今日は、私にとって、毎月の定例の骨董市と古美術品交換会の日でした。
今日も天気好しで、五月の爽やかさの中、先ずは骨董市へ!
ぶらぶらしていましたら、ノコギリを発見!
私は、どうも、ノコギリが好きなのか、見かけると、ついつい、買いたくなってしまうようで、ノコギリ(骨董市なんですが、物は新品です)をゲットしまし(^-^;
次いで、「ん!」という物に遭遇!
それは、古伊万里様式染付道中文渡し図小皿です。
表面(口径:14.9cm)
馬の部分のアップ(腹帯には「吉」と書かれています)
裏面(高台径:8.1cm)
この小皿の同手の物を以前に買っていますが(帰ってからコレクションノートで確認しますと、22年前の平成9年に買っています)、その時の値段と比べてみますと、随分と安いと感じたからです(同様に、帰ってからコレクションノートで確認しましたら22年前の値段の約四分の一でした)。
それで、さっそく、ゲットしたわけです。
ちなみに、参考までに、22年前に買った小皿の写真を次にアップします。
22年前に買った小皿の表面 (口径:14.8cm)
22年前に買った小皿の馬の部分のアップ(腹帯には、やはり、「吉」と書かれています)
22年前に買った小皿の裏面(高台径:7.7cm)
また、今日買った小皿と22年前に買った小皿を並べた写真も次に アップします。
左(今日買った小皿の表面) 右(22年前に買った小皿の表面)
左(今日買った小皿の裏面) 右(22年前に買った小皿の裏面)
製作年代:共に天保~嘉永
以上の写真から分かりますように、今日買った小皿と22年前に買った小皿とは、ほとんど同じであることが分かります。でも、値段は、今日買った小皿は、22年前に買った小皿の約四分の一なんです。
今日の骨董市では、ノコギリと古伊万里の小皿1点を買いましたので、満足し、次なる、古美術品交換会へと向かいました。
古美術品交換会は、今日は、出席者も少なく、競りにかけられた古伊万里も少なかったですが、それでも、古伊万里染錦蝶牡丹文小鉢5客揃いを競り落とすことが出来ました(^-^;
また、ネックレスやらブローチやらの装飾品のガラクタの山を競り落とし、妻へのプレゼントとしました。
なお、22年前に、上記の古伊万里様式染付道中文渡し図小皿と同時に、古伊万里様式染付道中文駕籠図小皿も同じ値段で買っていますが、次に、参考までに、その写真もアップします。
表面(口径: 15.1cm)
裏面(高台径:8.0cm)
ところで、この道中文駕籠図小皿については、類品が「図鑑 伊万里のすべて」(野村泰三著 工芸出版 昭和55年10月20日初版第4刷発行)のP.116に載っています。
同書 P.116から転載
ちなみに、同書によりますと、この皿は、浮世絵版画の道中物をモチーフにしたということで、その製作年代を天保~嘉永の頃としています。
私も、この本に習い、これ等の小皿の製作年代を天保~嘉永としたところです。