ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2018/01/03 「マダム・フローレンス!夢見るふたり」

2018-01-03 00:00:00 | 日記
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」

フローレンス 音痴の歌手(メリル・ストリープ)
シンクレア・ベイフィールド フローレンスの夫(ヒュー・グラント)
コズメ・マクムーン ピアニスト
キャスリーン シンクレアの愛人(ローグネイションの女)

起:マダム・フローレンスは音痴な歌手。
承:本人は気付いておらず、夫は隠そうとする。
転:マダムはカーネギーホールで歌う事に。
結:喝采を受けるが、悪評を知ってショックで倒れる。

 1944年NY。
舞台で喝采を受けるマダム・フローレンスは、歌う為にピアニストを探す事に。
ピアニストのコズメが見付かり、歌の練習を開始。
だが、コズメはマダムの音痴ぶりに困惑する。
コンサートへの参加を断ろうとするが、
夫シンクレアは音楽愛好家だけを呼ぶと称して引き留める。
 コンサートでは笑い出す者もいたが、大半は喝采。新聞も絶賛する。
実はシンクレアが手を回していたのだ。
マダム自身がレコードを配り、歌声がラジオで流される。
シンクレアは何とか止めようとし、
その奮戦ぶりに呆れた愛人キャスリーンは去っていった。
 そんな中、マダムはカーネギーホールで歌う事に。
観客は笑い出し、記者はお粗末なリサイタルだと批判。
シンクレアは悪評の新聞を買い占め、マダムの目に届かないようにする。
しかしマダムは、ゴミ箱の新聞を見付けてショックを受ける。
悪声でも歌った事実は変わらないと言う彼女はそのまま死に、
レコードはベストセラーとなった。

 と言う訳で、実在したと言うソプラノ歌手を描いた話。
主人公の歌手がメリル・ストリープで、夫がヒュー・グラント。
メリルは舞台に出たりしてファンもおり、夫はそれを陰でサポート。
彼女が歌声を披露するのは30分くらい経過したところで、そこで音痴だと判明。
ピアニストは、夫を含む周囲がそれを指摘しない事を不思議に思う。
夫は彼女が音痴だと承知していて、当人が気づかないように手を回していたのだ。
コメディ路線と言う事と思うのだけど
夫ヒューには愛人がいたりして、終始うさん臭さを隠せない。
(まあ、それがヒューの味なんだけど)
愛ゆえの行動だったと言うあたりの説得力も弱い。
コメント
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