２０２０／０２／１０ ＣＳＩ：マイアミ９「ハイスクールの魔女」

ＣＳＩ：マイアミ９「ハイスクールの魔女」女子高生ブレアがゴールポストに縛られて死ぬ。

ホレイショ・ケイン　マイアミの太陽より熱い
カリー　クールビューティ
デルコ　水際のエキスパート
ウルフ　パトロール警官から転職
ナタリア　ＤＮＡのスペシャリスト
ウォルター　分析官
トリップ　刑事

ブレア　犠牲者
サマンサ　親友
メーガン　同級生
ネイト　同級生
リーバー校長

起：女子高生ブレアがゴールポストに縛られて死ぬ。
承：ブレアは同級生をいじめており、恨みに思う者は少なくない。
転：特にいじめていたメーガンとネイトが怪しまれる。
結：メーガンとネイトの親たちの仕業だった。

　女子高生ブレアが、グラウンドのゴールポストに縛られて死んでいるのが見付かる。
石をぶつけられて死んだようだ。
口に繊維が見付かり、袋をかぶされたらしい。現場にはＣＤの破片が残されていた。
　校長によると、ブレアに傷つけられたと訴える者は少なくない。
彼女にいじめられた生徒全員を確認する事に。
　ブレアは友人サマンサ宅のパーティに参加しており、
屋敷の前には引きずった跡があった。
彼女のバッグも落ちており、ここで拉致されたようだ。
サマンサは、ブレアが同級生メーガンをパーティから追い出したと言う。
　メーガンは、グループに溶け込みたくて必死だったと話す。
ブレアに言われるままに３人の相手をしたが、淫売と言われて追い出されたと言う。
殺そうとも考えたが、実際には殺していないと話す。
　ブレアにいじめられた者は大勢いるが、一番怪しいのはメーガンだ。
ブレアの耳にはキャップが残されており、イヤホンをしていたとわかる。
　ＣＤを復元すると、生徒たちがブレアに抗議する内容が録音されていた。
その中のネイトはブレアに恥をかかされ、自殺未遂を起こしたと言う。
　ネイトが自殺未遂を起こした際のロープは、ブレアを縛ったものと同一と判明。
一方、ブレアは複数箇所を縛られていたが、結び方は異なっていた。
犯人は複数人いるのだ。
　ブレアに、校長から卑猥なメールが届いているのが見付かる。
だが校長はブレアによる狂言だと話す。
校長は、数十人からブレアに対する訴えを聞いて録音していた。
ブレアはそれに気付き、校長に触られたと騒いで脅してきたのだ。
　ＣＤには、ブレアにいじめられた生徒たちの声が大量に録音されていた。
ネイトに協力したのが誰でもおかしくない。
だが録音の中に、メーガンとネイトが一緒に話しているのが見付かる。
２人は親しかったのだ。
　メーガンは緊急避妊薬を飲んでおり、ネイトが買ったと判明。
絶望したメーガンは、ネイトを呼び出して愚痴を言いあったが、
パーティに戻ってはいないと言う。
　メーガンの車を調べると、ＣＤプレイヤーが落ちているのが見付かる。
イヤホンでブレアにいじめられた者の声を聞かせた挙げ句に、
石を投げつけたのだろうか。
今どきＣＤプレイヤーとは違和感があったが、
それを見たメーガンの表情が変わり、一転して自分がやったと認める。
　ホレイショは、メーガンとネイトを逮捕すると称して部屋から連れ出す。
実際には、メーガンの両親とネイトの母親を残したかったのだ。
イヤホンからは家族のＤＮＡが検出された。
犯行について語る家族たちの会話も録音されていた。
警察署内における録音は違法ではないのだ。ブレアを殺したのは家族たちだった。
メーガンは、彼らをかばって犯行を自供したのだ。
家族たちはブレアを脅そうと縛り付けるが、すぐに正体が見破られる。
悪びれないブレアに怒りが頂点に達した家族たちは、石を投げつけて死なせてしまう。
慌てて証拠を隠して退散したのだ。

　と言う訳で、シーズン第１４話。
女子高生ブレアがゴールポストに縛られて死ぬ。
いじめっ子が殺されたという事件で、いじめられっ子の仕業と怪しまれるが、
真相はひとひねりある。