Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

家庭菜園作業

2022年05月31日 11時55分19秒 | 家庭菜園

 昨日は、家庭菜園作業をしてきました。

 ここのところ、時々、家庭菜園に行ってはいますが、その作業内容は、サヤエンドウ等の採取や夏野菜の苗植えなどが中心でした。

 しかし、気温が高くなるにしたがい、雑草も生長してきて、家庭菜園は、雑草に覆われてきました(><)

 そこで、昨日は、雑草取りを中心とすることにして家庭菜園に出向いたわけです。

 早めの昼食を摂り、午後、早々に出かけました。

 お陰で、随分と綺麗にはなりましたが、全部は取り切れませんでした(><) 少々、残ってしまいました(><)

 残りの草取りは、近日中に実施することにして、疲れきらない前に、早めに切り上げました。どうも、最近では、加齢とともに頑張りが利かなくなりました(~_~;)

 今日は雨なので行けません。明日は、町内会の役員会とかで、これまた行けません。明後日にでも、その続きをしようと思います。


茨城県近代美術館

2022年05月27日 10時25分58秒 | 小旅行・美術館訪問

 昨日は、茨城県近代美術館に行ってきました。

 私は、現在、茨城県近代美術館に、伊藤若冲の絵が何点か飾られていることは新聞記事で知っていましたが、昨日、妻が、知人から「今、茨城県近代美術館で『伊藤若冲展』をやっていますよ!」ということを聞いてきて、行ってみたいようなことを言ったものですから、さっそく、午後、行ってみたわけです。

 私は、今回の展観が、『伊藤若冲展』というほどのものではなく、伊藤若冲の絵が何点か飾られているにすぎないとの先入感がありましたので、それほど気は進まなかったのですが、閑ですし、茨城県近代美術館にもしばらく行ってなかったものですから、しぶしぶ重い腰をあげたという次第です(~_~;)

 でも、行ってみて、なかなかよかったな~と思いました(^_^)

 かなり、充実した内容でした(^-^*)

 展観の名称は「若冲と京(みやこ)の美術──京都 細見コレクションの精華──」というものでした。

 若冲の絵(屏風なども含む)は15点ほど飾られていましたし、千利休、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、池大雅のものなども観ることが出来ました(^_^)

 また、幻といわれる岩佐又兵衛のものでは、『歌仙絵色紙「源順」』と『源氏物語図屏風「総角」』の2点を観ることもできました(^-^*)

 


戦国の鬼 森 武蔵

2022年05月25日 09時48分50秒 | 読書

 「戦国の鬼 森 武蔵」(鈴木 輝一郎著 平成19年10月30日第1刷発行)を読みました。

 

 

 「森 武蔵」といっても、知らない人のほうが多いですよね。でも、織田信長とともに本能寺で戦死した「森 蘭丸」のことなら知っているという人は多いのではないかと思います。

 実は、この「森 武蔵」という武将は、「森 蘭丸」の実の兄にあたります。

 でも、この本によりますと、「江戸期での一般認識としては実弟・森蘭丸よりも、「鬼武蔵」森長可の武名のほうがはるかに高かった」(P.444)とのことです。

 それはさておき、この本は、その「鬼武蔵」こと「森 長可(もり ながよし)」の生涯の物語です。

 なお、この本の概要は、この本の裏表紙に、次のように書いてありました。

 

 

「信長が息子を託した男──森蘭丸の実兄にして織田信忠の重臣・森武蔵長可(ながよし)。

 伊勢長嶋を初陣に、信忠を補佐して甲斐・信濃の名門武田家を制圧し、信忠を信長の後継者にのしあげた、絶世の美男子ながら苛烈ないくさぶりの武将。

 本能寺の変で無政府状態となった東美濃。混乱に乗じて襲いかかる、かつての部下や同僚たち。つかの間の安息に身をまかせるも、小牧・長久手で散った。

 信長──秀吉の転換期に生き、血の涙を流してたたかい、「鬼」と恐れられた悲運の武将の生涯の物語。」

 

 

 なお、この本は、単に、一人の武将の生涯の物語ではなく、現代に生きる「あなたのための物語」でもあると、「あとがき」に書かれていたことが印象的でした。

 そこで、次に、そのことが書かれていた「あとがき」の一部を紹介し、この本の紹介とさせていただきます。

 

 

          あとがき

 本書は「鬼武蔵」こと森武蔵守長可(ながよし)の物語である。織田信長の後継者の地位が約束された、岐阜中将織田信忠の重臣中の重臣であった。

 戦国武将には「鬼柴田(柴田勝家)」「鬼半蔵(服部半蔵)」のように、二つ名に「鬼」を持つ猛将は多い。

 だが、森長可が「鬼」と呼ばれたのは、苛烈な戦いぶりもさることながら、普通の武将が嫌う、老人や女子供などの非戦闘員殺しや人質狩りを、率先して行ったことによる。

 周知の通り、織田信忠は信長の後継者の地位が確定してほどなく、本能寺の変で信長とともに斃れた。これにより、織田の版図の辺境は大混乱に陥った。

 鬼武蔵・森長可は信州川中島を与えられていたが、本能寺の変を知るや、ただちに放棄して生誕地の東美濃に帰還した。

 けれども東美濃は、羽柴秀吉と柴田勝家による中央の権力争いからは遠い地であった。昨日まで味方としてともに戦った東美濃近在の諸将との、熾烈な私闘が待っていた。

 大企業の創業社長の二代目社長の補佐役を約束されていたのに会社が倒産し、いわゆる整理屋や債権者が押しかけ、コンプライアンスもへったくれもなく食いちらかすなか、「人でなし」と呼ばれてでも生き抜く、といえばわかっていただけるだろうか。

 本書の主人公、鬼武蔵・森武蔵守長可は、その残酷さゆえに他人事だと思われるかもしれない。

 だが、あらためてご自身をかえりみていただきたい。この物語は歴史上の人物を扱っているが、「鬼武蔵」のメンタリティは時代を超えている。

 本書は過去の話ではない。

 家族と、家臣団(社員、と読みかえてもいい)を誰よりも愛し、まもるために、自分の倫理を捨てた男の物語である。

 あなたは、誰かをまもるために鬼になれるか。「なれる」と断言できる人はすくないだろう。けれども、迷う人はすくなくあるまい。そんな、あなたのための物語なのだ。

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サヤエンドウの収穫など

2022年05月19日 12時57分34秒 | 家庭菜園

 先日の5月14日(土)、サヤエンドウとスナップエンドウの収穫をしてきたところですが、それから4日が経過した昨日の18日(水)にもサヤエンドウとスナップエンドウの収穫をしてきました(^_^)

 サヤエンドウやスナップエンドウは、実りだしますとどんどん実り、長らく放置しておきますと大きく硬くなってしまいますので、それほど期間を空けずに収穫する必要があるからです。

 もっとも、先日の5月14日(土)に収穫したほどの量は採れませんでしたが、それでも、結構な量が採れました(^-^*)

 ついでに、ノラボウナ、春菊、菜花、ワサビ菜、小松菜、チンゲンサイの花芽の収穫時期も終り、それらに花が咲き、ボサボサになっていて汚らしくなっていましたので、それらを引き抜き、畑の隅に積み重ねました。それらは、堆肥にするわけです。

 なお、ノラボウナ、春菊、菜花、ワサビ菜の一部は、種を採るために、少し残しました。


骨董市

2022年05月15日 15時19分51秒 | 骨董市など

 今日は第3日曜日なので、私にとっては、月に1回の、定例の骨董市と古美術品交換会の日でした。

 ところが、今年度は町内会の役員となってしまい、町内会の所用と重なる日が生じるようになってしまいましたので、そんな日は、骨董市や古美術品交換会には行けなくなってしまいました(><)

 特に先月は年度初めの月でもありましたので、町内会の所用が多く、先月の第3日曜日には、骨董市と古美術品交換会の両方に行けなくなってしまいました(><)

 でも、今日は、なんとか、午前中、町内会の所用が済んでから家の近くの骨董市には行くことができました(^_^) でも、遠方にある古美術品交換会会場にまでは行けませんでした(><)

 そんなことで、今日は、家の近くの骨董市に行ってきたわけです。

 ところで、今日は、何時もよりも遅い時間帯に行ったわけですが、何時もよりは若干様相が違う印象を受けました。

 何時もよりも、若い女性が多かったように感じたわけです。早い時間帯には、比較的に年齢の高い人が、しかも男性が多いように感じました。

 最近の骨董市には、それほど早い時間帯には繰り出さないようになってきたのかもしれません。若い女性が、レジャーを兼ねて、のんびりとゆったりした時間帯に繰り出すようになってきたのかもしれません。

 それはともかく、「久しぶりに骨董市に赴いたのだから、記念に、何か1点でも古伊万里を連れ帰りたいものだな~」と思って骨董市会場内を見てまわっていたのですが、運良く、1点だけ、連れ帰ることができました(^_^) それは、「伊万里 染付 蛸唐草文 灰吹き(灰落し)」です。

 もっとも、これは磁器なのだから、金属の煙管をこの磁器である器の口縁にコンコンと当てるのは使用方としては不適切なのではないだろうか、「灰吹き(灰落し)」ではなく、「煙草(刻み煙草)入れ」なのではないだろうかとの見解もあるようです。この器の本来の使用方が何なのか、私には分りかねますが、一般的にはこれを「灰吹き(灰落し)」としているようですので、ここでも、一応、「灰吹き(灰落し)」とさせていただきます(~_~;)

 なお、この器につきましたは、その大きさに特徴があります。このように小振りの「灰吹き(灰落し)」は珍しいのではないかと思います。蓋を取り去った本体だけで、ちょうど、覗き猪口として使える大きさなんですね(^-^*) それに、「灰吹き(灰落し)」の場合は、本体の口縁に釉薬が塗られていない場合が多いのですが、この器の場合には釉薬が掛かっていますので、猪口として使用した場合に、唇にザラザラした違和感を感じないですむんです(^-^*)

 

 

伊万里 染付 蛸唐草文 灰吹き(灰落し)

 

立面

 

 

蓋を外し、蓋を裏返したところ

上の写真の本体の口縁の下方に見えるのは疵ですが、上の写真の本体の口縁の時計

の針の10時の方角に見える若干の凹み部分は窯疵であって、疵ではありません。

 

 

本体の口縁の疵部分の写真

本体の口縁に疵があるのが残念です(~_~;)

 

 

蓋を外し、本体を裏返したところ

 

 

蓋の表面

 

 

蓋の裏面

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代後期

サ イ ズ : 高さ7.4cm(蓋共);5.9cm(本体のみ)  口径5.5cm   底径4.1cm