昨日の夕方、主治医から届けられた眠剤入りの座薬が訪問看護師によって妻に入れられた。しばらくして午後6時半頃に、妻は眠りに着いた。睡眠不足の極致に達していた私も、この際、妻が寝ているうちに私も寝てしまおうと布団の中にもぐり込む。そして、2時間後、私は目覚め、妻も同時に目覚めた?私が起こされたということなのか?これは確認していない。横になりたいというので、体位を変換して、横向き、そしてまた普段の姿勢に戻った。そのうち、妻が苦しいと言い出し、麻薬の増量ボタンを押す。それから少しして妻は眠りに着いた。この際だ、私も寝てしまおうと、8時半にまた私も眠りに着いた。私は、12時、2時、4時と目が覚め、妻の様子を見ていたが、妻は同じ姿勢を保ったまま、眠り続けている。そして、今は午前7時。妻は未だに眠ったままだ。
妻が退院してそろそろ1週間になるが、夜中に起こされることが多く、これほど私がぐっすりと眠りを確保できたのは初めてだ。まさに、静寂の夜だ。眠りが足りているということはこれほど頭の中がすっきりとすることだったのか、睡眠時間が不足がちな私には、とても新鮮で、不思議な感覚だ。
それにても、そろそろ起きてくれないとと、心配になって来る。でも、寝た子を起こしたくない、もうしばらくは様子を見るとしよう!