Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

家庭菜園作業

2023年01月30日 15時52分42秒 | 家庭菜園

 今日は、家庭菜園に行ってきました。

 といっても、今の時期は、特にこれといった作業もありません。

 ほうれん草やチンゲンサイ等の葉物野菜は先日収穫してきたばかりで、まだ食べ終わっていませんので、今日は、葉物野菜の収穫はせず、ブロッコリーを3個ほど収穫するだけの作業にしました。あとは、畑の状況を見てきたというところです。

 

 

寒さで少し茶色に変色しているブロッコリー

 

 

寒さにもめげず元気なブロッコリー

 

 

順調に生育しているサヤエンドウ


信長、鉄砲で君臨する

2023年01月23日 14時50分41秒 | 読書

 「信長、鉄砲で君臨する」(門井慶喜著 祥伝社 令和4年2月20日初版第1刷発行)を読みました。

 

 

 この本は、鉄砲伝来から普及までを、織田信長に絡めて書いたものでした。特に、鉄砲が伝来した頃の状況が詳しく書いてありました。

 鉄砲は、ポルトガルの商人が乗った中国のジャンク船が種子島に漂着し、そのポルトガルの商人から伝えられたということになっていますが、この本では、正規の来航ではないので、漂着という体裁をとったものだとしています。この島へ初めて来る船は、正式な停泊許可をもらうのが面倒なため、その手間を省くために、ときどきそのような手を使っていたということなんですね。

 それはともかく、そのポルトガルの商人から、種子島の領主の種子島時尭(ときたか)は2丁の鉄砲を買い求めます。

 しかし、鉄砲が非常に高額だったため、種子島時尭はその追加の購入を諦め、製造することを家臣に命じます。

 そんなことで、2丁の内の1丁は製造の見本とするために島内に残しますが、もう1丁は種子島に来訪していた本土の紀伊国の根来寺の僧に贈呈しています。

 間もなく、種子島ではその製造に成功し、その技法は根来寺にも伝わっていきます。

 そうして、鉄砲は、急速に、種子島では勿論のこと、根来寺、国友村、堺などの各地で作られるようになっていったとのことです。

 そうした状況のなか、信長は、早くから鉄砲に目をつけ、当初は、多くを根来寺から買い付けていたということです。

 こうして、鉄砲は国内で作られるようにはなりましたが、その普及には問題がありました。

 それは、火薬の問題でした。火薬は、木炭、硫黄、硝石の3種を混合させて作るわけですが、硝石は国内では産出しないので輸入しなければならなかったからです。鉄砲は、火薬が無ければ、弾丸も出ませんから、玩具も同然ですものね。

 その点、交易も手がける堺が有利になってきます。鉄砲の製造元にもなった堺は、硝石の独占的な輸入ルートも確保するようになり、鉄砲とセットで高額で売ることが出来るようになったわけですね。

 堺は、信長が堺を支配する条件として(信長が求める矢銭を支払う代償として)、信長が鉄砲を火薬とセットで堺から独占的に買い求めることを要求し、信長はそれを認めます。

 そうして、堺は、信長に大量の鉄砲と火薬を売ることによってますます裕福となり、信長は大量の鉄砲と火薬を手に入れることによってますます強くなっていったわけですね。

 そのようなことで、鉄砲はますます普及していきますが、信長は、本能寺に於いて、鉄砲の名手でもあった明智光秀が率いる鉄砲隊によって滅ぼされてしまうわけですね。

 本書は、以上のような流れを詳細に書いていました。特に、鉄砲が種子島に伝来した頃の状況が詳しく書かれていました。


伊万里 色絵 椿・蝶文 蓋付碗

2023年01月17日 15時02分30秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 色絵 椿・蝶文 蓋付碗」の紹介です。

 これも、一昨日、我が家の近くで行われている骨董市で買ったものです。

 どういうわけか、伊万里の蓋付碗は人気がないんですよね。

 まっ、蓋付碗というものは、いかにも飯茶碗という感じで、あまりにもありふれた形ですし、古さを伴っていても、どうしても骨董品とか古美術品という趣きが感じられず、まさに「食器」という風体だからでしょうか、、、?

 そんな中で、この蓋付碗に描かれた文様は、なかなか秀逸で、一般の蓋付碗には無い、骨董品とか古美術品という風格を漂わせていました(^-^*) そして、この蓋付碗を、「食器」というイメージを超えた存在にしていました(^-^*)

 そんなことから、私も、蓋付碗にはそれほど興味が無いのですが、この蓋付碗に描かれた文様が気に入って買ったわけです。

 是非、その飯茶碗ばなれをした文様を鑑賞してやってください(^-^*)

 

 

伊万里 色絵 椿・蝶文 蓋付碗 

 

立面(正面と仮定)

椿が器面いっぱいに描かれています。

 

 

立面(正面から右に90度回転させた面)

 

 

立面(正面の反対面)

蝶が2頭描かれています。蓋にも同じく2頭描かれています。

 

 

立面(正面から左に90度回転させた面)

 

 

蓋を外したところ

 

 

本体を伏せ、蓋を裏返したところ

 

 

上から見たところ

上の写真の蓋の上部(時計の針の12時の方角)に疵のようなものが見られます。

 

 

蓋にある疵のような部分の拡大写真

ソゲ疵を接着剤のような物で補修したように見えます。

そして、その部分は、経年劣化で黄ばんでいるように見えます。

 

 

 そこで、私が、その部分に水彩絵具で彩色してみました。

 それが次の写真です。

 

 

 その結果を、再度、上から写真で撮ってみました。

 その写真は次のとおりですが、補修以前とあまり変わらないようですね。むしろ、以前よりも目だってしまって逆効果かもしれません(><) まっ、水彩絵具で彩色しただけですから、何時でも元に戻せますけれども、せっかく補修したところですので、当分はこのままにしておきたいと思います(~_~;)

 

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代後期

サ イ ズ : 口径11.5cm  高さ(蓋共)7.7cm  底径4.5cm  


染付 岩松波文 小皿

2023年01月16日 14時48分37秒 | 古伊万里

 今回は、「染付 岩松波文 小皿」の紹介です。

 昨日、骨董市で、伊万里の染付の小皿を買ったわけですが、それの紹介となります。

 ところで、この小皿には、岩礁に松が生え、その岩礁には強い波が打ち寄せられて波頭をなしているという、ごく普通の日本の海岸に見られるような光景が切り取られたように描かれています。

 

 

 

 これを見て、「随分と陳腐な文様だな~」、「よく古伊万里に描かれる文様だよな~」と思ったところです。

 でも、まっ、「こんな典型的な文様を描いた伊万里は、これまた、典型的な古伊万里と言えるかもしれないな」とも思ったところでもあります。

 それで、珍品というようなものではないけれども、典型的な古伊万里の例と言えるだろうから、そんな観点から、参考品となるだろうと思って買ったわけです。

 そこで、この小皿を紹介するに当り、このような文様の古伊万里を、普通、図録等ではどのような名称で紹介しているのだろうかと思い、「柴田コレククション総目録」で調べてみました。

 そうしましたら、意外なことに、「岩」と「松」と「波」の三つだけの組み合わせの文様のものはないのですね(><)

 「柴田コレククション総目録」の中では、「岩草花文」とか「岩花木文」、或いは「岩松釣人物文」とか「岩松鳥文」というようなものはありますが、「岩」と「松」と「波」の三つだけの組み合わせの文様のものはないのですね(~_~;)

 これは意外でした。もっとも、それ以外の図録等には載っているのかもしれませんが、、、。

 そんなことから、この小皿の名称は、「柴田コレククション総目録」を参考として、「染付 岩松波文 小皿」としました。

 ご覧のように、この小皿には、日本の海岸の何処にでも見られるような、ごくごく普通の光景が描かれています。

 また、裏面も、唐草繋ぎ文となっていて、これまた、ごくごく普通の古伊万里に見られる典型的な文様となっています。

 

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代中期

サ イ ズ : 口径13.8~14.0cm  底径9.1~9.2cm

 

付記 2022年8月27日に紹介した「染付 松岩波文 小皿」と同手

 

 

 


追 記(令和5年11月29日)

 今、このブログの過去の記事を少々調べていましたら、「あれっ!」という記事を発見しました。

 この記事の前に、既に、これとそっくりな古伊万里を紹介している記事を発見したのです!

 それは、2022年8月27日に紹介した「染付 松岩波文 小皿」に関する記事です!

 この2022年8月27日に紹介した「染付 松岩波文 小皿」を購入した日は2022年8月21日で、ここ2023年1月16日に紹介した「染付 岩松波文 小皿」を購入した日は2023年1月15日ですから、その間、たったの5ヶ月弱なんですよね。

 ところが、ここ2023年1月16日の「染付 岩松波文 小皿」の紹介では、2022年8月27日に紹介した「染付 松岩波文 小皿」のことなど全く忘れて紹介しているんですよね(~_~;) たったの5ヶ月弱しか経過していないのにです、、、(~_~;) その記憶力の低下には愕然としました(><)

 ですので、2022年8月27日に紹介した「染付 松岩波文 小皿」と、ここ2023年1月16日に紹介している「染付 岩松波文 小皿」とは、両者は、非常に似てはいますが、別物であることを付記いたします。


骨董市

2023年01月15日 18時15分35秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、定例の、月に1回の骨董市と古美術品交換会の日でした。

 しかし、所用があり、遠くにある古美術品交換会会場にまでは行くことが出来ませんでしたので、我が家の近くで開かれている骨董市だけに行ってきました。

 幸い、今日は、天気は崩れてはいましたものの、雨にまではならずに曇りでしたので、野外で開かれる骨董市も開催されていました。

 それに、それほど寒くもなかったですし、次なる古美術品交換会会場にも行く必要もなかったものですから、寒い思いもせずに、また、ゆっくりと骨董市を楽しむことが出来ました(^_^)

 それで、のんびりと会場内を散策し、その結果、「伊万里 染付 松・岩礁・波頭文 小皿」(江戸時代中期)と「伊万里 色絵 椿・蝶文 蓋茶碗」(江戸時代後期)の2点をゲットしました(^-^*)

 この2点につきましては、明日以降に紹介いたします。