北海道、佐呂間町では竜巻で9人死亡、21人怪我。日本各地で強風被害が相次いだ。山陰でも、瞬間風速30メートル以上の強風が吹いていた。新潟では34.7メートル、巨大クレーンが倒れた。山陰線は倒木で、朝から列車ダイヤが大幅に乱れた。私がJR出雲駅から帰る時、ホームの電光看板は全て「調整中」の表示。ダイヤなし。とにかく、着いた列車に乗り込んだ。
辰也と、コンビニで、お茶と、おにぎりを買い込み、釣りに出かけた。朝6時半、加賀の潜戸鼻の灯台から下を見ると、波が高く釣りづらい。潜戸鼻では竿を出さず、佐波へ回った。佐波の堤防から沖の方へ出るため、岩を登り、山に登った。まるで獣道。誰が張ってくれたのか分からないが、太いロープが獣道伝いに張ってあった。途中下を見ると、足が竦むような岩場。クラクラするようだ。無事岩場に到着。そこで、荷物を下ろし、竿を出した。左右の岩場でも沢山人が釣っていた。
竿を出し、海面を見ていると、浮きが、海面に消えた。大きく竿をあわせる。竿が、半円に曲がる。リールを巻くと、手元に魚の動きが伝わってくる。どんな魚か、海面に姿を見せるまで、ドキドキ。姿を見せたのは大きいフグ。辰也に「お父さん、持って帰ったら?」とからかわれた。本日の釣果は、コメサ(グレの子)、すずめ鯛、小鯛、アジ、フグ、ベラの大きいの、全てリリース。
11月3日からの連休に備え、忙しくなって来た。朝6時過ぎ、暗いうちに出かけ、夜22時過ぎ帰宅。その間、石見空港へ2往復。下道オンリー。700キロ弱の移動。まだ、余力が残っている。益田から出雲まで、日本海に沿いに、外国の電波が強く、国内のラジオ放送が聴けないのが残念。