Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 色絵 花蝶文 軍配羽団扇形手塩皿

2020年03月31日 16時08分41秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 色絵  花蝶文  軍配羽団扇形手塩皿」を紹介します。

 

表面

製作年代:江戸時代前期

口径:9.8×7.5cm 高さ:1.9cm 底径:5.0×3.4cm

 

 

裏面

焼成時に、一部がめくれてしまったようです。

 

 この手の「軍配羽団扇形手塩皿」は、図録などによく登場してくるもので、有名なものです。

 しかし、それだけに値が張り、なかなか手が出ませんでした(><)

 でも、だんだんと古伊万里の値段が下がってきて、やっと4年ほど前に入手することが出来ました(^-^; とはいって、ご覧のように、かなりの疵物です(-_-;)

 しかしながら、「疵」を差し引けば、この手の手塩皿としては、まぁまぁのものだろうと自己満足しています(^^;

 上に、この手の手塩皿はよく図録などに登場してくると書きましたが、「柴田コレクション総目録」(佐賀県立九州陶磁文化館 編集発行)にも2点ほど掲載されていますので、次にそれを紹介いたします。

 

「柴田コレクション総目録」から転載

右上に(5)とありますのは、5枚組であることを示します。

 

 

「柴田コレクション総目録」から転載

右上に(5)とありますのは、5枚組であることを示します。


青花釉裏紅魚文中皿

2020年03月27日 14時23分09秒 | その他の古陶磁

 今月の「骨董市と古美術品交換会」は、退院した日の翌日(3月15日)でしたので、さすがに、そこに行く気力はありませんでした(><)

 休んでしまいましたので、今月の「骨董市と古美術品交換会」の記事を書くことも出来ませんでしたし、もちろん、戦果もなかったわけですから、そこで手に入れた古伊万里等の紹介もすることが出来なかったところです(><)

 そこで、今回は、その代わりに、先月の古美術品交換会で手に入れた、義理買いした物を紹介したいと思います。 

 ところで、その「義理買いした物」については、先月16日の「骨董市と古美術品交換会」の記事では次のように紹介したところです。

 

「 幕末頃の伊万里の染付中皿1枚を競り落としました。その皿は、ごく普通のありふれたもので、特に気に入って買ったわけではないんですが、任意の団体に協力する意味で、義理で買ったようなものです。その任意の団体は、売上金の歩銭で運営しているものですから、少しは、それに協力する必要があるからなんです。」

 

 この記事に書いてありますように、私は、先月、義理買いした時点では、この物を幕末の「伊万里染付中皿」と思って買いました。

 その義理買いしてきた物は次のようなものです。

 

表面

口径:19.9cm 高さ:3.4cm 高台径:10.8cm

 

 

裏面

 

 

 しかし、義理買いしてきてから、家で眺めているうちに、なにか違和感を覚えるようになりました(-_-;)

 疑問に感じるようになったのは、次のような点です。

①「どうも、幕末よりは古そうだな~」

②「時代的には江戸中期くらいはありそうだけれど、江戸中期の古伊万里に、このようなものがあったかな~」

③「魚の胴体や尻尾に色が付いているが、明治の伊万里にはこのような色が見られるけれど、この皿は、どう見ても明治にまでは下がらないから、時代が合わないしな~」

④「魚の胴体や尻尾の色は、よく見ると、上絵ではなく釉裏彩だし、伊万里では、初期伊万里の頃には時々見られるが、普通の古伊万里にはあまり見かけないしな~」

⑤「裏面を良く見てみると、生地も、なんか、伊万里の生地とは違うような感じがするな~」

 

 以上のように、眺めれば眺めるほど、疑問が出てきます(><)

 そこで、我が家の乏しい資料をあさり、ちょっと調べてみることに、、、。

 その結果、この皿は、中国清朝中期の景徳鎮民窯で作られた「青花釉裏紅魚文中皿」であろうという結論に達しました。

 この皿は、画像からでは分かりずらいですが、右半分近くがピンクぽく変色しています。この部分が、ちょっと甘手になったんですね。

 その影響もあってか、魚の尻尾の部分に付加された辰砂は還元されて赤っぽく呈色し、魚の胴体部分に付加された辰砂は酸化されて緑色に呈色したようです。

 なお、この手の皿は、高台内無釉のものが多いようですが、この皿は、高台内にまで施釉されていましたので、鑑定が難しかったのかもしれません(←言い訳)。

 古伊万里の鑑定も難しいですね。もう半世紀近くも古伊万里のコレクションをしているのに、このザマです(><)

 長年、古伊万里が好きで、古伊万里を中心にコレクションをしていますと、古伊万里が可愛くなり、見るもの全てが古伊万里に見えてしまうんです(-_-;) 古伊万里を見る目が甘くなってしまうんですね(-_-;) 反省しなければなりません(><)


春の陽気に誘われて

2020年03月26日 14時08分35秒 | その他の日記

 今日は、朝からぐんぐん気温が上がり、風もなく、春うららとなりました(^-^;

 そこで、午前中は、図書館に行き、本を2~3冊借りてきました。

 これからは、暖かくなり、本を読むにも好条件です。まっ、うつら、ウツラしながら、借りてきた本を読んまいりましょう(^-^;

 

 午後からは、この春の陽気に誘われ、我が家から120~130m離れた所に公園があるんですが、そこの花見に行ってきました(^-^;

 その公園の周囲にはソメイヨシノが植えられているんですけれど、今日現在、3分咲きというところでしょうか。見頃になってきました(^-^;

 そこは、のんびりとしていました。新型コロナウィルス騒ぎなど感じさせない別天地でした(^-^;

 

我が家の近くの公園の桜(1)

 

 

我が家の近くの公園の桜(2)

 

 

我が家の近くの公園の桜(3)


退院後初の外来受診

2020年03月24日 16時41分03秒 | 病院

 今日は、退院後初めての外来受診をしてきました。

 予約診療になっていて、先ずはレントゲンを撮影し、その後に診察です。

 

Dr.: その後、調子はどうですか。

私: だんだん良くなっています。昨日は、家庭菜園の農作業を4~5時間行いました。

Dr.: それは凄いですね~(^-^; 体を動かすことは良いことですよ。

   ところで、食事は、うまく摂れていますか? 途中、気分が悪くなったりしませんか。

私: なんとか摂れています。だんだんと、コツを覚えてきました。体重も、退院後、0.5kg増えました。

Dr.: そうですか。でも、今日のレントゲンを見ますと、まだ、胃の中に食べ物がかなり残っていますね。もっとも、朝食べた物の影響もあるでしょうけれど、、、。  〇〇さんの場合は、体重をこれ以上増やす努力はしなくてもいいですから、胃の中に食べ物を詰め込まないようにしてください。

私: はい、分かりました。

<注:入院前はメタボでしたが、現在の体重は標準体重を1~2kg下回る程度になり、メタボが解消された状態です。>

 

 外来での診療はどのようなことをするのかなと思っていましたが、概ね、以上のようなことで終了となりました。薬も処方されませんでした。

 次回は来月で、同じ様なことをするようです。


ジャガイモの種の植え付け

2020年03月23日 18時11分54秒 | 家庭菜園

 今日は、ジャガイモの種の植え付けをしてきました。

 ただ、これからは、私が、胃の手術をしたため、沢山には食べられなくなってしまいましたので、植え付け面積は、これまでの半分にしました。

 それでも、多分、残ってしまうことでしょう。毎年、残ってしまって、捨てているんですから(><)

 それじゃ、最初から、少し植えればいいんじゃないかと言われそうですが、「万一、不作の時は困るしな~」と思い、ついつい、作り過ぎてしまうんです。

 

 ジャガイモの種の植え付けが終わったあと、畑の草取りもしてきました。

 ジャガイモの種の植え付け作業が始まりますと、いよいよ、今年も、家庭菜園作業の本格的な始動となります。