秋雨前線の停滞でずっと雨が降りつづいている。
6月から7月の梅雨のころでもこれほど雨には見舞われなかった。
それ以上に涼しくなって身体がついていかず、ワンコもまいってしまったらしい。ようやく涼しくなったというのに、散歩の途中、ルイは何度となくへたりこんでしまう。
ルイばかりではない。散歩へ出ると、カッパを着せてもらっているわんこが歩くのを拒んでいる姿をけっこう目にする。
老犬ばかりか、まだそれほどの歳ではないはずの子まで歩きたがらずにいる。
さすがに夏の暑さはつらかったが、突然の涼しさにも人間同様ついていけないらしい。
これで秋雨前線が去り、9月らしい残暑が戻ってきたらどうなるのだろうと不安になる。
むろん、ワンコばかりでない。人間のほうもかなりのダメージがあるのではないか、と。
朝も夕方も散歩に出てくるワンコたちがめっきり減っている。
雨が上がったら、また元気な姿を見せてほしい。
陽気が安定する秋はもうすぐだから。