エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

後輩を連れてヒュッテと夕張岳・・

2012年06月25日 | 山紀行 (増毛・夕張・芦別)
後輩たちを連れて・・ヒュッテ夕張岳 体験

■ 山 行 日   2012年6月17日(日)  1泊2日
■ コ ー ス    冷水コース~石原平~冷水コース
■ メ ン バ ー 
   エバ、カワ、ミチ
■ 登 山 形 態    登山道
■ 地 形 図    1/25000地形図  「夕張岳」「滝ノ沢岳」

■ コースタイム  登り 2時間15分  下り 1時間30分 (雨天により石原平まで)

【6月16日(土)】  くもり

夕張岳の山開きに合わせて職場の後輩二人を誘ってみた。

息子のように若いカワとミチ、山登りに興味を持って初体験ゾーンにやって来た。


★ 五右衛門風呂に興奮・・・

山小屋に五右衛門風呂?

二人にとっては見た事も無い代物に興味を持ち早々に風呂焚きから初体験する。

蛇口をひねれば水が出て、スイッチをONにするとお湯が出る。温度調整だって自動だ・・・・

そんな日常の生活に溶け込んだ若い二人にとって「非日常」な体験には興奮気味だったなぁ。


★ 師匠からの教授・・・

夕張岳ヒュッテ五右衛門風呂の発案者でもある「河健さん」から風呂の炊き方を教授された二人・・

楽しくて煙たくて嬉しいお話に真剣です・・・。

師匠! ありがとうございました。



河健さんから風呂焚きを伝授された二人・・・


時間を忘れた風呂焚きに一杯の至福が嬉しいよね・・・


「ビールなんて10年早いぞ!!」なんて・・・エバもご相伴でピース


「アッチッチッ・・・水入れて~」の釡炊き状態、初入浴


「ほぅ~最高!!たまりましぇ~ん」のカワくん


「いや~ん、見ないで」なんて・・のミチくんも初体験の五右衛門でした



★ 面白過ぎ・・・

カワくんは五右衛門風呂にすっかりハマり、自分が体験した後も風呂から離れようとしなかった。

ヒュッテに宿泊の他の登山者にも入浴を勧め風呂焚きの調整に余念がない。

でも、あっと言う間に時間は過ぎて21時消灯。面白過ぎて興奮覚め止まぬ就寝でした。



【6月17日(日)】  雨

★ 初登山の同行・・・

生憎の雨・・・

この日は、ユウパリコザクラの会によるパトロールでもあり二人を同行させて頂く。

ゆっくりペースで冷水コースから6:45出発。

7:45 冷水の沢で休憩。雨は次第に強くなり本降りの傾向・・・先行していた他の登山者が次々と下山

し、すれ違う。しかし、パトロール隊は続行・・・。「じゃぁ行きますか」で出発。

それでも二人は雨と登山を楽しんでいるようで何よりだった。



雨に濡れるムラサキヤシオツヅジ 【ツヅジ科】

★ リベンジ誓って・・・

<石原平>

9:00 石原平にて雨と風は強くなり視界も悪くなる。

花にあまり興味を示さない二人も満開のシラネアオイに感動の様子・・・

パトロールリーダーがここで登行中止を決断、休憩後下山の指示が出る。

もう少し上に行きたそうな二人・・も、指示に従い下山を。

初登山で頂上は踏めなかったが「必ずリベンジします」と、明るかった。



今日の頂上・・・石原平は満開のシラネアオイの群生地 【シラネアオイ科】

★ 非日常・・・

カワとミチ、二人にとっての二日間はすべてが非日常の世界だったようでとても楽しそうだった。

今日のために登山装備に大金を使い新しい登山靴に雨具も揃えた。

時計を外し風呂焚きに熱中・・なんて考えた事も無かったろう。

山小屋に泊まるのも雨の登山も山の植物も空気も風もすべてが非日常だったようで・・・

次回は是非山頂へのリベンジと新山小屋作りにノミとハンマーを手にまた非日常を楽しんでほしい。

エバも二人の笑顔で楽しい時間でした。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿