「バニシング・ポイント」(1971年米)
コワルスキー ドライバー
スーパー・ソウル 盲目のDJ
起:コワルスキーは車を暴走させ、警察の追跡を受ける。
承:騒ぎが大きくなる。
転:コワルスキーを支持する者も反発する者も出てくる。
結:バリケードに突っ込んで爆発する。
カリフォルニア州。警察が暴走車を追跡。
振り切って逃げてしまう。
2日前。コロラド州。
ドライバーのコワルスキーは、車を陸送する事に。
時速250キロ出るマシンだが、それでも明日までに届けるのは困難だ。
コワルスキーは白バイに追われるが、工事現場をジャンプで飛び越える。
暴走車として手配される。
警察は検問するが、コワルスキーは反対車線に侵入して突破。
コワルスキーに競争をしかける男が現れるが、運転を誤り、橋から転落する。
コワルスキーはネバダ州に入り、管轄がネバダ警察に変わる。
暴走車の情報を得たDJのスーパー・ソウルは、追走劇をラジオで伝える。
運転手のコワルスキーは、元プロのドライバーだと判明。
今は陸送会社で働いており、月曜までにサンフランシスコに車を届ける予定なのだ。
DJは、コワルスキーを応援する声があると伝える。
ラジオを聞いたコワルスキーは、警察がヘリを手配したと知る。
蛇獲りの老人を助け、先住民しか知らない道があると知らされる。
コワルスキーに反発する者が、ラジオ局を襲撃。
コワルスキーは、警察の情報を伝えるDJの声がおかしい事に気付く。
親しくなったバイカーの調査で、偽情報だと判明。
こちらも偽のサイレンでパトカーだと思わせ、検問を突破する。
警察には、コワルスキーを捕らえろとの抗議の電話が殺到。
コワルスキーはカリフォルニア州に入り、警察の包囲が狭まっていた
局に戻ったDJは、もう諦めろと告げる。
コワルスキーの前方には、ブルドーザによるバリケードがあった。
だがコワルスキーはそのまま突っ込み、車は爆発。
見届けたやじ馬は退散し、DJは喪失感を感じるのだった。
と言う訳で、伝説的なカーアクション映画。
主人公コワルスキーは、明日までに車を届けると言う仕事を引き受け
暴走しまくり、警察に追われると言う話。
序盤は「トランザム7000」みたいな話になるんかなと思ったが
途中でヒッチハイカーを乗せたり、警察をやり過ごす為に隠れたりで
約束の時間に届ける事が目的と言うよりは、ただ暴走したかっただけと言う印象。
車が傷つく事は気にしてなさそうだし。
ヌードライダーと言う役名の女性が出ていて、どの人の事かは観ていればすぐわかる。
途中でちょっとだけ乗せた、ゲイのヒッチハイカーは「ブルーサンダー」の殺し屋。
ヴィゴ・モーテンセン主演でリメイクされた際は、
死んでないかもと言う描かれ方だったが、本作はそうでもない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます