ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/07/17 「恋におちて」

2021-07-17 00:00:00 | 日記
「恋におちて」

フランク 建築技師(ロバート・デニーロ)
モリー デザイナー(メリル・ストリープ)
エド フランクの同僚(ハーベイ・カイテル)
アン フランクの妻
ブライアン モリーの夫

起:共に家庭を持つフランクとモリーが知り合う。
承:親密になる。
転:互いの家庭で問題になり、別れる事に。
結:結局離れられなかった。

 クリスマス。書店で買い物するフランクは、モリーとすれ違う。
妻アンらにプレゼントを贈るが、モリーの本が混ざっていた。
モリーの方も、本が入れ替わった事に気付く。
 フランクとモリーは、通勤電車で再会。互いに覚えていたと話す。
同僚エドはフランクに、デートに誘えと言うが。
 フランクはモリーを意識するようになり、通勤電車に飛び乗って隣の席に座る。
互いの家族の話をし、昼食に誘う。
ゲームセンターでデートし、2人で写真を撮る。
 父親が入院する事になり、モリーはフランクとの関係を良くないと考えるように。
次の日。フランクは電車に乗り遅れるが、モリーは待っており思わずキスしてしまう。

 フランクとモリーは会い続ける。
エドに借りた部屋を使い、毎日でも会いたいと話す。
だがモリーは、電車を降りたフランクを迎えに来た妻子を見て複雑に感じる。
 父親の死をきっかけに、モリーが通勤電車に現れなくなり、フランクは困惑する。
モリーは友人に相談。
夫ブライアンは浮気に気が付いておらず、
落ち込んでいるのは父親の死のせいだと思っていると話す。
 一方アンは、フランクの異変に感付いていた。
フランクは女性と恋に落ちたと認め、体の関係ではないと言う。
だが、アンはその方がショックだと言い、別居する事になる。
 フランクは引っ越しする事にし、電話でモリーに告げる。
会いたいと言われたモリーは断るが、
ブライアンは関係に気付いており、方が付いたなと言う。
するとモリーはお別れに行くと言って飛び出し、車を飛ばす。
踏切で急停止したモリーは、ようやく我に返る。

 再びクリスマスの日。
引っ越したフランクは、家を処分する為に以前の町に戻る。
モリーと出会った書店に立ち寄り、そこで彼女と再会する。
会えて良かったと話して別れるが、
思い直したフランクは通勤電車に飛び乗り、モリーと抱き合うのだった。

 と言う訳で、ロバート・デニーロとメリル・ストリープによる不倫もの。
2人とも既にベテランで、でも今から見るとだいぶ若い頃の共演。
不倫ものが流行ったきっかけになったとも聞いてるけど、未見だった模様。
偶然のすれ違いから惹かれあった男女の話だが、特筆すべきは共に不倫だと言う点。
普通この手の話だと、少なくとも片方の夫婦が死別したり、離婚寸前だったりするが
本作ではどちらも円満だったので、ハッピーエンドぽい終わり方に違和感が。
この後の人生が順風とは思えず突っ走るあたり、何か凄いなーと思わず声が出ました。
コメント
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