市立図書館に行くたびに,どうも引っかかるモノがある。野外彫刻の件だ。図書館前の広場には,約10年ほど前に開催された「丹沢野外彫刻展」で制作出品された様々な彫刻があちこちに置かれている。そのひとつに,花時計の前に《 石・モノ性の崩壊(for pavement) 》と題された岩山を崩したような彫刻がある。それは大きな花崗岩質の岩が端から少しずつ壊れ,それがだんだん細かくなって雪崩のように舗道の方に広がり散らばってゆき,最後には舗道の石畳の中に溶け込んで消滅するという,なかなかにオモシロイ趣向の作品である。ウチの子らはその彫刻によじ登って遊ぶのが一つの楽しみであった。
ところが,件の花時計の整備とほぼ同じ頃,その彫刻作品の舗道に近い部分に数本の木杭が打たれ,ロープが張られて柵がつけられた。恐らく通行人(特にジジババ・メクラもとい視力障害者)に対する安全を考えてのことだろう。しかし結果として,作品の一部は木杭ロープによって分断され,傷つけられたわけだ。
先日,ウチの息子らが母と一緒に図書館に行った折り,例によってその彫刻に登って遊んでいると,公園の管理人がやってきて「ボクたち,そこに登っちゃイケナイよ!」と厳しい口調でタシナメラレタそうな。一体何で! 誰の立場で,あるいは誰からの指令としてそんなことをヌカスのだ,君ら方は! いやもう,実に理不尽が跋扈する行政システムではある,ブツブツ。もしその場にワタクシが居合わせたら,そのオマヌケな管理人氏に対して逆に理路整然とタシナメテさしあげたたろうに(ホントか?)
ところで,作者はこの件に関して怒っていないのだろうか,悲しんでいないのだろうか?
ところが,件の花時計の整備とほぼ同じ頃,その彫刻作品の舗道に近い部分に数本の木杭が打たれ,ロープが張られて柵がつけられた。恐らく通行人(特にジジババ・メクラもとい視力障害者)に対する安全を考えてのことだろう。しかし結果として,作品の一部は木杭ロープによって分断され,傷つけられたわけだ。
先日,ウチの息子らが母と一緒に図書館に行った折り,例によってその彫刻に登って遊んでいると,公園の管理人がやってきて「ボクたち,そこに登っちゃイケナイよ!」と厳しい口調でタシナメラレタそうな。一体何で! 誰の立場で,あるいは誰からの指令としてそんなことをヌカスのだ,君ら方は! いやもう,実に理不尽が跋扈する行政システムではある,ブツブツ。もしその場にワタクシが居合わせたら,そのオマヌケな管理人氏に対して逆に理路整然とタシナメテさしあげたたろうに(ホントか?)
ところで,作者はこの件に関して怒っていないのだろうか,悲しんでいないのだろうか?