西国第三番札所 『風猛山 粉河寺』の続きです。
本堂の奥、東側にはこんなところも・・・
左へ行けば「粉河いなり」、右は「十禅律院」です。
ここはもうスルーして、本堂の西側奥にある「粉河産土(うぶすな)神社」に行ってみます。
ここでもまた石段登らないといけないハメに・・・
石段の途中、何だか怪しげ?
それなりにちゃんとした神社でした。
お寺の中に神社?ちと奇妙な気もしますが、歴史は粉河寺に負けず劣らず古くて、粉河寺の鎮守としてまた旧粉河村の総鎮守として創建されたようです。
何故か孔雀が・・・??
そして、あ~ぁ! 人形やぬいぐるみが・・・
ま、ジョーダンはさて置き、カッパちゃんは置き去りにせず戻ります。
粉河寺には一風変わったと言うか、相当変わった庭園があります。
国指定名勝になってます。石材店ではありません!
桃山時代の枯山水の庭園で本堂前の左右崖地に築庭され、日本の庭園の中でも他例のない様式である。
巨石を十分にかつ自由に使いこなし、豪快な造形を呈しており、用いた紀州石は雑賀崎の青石(緑泥片岩)、琴浦の紫石(紅簾片岩)、竜門山の竜門石(蛇紋岩)の名石だそうです。
さて、中門(重文)です。帰り道なので、本堂側から・・・
三間二戸の桜門で、軒まわりまで良質の欅材で繊細な建物に仕上げている。
門には前後左右に四天王が配置されています。背面左には増長天、右に持国天。
こちらが正面。左には多聞天、右は広目天が置かれてます。
なかなか立派な山門ですね。「風猛山」の扁額は、紀州徳川十代藩主、治宝候の直筆だそうです。
中門正面に向って右側(南側)には川が流れており何もありませんが、
北側にはいろいろと・・・
手水舎と身代わり地蔵尊。
これまた手水舎も立派ですな、水盤は蓮の形の鋳物製。粉河鋳物だそうで、市指定の文化財に指定されてました。
太子堂。
念仏堂。その向こうに見えるのは露座佛。
出現池。何か出てきそうな・・・
童男大士がこの池より出現したとか・・・正面にはその石像が。
普段は開いてるのかな?時間が遅くて入れませんでした。
仏足石です。そこそこ古そうな・・・
子育て地蔵。鋳造でできたお地藏さんでしょうか?粉河鋳物のようです。
野荒しの虎、本堂内陣にあったようですね。見逃しました。
日光東照宮「眠り猫」で有名な彫刻師 左甚五郎の作だとか。
童男堂(県指定文化財)。千手千眼観世音が姿を変えたといわれる童男大士が本尊として祀られている。
この童男大士が主役?の紙本著色絵巻「粉河寺縁起」は国宝に指定されているが、原本は京都国立博物館に寄託されおり、本堂には複製品が展示されているとのこと。
ちなみに童男堂、どうなんどうって読むようです。
第三番札所『風猛山 粉河寺』(2011.6/26)
○宗派:粉河観音宗(総本山) ○開基:大伴孔子古
○御本尊:千手千眼観世音菩薩 ○創建:宝亀元(770)年
御詠歌「父母の 恵みも深き 粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や」
本堂の奥、東側にはこんなところも・・・
左へ行けば「粉河いなり」、右は「十禅律院」です。
ここはもうスルーして、本堂の西側奥にある「粉河産土(うぶすな)神社」に行ってみます。
ここでもまた石段登らないといけないハメに・・・
石段の途中、何だか怪しげ?
それなりにちゃんとした神社でした。
お寺の中に神社?ちと奇妙な気もしますが、歴史は粉河寺に負けず劣らず古くて、粉河寺の鎮守としてまた旧粉河村の総鎮守として創建されたようです。
何故か孔雀が・・・??
そして、あ~ぁ! 人形やぬいぐるみが・・・
ま、ジョーダンはさて置き、カッパちゃんは置き去りにせず戻ります。
粉河寺には一風変わったと言うか、相当変わった庭園があります。
国指定名勝になってます。石材店ではありません!
桃山時代の枯山水の庭園で本堂前の左右崖地に築庭され、日本の庭園の中でも他例のない様式である。
巨石を十分にかつ自由に使いこなし、豪快な造形を呈しており、用いた紀州石は雑賀崎の青石(緑泥片岩)、琴浦の紫石(紅簾片岩)、竜門山の竜門石(蛇紋岩)の名石だそうです。
さて、中門(重文)です。帰り道なので、本堂側から・・・
三間二戸の桜門で、軒まわりまで良質の欅材で繊細な建物に仕上げている。
門には前後左右に四天王が配置されています。背面左には増長天、右に持国天。
こちらが正面。左には多聞天、右は広目天が置かれてます。
なかなか立派な山門ですね。「風猛山」の扁額は、紀州徳川十代藩主、治宝候の直筆だそうです。
中門正面に向って右側(南側)には川が流れており何もありませんが、
北側にはいろいろと・・・
手水舎と身代わり地蔵尊。
これまた手水舎も立派ですな、水盤は蓮の形の鋳物製。粉河鋳物だそうで、市指定の文化財に指定されてました。
太子堂。
念仏堂。その向こうに見えるのは露座佛。
出現池。何か出てきそうな・・・
童男大士がこの池より出現したとか・・・正面にはその石像が。
普段は開いてるのかな?時間が遅くて入れませんでした。
仏足石です。そこそこ古そうな・・・
子育て地蔵。鋳造でできたお地藏さんでしょうか?粉河鋳物のようです。
野荒しの虎、本堂内陣にあったようですね。見逃しました。
日光東照宮「眠り猫」で有名な彫刻師 左甚五郎の作だとか。
童男堂(県指定文化財)。千手千眼観世音が姿を変えたといわれる童男大士が本尊として祀られている。
この童男大士が主役?の紙本著色絵巻「粉河寺縁起」は国宝に指定されているが、原本は京都国立博物館に寄託されおり、本堂には複製品が展示されているとのこと。
ちなみに童男堂、どうなんどうって読むようです。
第三番札所『風猛山 粉河寺』(2011.6/26)
○宗派:粉河観音宗(総本山) ○開基:大伴孔子古
○御本尊:千手千眼観世音菩薩 ○創建:宝亀元(770)年
御詠歌「父母の 恵みも深き 粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や」
ちょこまかあちこち行きたくなりますね。
「ああ、ええクルマやなぁ~」と思います。
さて、ぼちぼち、オープンカーシーズンの幕開けですね。
木造だけに痛み具合も少し気になる部分もありました。
しっかりこの現状を保存してもらいたいものですね。
かっぱちゃん、かなり汚れてきてますが、まだ活躍してもらわないとネ。
やすらぎと重みの双方が感じられます。
これから先の大きな課題は補修と維持
でしょうか。いつの世までも人の心の
故郷となる場所であって欲しいです。
かっぱちゃん、一瞬置いて行かれる!
とヒヤッとしたんじゃないかな(笑)
よく解らんお寺でした・・・駆け足だったしね。
次は・・・実は第四、この前の日曜に行きました。
階段楽昇り、レクチャー受けてからと思ってましたが、待ちきれず。
んで、最悪なことに・・・また記事にしますが、傷と痛みが癒えてから。
名勝ですよ誰が何と言おうと、名勝の定義が解りませんが・・・
何たって上田宗固の作庭(それ誰?)どうやら本堂の擁壁って性格もありそうです。
エッ!ギャル!?
荒れた岩場・・・ああぁ、言っちゃった。みんな思ってることを。
粉河町、紀の川市粉河になってしまってるようです。
突然現れるって感じで・・・
「野荒しの虎」きっとどこかに隠されていた?
私も発見に至らず
次はいよいよ・・・
ここもなかなか見応えのありそうなところですね。
お寺と神社、先日の台風で被害に遭ったけど那智さんもそうですね。
ここの石庭は名勝とはいえちょっと煩雑な感じがしますね。
石好きな御仁が各地の名石をやたらと集めて並べたてた、そんな感じがします。
現代でもそんな御仁をちょいちょい見かけますが。
禊の旅、お疲れさまです。
あっ!
トップの写真、助手席にギャルの姿がみえますが。
桃山時代の石庭、すごいですね。
美しいのか豪快なのか微妙ですね。
一歩間違えれば荒れた岩場になっちゃいそう。
そのあたり微妙なバランスなんでしょうね。