(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

島が出ようが隠れよが

2019年11月18日 | 庄内・越後 \|EF81の記憶|/ 東北・常磐
 最近では「整備」されてきたお立ち台、小岩川。昔は単なる畦道みたいな坂だったのが、今行くと階段が切られてて有難いという、鉄ちゃんに優しい場所に。

2が牽く4075レ、「粟島」抜き。

 くそ暑かった2010年夏。粟島が見えていたのは6月下旬に撮ったもので、これはその1ヶ月後の撮影。
 島が見える構図だが見えてない。見えてる前提でアングルを切ってたというか、これしか頭になかった。朝からずっとやってた撮影だが、既にこの時はこのくそ暑い空気を目一杯楽しむ気でいて、汗に濡れた衣類やタオルを干したり、土手の陰にしゃがんで日陰をとったりして、島なんかどうでもよくなっていた。
 撮影が終わって、またコレ着て汗かくのか・・・とダルい気持ちで撤収して小岩川の駅に戻る。駅前のよろずやでパン買って食べたり自販機で「綾鷹」買って飲んだりして涼をとる。
 やがて鼠ヶ関発酒田行きのキハDがカラカラカラカラ・・・というエンジン音を鳴らして入線、「ブスッ」とスイッチを押してドアを開けて乗る。冷房が心地よすぎて、「ネ申。」という言葉を何度も口にしていたのは忘れない。アレを浴びながら眺めた日本海は最高の癒しだった。

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