
調べてみると、圧電素子については、ピエール・キューリ-(キューリー夫人の夫、ノーベル賞物理学者)と兄ジャック・キューリー兄弟が19世紀に既に発見していた。
そして、今や私たちの身の回りにあるものの多くに使われている。例を挙げると、イヤフォン、インクジェットプリンター、電動歯磨き、スピーカー等々、数え上げて行ったら限がない。愛煙家の私がコンビニで買ってくる100円ライターにまで使われているというから驚きだ。
圧電素子に力を加えると発電し、圧電素子に電圧を掛けると変形したり、振動したいするというのだ。電圧を掛けて振動させたり、圧力を掛けて発電したり、有りあらゆるものに応用され、使われているという。こんな簡単なこと全く知らずに60年以上も生きてきたかと思うと、NHKのチコちゃんに大声で「ボーと生きてんじゃねーよ!」と叱られそうだ。
こんなことに驚いているうちに、時がどんどん経ってしまった。妻にピエゾニューマティックセンサスイッチを付けて、意思表示を可能にするという試みの方は、まだ一向に進んでいない。今日中には何とかしないと、今度は、主治医に「いつまで掛かるんだ、私が届けてやったのに!何しているんだ!」と叱られそうだ。今日こそ、頑張るぞ!