
私の睡眠不足も頂点に達し、ちょっと腰を伸ばそうと横になったら、すぐに私は寝入ってしまったようで、目が覚めたのは午前4時頃だった。妻を見ると、うーうーという声を発し、寝入っている様子は見られない。ひょっとしてずっとこうしていたのかも知れないと思う。腕を軽くさすると、声が止まり、静かになるのだが、手を離すと、また、声を出し始める。座薬を入れて、約4時間しか経っておらず、座薬を入れるわけにもいかない。一時間程、そうしていたが、妻の様子は一向に変わらず、午前5時を過ぎ、午前6時近くに、また座薬を入れる。
これはもう最悪、私はゆっくりする暇もない。本当に困ったもんだ。
ずっと付きっ切りにそばに居ても眠れないだろうが、ほったらかしにして置いたら、ますます声が大きくなり、苦しい様子を見せる。席を離れるタイミングが非常に微妙なのだ。今は、ようやく唸り声が消え、静かにしている。しばらくそうっとしておこう。
妻の睡眠パターンと私の睡眠パターンが一緒ならば、私も睡眠時間を確保できるだろうが、なかなかそうはならないのが現実だ。ただ、幸い私は、3,4時間ぐっすり眠れれば、何とか大丈夫、それ以上、だらだらと寝ていたら、却って頭がぼうっとしてしまう。かなり変則的な睡眠パターンなのだ。