昨日の訪問看護師から、「妻が『呼んでも起きてくれない!』と言っています。」と聞かされた。私は、内心、「えーー、眠ってしまって聞こえないのだから、しょうがないだろう!」と思ったが、いや待てよ、苦しい時に、呼んでも起きてくれなかったら、不安定になるだろうなぁと思い直し、「これは、何とか対策を考えなくてはいけないなぁ」と思い始めた。 以前、妻は、グーグルホームを使って、アラームを鳴らしたり、アイフォンを使って、私の携帯や家の電話に電話を掛けて、私を起こしていたが、今は、声が良く出なくなってきたので、それもできなくなってしまった。
病院にいる時には、ナースコールを鳴らすときに、センサーに息を吹きかけて、ナースコールのスイッチを入れるという方法を使っていた。この方法はまだ使えるだろうが、病院から息を吹きかけて動作するスイッチを借りられれば、問題は解決するかもしれない。ただし、家にナースコールの装置を設置することは難しいから、音源をどうするかという問題がある。
そこで、音源を探すことにして、家の中で音源になりそうなものはないかと探してみた。そこで、思いついたのが、目覚まし時計だ。もう20年くらい経過している目覚まし時計、セットした時刻になると、色々な鳥の鳴き声で知らせるという代物だ。その時計に、でもスイッチがあり、それを押すと、鳴り出す。このスイッチを改良すれば、センサースイッチで作動するようになるかも知れないと思い、目覚まし時計を分解、配線を確かめてみた。これは、何とかなりそうだと思う。
ところで、息を吹きかけてセンサースイッチを作動させるといっても、幾ら体が動かないといっても、多少は、頭の角度等が動いてしまい、上手に息を吹きかけることができるか?また、苦しい時に息を吹きかけるというのちょっと難儀な話だ。
私が起きている時には、妻の呼吸している様子に変化があると、近づいて行って、妻の要求に対応していることに改めて気づいた。そして、様子の変化とは、主に呼吸が荒くなって、唸るような声を立てているときだ。これに気づいた私は、インターネットで音声スイッチを探してみた。そうしたら、そういう装置があることが分かった。ただし、その装置で、うまく作動させることができるかどうか、ネット上の情報だけでは分からない。そこで、今日、その会社に電話してみるということにして、私は、眠りについた。
そんなこんなで、昨日一日、頭をフル回転させて、色々と模索した一日でした。これから先、どうなるか、電話の結果等はまた書くことにします。