございます。
こうやって見ると市松人形が一番怖いな。
買おうとすると高いのにね。
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淡嶋神社 (7駆)
2018-07-14 09:49:32
はい。
何回も訪れていますが、
怖くて写真は撮れませんでした。
人形に圧倒されて・・・
見つめられているようで。
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Unknown (ピィ)
2018-07-14 10:52:03
わさびスープ、飲んでみたい。
うにトーストは、いくらするのでしょう。
うに丼は高級ですが、トーストになるとB級ぽさ満点なのが不思議。
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★京男さん、こんにちは。 (路渡カッパ)
2018-07-14 11:40:42
髪の毛が伸びるのもきっと市松人形でしょうね。
可愛いと思って見ると悪さはしないそうですが・・・
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★7駆さん、そういえば (路渡カッパ)
2018-07-14 11:41:30
ここの写真はブログに登場してませんね。いつも満幸商店ばかりで・・・
人形、撮りまくりましたが、これでも一部ですもんね。
市松人形は一体でもちと不気味なのに、これだけ見つめられるとね。
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★ピィさん、満幸商店。 (路渡カッパ)
2018-07-14 11:42:25
地元の方(R氏)に言わせると、人気だけってことでしたが・・・(^_^ゞ
一度は話題のメニューを食してみたいですよね。
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Unknown (アネッティワールド)
2018-07-14 14:02:09
まんこう商店の人気は凄いですよね。
いつも並ばされます。
夏は暑いので行かないようになりました。

淡嶋神社の人形の数、半端ないですね。
下着の奉納には驚かされましたが
それだけ深刻だったんでしょうね。

これだけ暑いとどこに出かけようか悩みます。
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★アネッティワールドさん、加太。 (路渡カッパ)
2018-07-15 10:07:00
加太は海産物が美味しいところのようですね。他にも良い店がありそうです♪
人形も下着も全国から奉納されているみたいです。下着も覗いたら山積みでしたよ。(^_^ゞ
・・・何処にも出たくないような。特に京都は暑過ぎます。
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流行らしましょう (mone)
2018-07-17 15:47:52
河童の人形がありませんね。一番に持ち込んで流行らしましょうよ!
ところで髪の毛が伸びる人形は見せてもらえないんですか?
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★moneさん、ありがとうございます。 (路渡カッパ)
2018-07-18 15:34:16
カッパの人形、探したんですけどね・・・無かった。
でもおみくじがあったんですよ「へのかっぱみくじ」ってのが。
もちろん我が家のコレクションになってます。
髪の毛が伸びる・・・お菊さん人形っていうそうですが、どこかにあったのかな?
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