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映画を見た時の感想を入れときます

2021/07/04 「エジソンズ・ゲーム」

2021-07-04 00:00:00 | 日記
「エジソンズ・ゲーム」

エジソン 発明家(ベネディクト・カンバーバッチ)
ウェスティングハウス 実業家(マイケル・シャノン)
テスラ エジソンの助手(ニコラス・ホルト)
インサル エジソンの助手(トム・ホランド)

起:発電の仕組みをめぐり、エジソンとウェイスティングハウスが対立する。
承:エジソンは、度々ウェイスティングハウスを妨害する。
転:万博展示をめぐっては、ウェイスティングハウスが勝つ。
結:エジソンとウェイスティングハウスは、互いに理解を示す。

 1880年。発明家エジソンは、自身の発明による照明を実用化させようとする。
実業家ウェスティングハウスは、エジソンに会おうとするが、エジソンに避けられる。

 1882年。
エジソンは、ニューヨークの一区画に照明を導入する。
だが、ウェスティングハウスは、エジソンが採用した直流は誤った判断だと指摘。
交流にすべきだと言う。
直流を普及させる為には、全米を発電所だらけにする事になる。
重要なのは、いかに遠くまで電気を届けるかと言う事だ。

 1886年。ウェスティングハウスは、交流式による発電を発表。
1.6キロ先までの送信に成功する。
これにエジソンは腹を立て、特許侵害で訴えろと指示。
助手さえも交流式の方が良いと言うが、エジソンは取り合わない。
交流は感電による死を招くと報じさせる。
 ウェスティングハウスはこれに反論しようとせず、
交流式が偉大な方式だと分かれば良いと言う。
電球の差し込み方式が特許侵害だとされ、
ウェスティングハウスはやむなく方式を変更する。

 1887年。
エジソンは、ウェスティングハウスによる交流方式は危険だと訴え続けるが、
死者は出ていない。
妻メアリーが死に、失意のエジソンは録音した妻の声を聞いて懐かしむ。
 シカゴで博覧会が開催され、全米の人が集まる事に。
エジソンは特許でウェスティングハウスの電球使用を止めようとするが、
それは叶いそうもない。
そこでエジソンは取材陣を集め、交流によって馬が死ぬと実演。
交流が危険だと証明しようとするが、
それを見たNYの関係者は、処刑装置に応用できると言い出す。
絞首刑より人道的だと。
やがて、殺人犯ウイリアムが電気椅子によって処刑される。
 助手テスラは権利を握っており、従わないならエジソンさえもクビだと告げる。
都市部はウェスティングハウス方式を採用し、
実用化されたエジソンの発明は電気椅子だけとなった。
電話の発明もベルに奪われていた。

 ウェスティングハウスの従業員ポープが、電気事故で死亡する事故が発生。
エジソンは、交流方式の問題だと非難する。
ウェスティングハウスは会社の売却を決意。妻は止めるが、経営的判断だと言う。
 電気椅子を効果的にする為、エジソンは助言。
自身の名前は出さず、万博で発表してウェスティングハウスを陥れようと考える。
 エジソンとウェスティングハウスは、万博の委員会で競う事に。
だが、電気椅子の件でエジソンが報道を操作したと判明。
 テスラは、エジソンの信念は、人を殺すものは作らない事だったはずと指摘。
発明しても奪われると感じたエジソンは、
ウェスティングハウスに負けたくない一心で事故を利用したのだと責める。

 1891年。エジソンは会社を奪われる事に。
社名からエジソンの名前さえも消えそうになるが、部下インサルが交渉で食い止める。
インサルはわずか12歳で副社長に。
エジソンの代わりに、彼の発明の優秀さを訴える。
ウェスティングハウスも自社の優秀さを訴え、委員たちが討議する。
 エジソンは、その発明である電気椅子が残忍だと非難される。
だがエジソンは、いずれ自分の照明が一般的になり、
人々は電気椅子の事を忘れるだろうと言う。

 エジソンとウェスティングハウスは、万博で対面。
ウェスティングハウスは、
1人がフェンスを作ると、隣のもう1人はただでフェンスを得るのだと言う。
エジソンは、電球が初めて成功した時の喜びは忘れない。
世界は大きく変わると確信したと話す。
ウェスティングハウスは、
取るべき道は、フェンスを折半するか、なくすかだと持ち掛ける。
だがエジソンはそれには答えず、話せてよかったと言って立ち去る。

 テスラとエジソンは、ナイアガラを利用した大規模発電を成功。
その後、テスラは借金で死んだ。
一方、ウェスティングハウスはエジソンメダルを得た。
エジソンは電流戦争で負けたが、映画を発明した。

 と言う訳で、発明家として知られるエジソンと、実業家との争いを描く物語。
エジソン役はベネディクト・カンバーバッチ。
電球を発明したエジソンだが、それは直流で、発電所を大量に作る必要がある。
一方、実業家でもあるウェスティングハウスは、交流を主張。
エジソンはそれを認めようとせず、全米の主導権を争う事に。
偉い人として知られるエジソンだが、ウェスティングハウスに嫌がらせをする。
終盤までそんな感じが続き、ウェスティングハウスの方が主人公と言う印象。
何を争点にもめてるのかはちょっとわかりにくく、
エジソンの部下にニコラス・ホルトとトム・ホランドがいて
どっちがどっちかわからなくなる点も困りもの。
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2021/07/04「ジョーズ キング・オブ・モンスターズ」

2021-07-04 00:00:00 | 日記
「ジョーズ キング・オブ・モンスターズ」

 「ナイトメア・シャーク」の邦題違いと気付いて、見るのをやめました。
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