今日も、朝が来た!静かすぎる。まずは、ベランダに出て、一服。そして、改めて妻の様子を見る。静かだ。恐れを感じながら、妻の腹のあたりをじっと見る。ゆっくりと布団が膨らみ、そして、萎んでいく。そこで、ほっと一息。ああ、無事に夜が明けたんだと思う。寝ている間に黙って逝ってしまう、それは、ちょっと悲しすぎるだろう・・・
今日、明日で、次男が埼玉に引っ越してくる。そうしたら、すぐにでもやって来るだろう。長男も明日には来ると連絡が来ている。それまでは、それまではこのままでいて欲しい。
最後の別れ?全く考えれないものだし、ずっとずっと、これから先も受け入れがたいことだ。でも、もし、そうなってしまったら、仕方ないことなのだと、その時、思うしかないのだ。矛盾しているのは分かっている。頭の中、支離滅裂、ただただ混乱しているだけだ。
私も同様なのだが、何を思い?どう感じるか?どのように心に問いかけ?どのように心の中を納めていくか?そんなこと分からないけど、それはそれは長い時間が必要ことなんだろう。すべては時だ、時がそこにある・・・・