ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/01/03 「キング・オブ・エジプト」

2021-01-03 00:00:00 | 日記
「キング・オブ・エジプト」

[神]
ホルス 新しい王。天空の神
ハトホル 愛の神。ホルスの恋人
オシリス ホルスの父。神の王(ブライアン・ブラウン)
セト オシリスの弟(ジェラルド・バトラー)
ラー 太陽神。ホルスの祖父(ジェフリー・ラッシュ)
トト 知恵の神(ブラックパンサーの人)

[人間]
ベック 泥棒
ザヤ ベックの恋人

起:セトは神の王である兄オシリスを倒し、本来の後継者ホルスは姿を消す。
承:恋人ザヤが死んだベックは、生き返らせる為にホルスに協力する。
転:ホルスはセトと戦う。
結:ホルスがセトを倒し、ザヤは甦る。

 古代エジプトでは、神々は人間に混ざって暮らしていた。
神の王オシリスが息子ホルスに王位を譲る事に。
だが、戴冠式にオシリスの弟セトが乱入。
自身が王になると言い、セトはオシリスを刺し殺す。
ホルスが立ち向かうが、セトに敗れて目玉をくりぬかれてしまう。
セトは新たな王になり、刃向かう神々は敗れる。
人々は奴隷にされ、ホルスは姿を消した。
 人間のベックと恋人ザヤも奴隷に。
書物係のザヤがセトの秘密を探り、ベックは宝物庫に侵入。
罠をすり抜けて目玉を回収するが、1つしかないと知る。
見付かったザヤが殺されてしまい、ベックは必ず助けると誓う。
 隠れていたホルスは、ベックから目玉を取り戻そうとする。
ベックは、もう1つの目玉がセトのピラミッドにあると、案内する事に。
死後の門をくぐるまでにセトを倒せば、ザヤを甦らせられるのだ。
 ホルスは、祖父である太陽神ラーの所へ。
ラーはセトを認めていないが、ホルスが適任かもわからないと言う。
 妻ネフティスはセトの仲間につかず、翼を切り落とされる。
 セトはホルスの恋人ハトホルを仲間にし、居場所を突き止めようとする。
 神殿にいたホルスらは、巨大なヘビに追われるが、ベックが囮になって倒す。
神殿が崩れるが、ハトホルに助けられる。
彼女はセトとホルスの双方を利用していたのだ。
 ホルスらは、宇宙の全知を記憶していると言う知恵の神に助けを求める。
ベックはスフィンクスの謎を解く事に。
ピラミッドの仕掛けを抜け、現れたスフィンクスの出す謎を解く。
だが、現れたセトが知恵の神の脳を奪ってしまう。
 セトは、ネフティスの翼、オシリスの心臓、知恵の神の脳、ホルスの目を入手。
セトはラーを訪れる。不毛の地に送られた事を恨んでいるのだ。
ラーは今までの事を許すと言うが、神々の力を得た超合神であるセトに倒される。
 都に現れたセトは、すべての生き物を滅ぼそうと、混沌を呼び出す。
かけつけたホルスがセトと対決。
ホルスはやられていたが、実は囮となっており、ザックがセトから目玉を奪う。
目玉を取り戻し、力を回復したホルスがセトを倒す。
回復したラーは、迫っていた混沌を押し戻す。
戦いでベックは息絶え、神殿にザヤと並べられる。
ホルスはラーに頼み、ベックとザヤを生き返らせる。
ホルスは、改めて戴冠する事に。
ザックを主任顧問とし、留守を任せるのだった。

 と言う訳で、古代エジプトを舞台にした物語。
ベンハーとかみたいな話を今風に作ったのかと思ったが、
本作では神と人間が同居していた世界だったとわかる。
世の中を統治していた神オシリスは、息子ホルスにその座を継がせようとするが、
反発した弟セトがオシリスを殺してしまう。
(この世界の神は死にます)
一方、泥棒のザックは、死んだ恋人を甦らせようとする。
(この世界の人間は甦ります)
このホルスとザックが組んで、セトを倒すと言う訳。
全体として設定次第と言う印象で、あまり感心はしない。
ちなみにジェラルド・バトラーが出てる(セト役)事に気付いたので見ました。
その兄オシリス役がブライアン・ブラウンで、
確かに雰囲気似てるなーと、こちらは感心させられた。

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