今日は、私にとって、月に1度の定例の骨董市と古美術品交換会の日でした。
今日は、これまでの殺人的な暑さではなく、まぁまぁな暑さで、湿気もさほどではなく、気持ちの良い夏といえるようなものでした(^-^*)
そんなことで、気分良く、先ずは、骨董市へと出発です。
ところが、途中から、パラパラと雨が降ってきて、「あれっ! 困ったな(><) 雨傘を持参してこなかったし、、、」と心配になりました(~_~;)
でも、降りはそれほどでもなく、断続的にパラパラ降る程度ですので、やや安心しました(^-^*)
そんなことで、心配はしましたが、骨董市内を探索しているうちに、だんだんとおさまり、雨の心配は無くなりました(^_^)
骨董市では、まず、ノコギリに目が留まりました(笑)。
ここのところ、骨董市に行くと、ノコギリに目が行くんです。と言いますのは、何年か前にもこの骨董市でノコギリを買っているのですが、そのノコギリの切れ味が悪くなってきましたので、手頃のものが出てきたら買おうと思っていたからなんです。
未使用品のもので、1,000円という値段のものが目に付いたものですから、買うことにしました。
良く見ますと、そのノコギリには「角田金物 2,200円」という古い値札が付いていますが、新たに1,000円という値札が付いていたんです。以前は角田金物店で2,200円で売られていたのですね。それが売れ残り、回り回って、この骨董市で1,000円で売られるようになったのでしょう。
買ってきたノコギリ
上から1/4程の所に、「角田金物 2,000円」との古い値札が貼ってあります。
歯と柄の堺付近に「1,000円」の新しい値札が貼られています。
ここのところ気になっていたノコギリをゲットできましたので、次ぎに、お目当ての古伊万里を探します。
先ずは、「伊万里 染付 草花文 小皿」(江戸時代前期)が目に留まりました。
見れば、表面は全体的に汚れ、また、全面にジカンが走り、ニューまであって、そのニューにも汚れが入り込み、いかにも汚らしい状態です(><)
次いで、裏面を見ましたら、これまた汚らしく汚れ、高台には疵まであります。それなのに、それなのに、です! なんと、「10,000円」の値札が付いているではないですか(≧◇≦)
それで、私も、つい、「これ、10,000円もするの、、、!」と店主に聞いてしまいました。
そうしましたら、店主は、「昔はね、、、」との返答です。
それで、私は、「では、今はいくら?」と聞きましたら、「今は、1,000円」とのこと、、、。
それで、「そう、それならもらっていくよ」ということで、私の所有となりました(^-^*)
これまた、ノコギリ同様、古伊万里の値段の高かった頃の値札が付いたまま、長い間、売れ残っていたものが、回り回って、この骨董市で1,000円で売られるようになったんですね。
この古伊万里の汚れは、漂白剤の中に2~3日浸けておけば、少しは落ちて綺麗になるのではないかと期待しています。
それから、更に、散策していましたら、次に、「伊万里 染付 松岩流水文 小皿」(江戸時代前期)が目に留まりました。
これは無疵で綺麗でしたが、一般には「藍九谷」と言われる真面目なものですから、やはり、お値段が張ります(~_~;)
「どうしたもんかな、、、」と迷いましたが、最近では、この手のものはなかなか市場(しじょう)には登場してきませんので、買うことにしました。
骨董市では、ノコギリと古伊万里2点を買いましたので、今度は、次なる古美術品交換会の会場へと向かいます。
古美術品交換会は、だいぶ、コロナの影響も少なくなってきて、出席者も多くなり、活気が出てきました。
でも、古伊万里の良い物はそれほど登場せず、古伊万里に関しては、低調でした。
そのような状況の中で、1点、欲しいな~と思った物がありました。
それは、金襴手の典型的な輸出伊万里の花籠手の大皿で、俗に元禄伊万里大皿と言われるものです。しかし、やはり、予想通り値段が高く、誰も落札することが出来ずに終りました。私は、最初からギブアップでした(><)
それでも、古美術品交換会にせっかく出席したものですから、1点くらいは競り落としたいものよと思い、「伊万里 染付 山水文 盃(1対)」(江戸時代中期)を競り落としました。
ということで、今日は、「伊万里 染付 草花文 小皿」(江戸時代前期)、「伊万里 染付 松岩流水文 小皿」(江戸時代前期)及び「伊万里 染付 山水文 盃(1対)」(江戸時代中期)の3件をゲットしたわけですが、これらについては、「伊万里 染付 草花文 小皿」(江戸時代前期)の漂白作業が終わった後、近日中に、順次、紹介いたします。