２０２１／０５／０５ ９６時間 ザ・シリーズ「パスワード」

９６時間　ザ・シリーズ「パスワード」爆破テロがあり、建設計画を進めたトーレス議員が犠牲になる。

ブライアン・ミルズ　元軍人
ハート　元組織のリーダー（ジェニファー・ビールス）
サンタナ　メンバー
キルロイ　メンバー。技術担当

ヴィクラム　インド人の配達人
デビッド・モース　民間軍事会社
エラ　凄腕ハッカー。別名イーローレンツ

起：爆破テロがあり、建設計画を進めたトーレス議員が犠牲になる。
承：インド人ヴィクラムの犯行とされる。
転：凄腕ハッカーエラによって、ヴィクラムは利用されていた。
結：ヴィクラムの無実は証明されるが、建設計画の黒幕は別にいた。

　競技場の移転に伴い、リトルインディア地区の住人に立ち退き話が持ち上がる。
推進するのはトーレス議員だ。
　インド人配達人ヴィクラムは、トーレス氏にランチを配達するが、爆発が発生。
休暇を取っていたブライアンらは、爆発音を聞いて現場へ急行。負傷者を救助する。
捜査官は、トーレス氏を標的としたテロだと発表。
ヴィクラムを容疑者とする情報が拡散される。
ハートは、展開が早すぎると疑問に思う。
捜査官に事情を聞くが、ヴィクラムが犯人だとする証拠が揃いすぎていると言う。
　ヴィクラムは瓦礫の下から這い出す。
母親から電話があり、犯人と報じられていると告げる。
警備員に気付かれ、ヴィクラムは退散する。
　キルロイは、ヴィクラムが犯人であるかのように情報が操作されていると知る。
真犯人は、あの爆発でヴィクラムを殺す予定だったに違いない。
　謎の部隊が現場に到着。生きていたヴィクラムを始末に来たのだ。
気付いたブライアンも現場へ急行する。
　死者は６名で、トーレス議員も含まれていた。
だが、黒幕らしき連中は、２か月後には競技場が復興のシンボルになると、
建設計画を進めようとする。。
　キルロイはヴィクラムに連絡。逃げ道を指示し、ブライアンと合流させる。
一味はヴィクラムの携帯を追跡しており、ブライアンが携帯を廃棄。
サンタナの車で退散する。
　ヴィクラムをアジトに保護。両親に電話したがるが、居所がばれると止める。
ヴィクラムは、トーレスに抗議してテロを起こしたとされていた。
爆弾の部品を買った記録が偽装され、逆に配達の記録は消されていた。
キルロイは、記録を改ざんしたハッカーが、
「イーローレンツ」と言う名前を残していると気付く。
　ハートは捜査官に事情を説明。
犯人はトーレスが死んだ事を知らない。
キルロイが記録を偽装し、トーレスが病室を使っているように思わせる。
さらに、生存者の為に輸血が必要だと発表。
黒幕らしき連中は、その生存者がトーレスかも知れないと慌てる。
　病室に殺し屋が現れるが、待ち伏せしたブライアンが捕らえる。
殺し屋は民間軍事会社モースの部下だった。ブライアンとモースには因縁があるのだ。
　ヴィクラムには、デートサイトで知り合った、
直接会った事はない恋人シャファリがいると判明。
キルロイは、彼女がイーローレンツだと気付く。
キルロイは、イーローレンツがカードで買い物をしているのを見付ける。
正体を見たいと、自ら乗り込む事に。
　ハートはモースの会社に乗り込み、部下たちの前で、彼の悪事を暴露する。
　キルロイは現れた一味に捕らわれるが、現れた女が一味を倒す。
キルロイは、彼女こそイーローレンツ、本名エラだと指摘。
モースがエラを始末しようとしたと告げると、彼女は退散する。
　ヴィクラムの無実が発表され、モースが真犯人とされる。
彼が犯人だとする証拠が残されていたのだ。
　市長は競技場の計画を中止し、リトルインディアを残すと決める。
　ハートは、この件には黒幕がいるはずと考える。備えなくてはと。
　黒幕らはいずれ市長は同意すると話す。
そして、モースを始末した連中とは決着を付けなければと言う。。

　と言う訳で、シリーズ第１１話。
爆破テロがあり、建設計画を進めたトーレス議員が犠牲になる。
インド人のヴィクラムが犯人と断定されるが、実は証拠が偽装されていたと言う訳。
キルロイ級のハッカーが関与していたとわかるが、彼女は逃れたまま。
その上の人物の悪事とされるが、さらに上の黒幕は逃れたまま。
凄腕ハッカーの対決と言う展開は面白いが
いろいろな思惑が絡んでいて、物語としてはすっきりしない。