ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2018/11/08 「空飛ぶ戦闘艦」

2018-11-08 00:00:00 | 日記
「空飛ぶ戦闘艦」

ロバー 一味のリーダー(ビンセント・プライス)
ジョン・ストロック 内務省の男(チャールズ・ブロンソン)
プルーデント 軍需産業で儲ける
ドロシー プルーデントの娘
フィリップ・エバンス 出資者。ドロシーの婚約者

起:ストロックらは声が聞こえた山を調査する事に。
承:空飛ぶ船を持つロバー一味に捕らわれる。
転:ロバーは各国に武装解除させようとする。
結:ストロックらが船を爆破する。

 1868年。モーガンタウン近くの山から声が聞こえ、
神の天罰が下されると告げる。
プルーデント氏は気球を開発。
内務省から来たストロックは、モーガンタウンの調査に協力を求める。
気球で上空から山を調べたいと言うのだ。
娘ドロシーやその婚約者エバンスが同行する。
 気球は出発するが、飛来したミサイルによって墜落してしまう。
気が付くと、一同は部屋に閉じ込められており、空を飛ぶ船に乗っているのだと知る。
一味のリーダーであるロバーは、
最新技術を搭載したアルバトロス号は10日間で世界一周できると言う。
モーガンタウンの人々が聞いたのも音声拡大装置によるものだった。
ロバーは、政府にこの船を提供する考えはないと言う。
エバンスは、着陸した際に逃げようと考える。
一方、ストロックは船内を探るが、ロバーの素性については船員も知らない様だ。
 アメリカの船が攻撃してくるが、船から爆弾を投下して破壊。
ロバーは、力を誇示する事で武装解除を大国に求めると言う。
 明日、船が補給するとわかり、エバンスは脱出のチャンスだと言う。
だがストロックが密告した為、捕まったエバンスは宙吊りにされてしまう。
咎めたストロックも宙吊りにされ、落ちそうになったエバンスを助ける。
エバンスは恨むが、ストロックは脱出は失敗するとわかっていたと言う。
 ロバーはストロックを評価し、仲間になれと誘う。
ストロックは断るが、邪魔はしないと約束。彼はロバーらの秘密を探る考えなのだ。
 ロバーはロンドンに武装解除を求め、戦艦に爆弾を投下する。
さらに各国を攻撃。戦争したければ、私が相手になると叫ぶ。
だが、反撃を受けてロバーが負傷。船も損傷する。
 船は修理の為に停泊する事に。
ストロックはその間に爆破する事を提案。爆薬を仕掛け、プルーデントらを逃がす。
やはり恨んでいたエバンスはストロックを置き去りにしようとするが、結局助ける。
爆破は成功し、船は迷走。ロバーは船に留まる覚悟で、船員もそれに従う。
ストロックらが見守る中、船は墜落して爆発するのだった。

 と言う訳で、空飛ぶ船の話。
少し過去を舞台に、その時代にしては未来的な技術を持つ一団が現れる。
一団は崇高ぽい野望を持つが、一般人の妨害で失敗すると言う展開。
ネモ船長とノーチラス号の空版と言う趣で、原作は同じジューヌ・ベルヌ。
ただ、二番煎じと言う印象は否めない。
ちなみに、チャールズ・ブロンソンが出てるから見ました。
ブロンソンは一味の秘密を探る内務省の役人で、ぼちぼちうまく立ち振る舞う。

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