Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

カラオケ

2023年07月30日 19時07分51秒 | その他の日記

 今日は、久しぶりにカラオケをしてきました。時間的には、13時半から17時まででした。

 コロナ感染を考慮し、ここのとこ3年ほどカラオケをしに行ってなかったのですが、コロナも随分と収まってきましたので、行ってきたわけです。

 町内の老人会のカラオケ部会としては、コロナ感染がまだ活発だった時でも、細々とは続けられてはいたのですが、私個人としては、敬遠して出席していなかったわけです(~_~;)

 コロナワクチンの第6回目の接種も済ませましたので、解禁としたわけです(^_^)

 久しぶりに歌うものですから、声が出るかどうかの心配もありましたが、何とか歌えました(^-^*)

 これからも、引き続き、歌いに行こうと思います(^_^)

 


野菜の収穫

2023年07月28日 15時14分56秒 | 家庭菜園

 前回、家庭菜園に赴いて雑草取りや野菜の収穫をしてきたのが7月23日(日)ですから、それから5日が経過しています。

 この時分ですと、キュウリなど3日も経つと大きくなりすぎますので、そろそろ行って採ってこなければとは思っていたのですが、なにせ、この暑さですものね、とても行く気になれずにいましたが、今日は、勇を決して行ってきました。

 でも、今日は、雑草取りはせず、単に、野菜の収穫だけに目的を定めて行って来ました。

 それで、採ってきた野菜というものは次の写真のとおりです。

 

 

上:万願寺唐辛子と伏見甘長(同じようなものなので混ぜてあります)

中(左):キュウリ   中(右):ピーマンと黄色ズッキーニ

下(左):ナス  下(中):オクラ  下(右):トマト

 

 

 一番心配したのがキュウリだったのですが、それほどの数が生っておらず、また、大きくもなっていませんでした。昨年までですと、5日も放置しておいたものなら、数多く生り、また、巨大に生長してしまったのですが、今日はそれほどでもありませんでした。ここのところ雨も降りませんし、酷暑ですから、キュウリも生長できなかったようです。

 大きくなりすぎたものはオクラだけでした。また、インゲン豆は、雨も降らない高温だったためか、ぜんぜん生長しておらず、全く収穫出来ませんでした(~_~;)


「ヒトは食べられて進化した」

2023年07月27日 19時47分46秒 | 読書

 「ヒトは食べられて進化した」(ドナ・ハート&ロバート・W・サスマン著 伊藤伸子訳 化学同人 2007年7月1日第1刷発行)を読みました。

 

 

 この本は、先日、gooブログで「今日のころころこころ」を書いておられる「うさぎ」さんが紹介していたものですが、私も、面白そうだな~と思いましたので、図書館から借りてきて読んだものです。

 私は、漫画「はじめ人間ギャートルズ」の影響を受けてか、人類の祖先は「狩猟生活者」だったというイメージを抱いていました。

 もっとも、このことは、この本の末尾の「解説」の中に、「本書の題名を見てすぐ頭に浮かんだのは、Man the Hunter(人間ー狩りをする者)という本のことである。1968年に刊行されたこの本は、二十世紀中盤に行われた狩猟採集民に関する研究の集大成で、それまでの人間観をひっくりかえすほどの影響力をもっていた。」 と書かれていますので、私にとっても、漫画「はじめ人間ギャートルズ」よりも「Man the Hunter(人間ー狩りをする者)」という本の影響のほうが大きかったのでしょう。

 ところが、この本では、その題名から分かりますように、人類の祖先は、実は、1文字違う「Man the Hunted(人間ー狩られる者)」だったと再定義されるべきだと主張しているわけです。

 そして、「筆者が人類進化に関してよりどころとするのは、ただ二つの情報源、化石証拠と現生霊長類だけである。この二つをもとに、先史時代の人類に対する見方をがらりと変えてしまうような説を論証していくつもりだ。(P.13)」として、豊富な化石証拠と多くの現生霊長類に関する観察記録を基に、その論拠を展開しています。

 なお、この本の「はしがき」には、次のようなことが書かれていました。

 

「最後に一つ、本書でとくに確認しておきたいことがある。われわれ人類は大量殺戮をするような生まれついての殺し屋ではない。よくない行いをしたり、悪意のあるふるまいや残虐な行為に走ることはままある。だがそれは自らが判断を下してそうしたのであり、二足歩行をする霊長類という進化上の身分ゆえに生じた行動ではない。これははっきり言い切れる。・・・(xvii)」

 

 この本を読み、「われわれ人類は大量殺戮をするような生まれついての殺し屋ではない。」ことに思いを致し、今行われているウクライナ戦争が、平和りに速やかに終結されることを祈るものです。


コロナワクチン第6回目接種

2023年07月26日 11時30分35秒 | その他の日記

 昨日の午前中、コロナワクチンの第6回目の接種を済ませてきました。

 コロナワクチンの接種も、以前のような、「打たなくちゃ!」というような切実感がなくなってきましたけれど、私の場合、これまでの5回とも、接種しても、ほとんど副反応がありませんでしたし、まだ無料でもあるしで、接種することにしたわけです。

 私は、これまでの5回とも、全て集団接種会場で接種してきましたが、今回は、集団接種会場も閉鎖されましたので、近くの指定された個人の医院に予約して済ませてきました。

 このように、集団接種会場が閉鎖されるなど、往時のフィーバー振り(?)はなくなりましたね。また、指定された個人の医院に接種に訪れた者も少なく、閑散としていました。1回目、2回目頃のフィーバー振り(?)は何だったのか、の思いです(><)

 それはともかく、接種後の副反応ですが、案の定、これまで同様、ほとんど何の反応も無い状態が続いております。昨日の接種から24時間以上が経過していますので、多分、このまま通過してしまうものと思われます。


染付 桜唐草文 中皿

2023年07月25日 15時41分33秒 | 古伊万里

 今回は、「染付 桜唐草文 中皿」の紹介です。

 この中皿は、先日の、7月20日(木)の古美品交換会で競り落としてきたものです。

 なお、この中皿の名称につきましては、7月20日(木)付けの「古美品交換会」の記事の中では「染付 桜文 中皿」として紹介しましたが、その後、図録等で調べてみましたら、この手のものを「染付 桜唐草文 中皿」としている場合が多いようですので、この中皿につきましても、それに倣い、「染付 桜文 中皿」ではなく、「染付 桜唐草文 中皿」として紹介したいと思います。

 また、この中皿の製作年代につきましても、7月20日(木)付けの「古美品交換会」の記事の中では、「江戸時代中期の終り頃~後期の初め頃」として紹介しましたが、やはり、その後に調べた図録等では「江戸時代中期」としている場合が多いようですので、この件につきましても、それに倣い、「江戸時代中期」として紹介したいと思います。

 ところで、この中皿の入手に際しましては、ちょとした出来事がありましたので、まずは、そのことから紹介したいと思います。

 ご存知の方もおられるかとは思いますが、競り市では、競りにかけられる商品は、事前に、大きなお盆のようなものの中に乗せられ、ぐるっと、参加者全員の前を通過するようになっていて、その際、参加者は、その商品をじっくりとチェックするという仕組みになています。

 私は、その際、この中皿の口縁には5mm程のソゲ疵が1か所あることを知りました。そんなものですから、この中皿は疵物ですので、それほど高くはないだろう、2,000円~3,000円程度のものだろうと値踏みしたわけです。まっ、3,000円程度までなら競り落としてもいいかなと思ったわけです。

 ところが、この中皿は、いざ競りにかけられましたら、発句が4,000円でした。

 しかし、競り人が「4,000円」と発句を告げましても、誰も槍を入れません。シーンと静まりかえったままでした。この皿に興味を抱いていた参加者は、この皿が疵物であることを知っていたからですね。競り人が、疵を見逃したのかもしれません。確かに、この中皿の口縁のソゲ疵は、よ~く見ないと気付きにくいような存在でしたから、、。疵物なのに発句が高すぎるな~と思った方が多かったのでしょう。

 それで、私は、競り人に、「この皿には疵があるんですけど、、、」と言ったのです。

 そうしましたら、競り人は、「ん? そうだった。どこに、、」ということで、この中皿をよ~く点検し、「あっ、これね」と、ようやく気付いたようです。

 やはり、この皿の口縁に疵があることに気付かないで発句を発したようですね。それで、競り人は、「じゃ、1,500円か」と発句を修正しました。

 そこで、私は、すかさず、「2,000円!」の槍を入れました。

 それに対して、その後、私の槍を越える槍を出す者はおらず、目出度く私が落札者となりました(^_^) 私の気合い勝ちというところでしょうか(^-^*)

 結局、最初の発句の半値の、私の値踏みに近い額の、2,000円で手に入れることが出来たわけです(^-^*)

 ということで、前置きが長くなりましたが、次に、その「染付 桜唐草文 中皿」を紹介いたします。

 

 

漂泊前の表面

 

 

 ご覧のように、この中皿には、上の写真の下部に、時計の針で示しますと口縁の6時の方角に約5mm程のソゲ疵が1か所あります。ただ、よ~く見ないと気付かないほどです。

 なお、そのソゲ疵部分を拡大した写真は、次のとおりです。

 

ソゲ疵部分を拡大した写真

 

 

 そこで、私は、何時ものとおり、さっそく、この中皿を漂白剤の中に入れ、綺麗にする作業にとりかかりました。

 漂白後の写真は、次のとおりです。

 

 

漂白後の表面

 

 

 ところが、上の写真からも分かりますように、漂白して綺麗にしましたら、このソゲ疵は、余計に目立つようになったように感じます(~_~;) これじゃ、ソゲ疵部分を補修しなければなりませんね。

 また、漂白してみましたら、「漂白前の表面」の写真上部の花びらの左上に見られた汚れが消えていることに気付きました。私は、この部分は、焼成時の降り物に更に汚れが付着したものだろうから、その汚れは、それほど綺麗には落ちないだろうと思っていましたので、予想外れでした。この部分は釉剥げになっていて、そこに汚れが付着していただけなので綺麗になったようですね(^_^)

 また、同じく、「漂白前の表面」の写真の口縁の、時計の針で示しますと3時の方角に黒くポチッとしたものが見られますが、それは、小さな降り物なのかなと思っていたのですが、それが消え、代わりにノミホツが現われてきました(~_~;) これは、小さいとはいえ疵ですね(><) でも、この程度の小さな疵は無視することとし、補修はしないことにしました。

 以上の、花びら部分の汚れが消えた状態、ノミホツが出現した状態の拡大写真は、次のとおりです。

 

 

花びらの左上の汚れが消え、口縁(上の写真では右下)にノミホツが出現した写真

 

 

 ということで、全体を漂白して綺麗にし、口縁にあった5mm程のソゲ疵に補修を施したわけですが、それらの作業を行った後の中皿の写真は次のとおりです。

 

 

 

染付 桜唐草文 中皿

 

表面

 

 

補修したソゲ疵部分を拡大した写真

 

 

側面

 

 

裏面

 

 

裏面の一部を拡大した写真

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代中期

サ イ ズ : 口径19.9cm  高さ3.0cm  底径12.1cm