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映画を見た時の感想を入れときます

2020/12/20 「エンテベ空港の7日間」

2020-12-20 00:00:00 | 日記
「エンテベ空港の7日間」

ボーゼ ハイジャック犯。ドイツ人
ブリギッテ ハイジャック犯(ロザムンド・パイク)
フアン・パブロ ブリギッテの恋人
イツハク・ラビン イスラエル首相
シモン・ペレス イスラエル国防大臣
アミン大統領 ウガンダ元首

起:イスラエル人の乗った機がハイジャックされる。
承:一味はエンテベ空港に立てこもり、テロリストの解放を要求。
転:イスラエル政府は攻撃を決定。
結:イスラエルは空港を攻撃し、人質は救出される。

 1947年。イスラエルが国際的に承認される。
過激派がパレスチナに加わり、イスラエルを攻撃。
イスラエルは彼らをテロリストと呼んだ。
 1976年6月。1日目。アテネから乗り込んだ男女が旅客機を乗っ取る。
イスラエル政府にもハイジャックの連絡が入る。
 一味は乗客のパスポートを要求。
200人の乗客の中の80人程度がイスラエル人だ。
 機はリビアに着陸。一味はテロリストの釈放を要求。
仲間が殺されたと言う彼らは、イスラエルへの復讐を誓っていたのだ。
一味は妊娠していると称する女性を解放。
イスラエル政府は、彼女から機内の状況を聞く。
 機はウガンダのエンテベ空港へ到着する。
 2日目。一味は乗客を空港建物へ移動させる。乗客は待合室で夜を明かす事に。
 イスラエル政府は対策を検討。
要求通り全テロリストを解放すれば、政府は崩壊してしまう。
そこで空港占拠を計画。ペレス国防大臣は特殊部隊を招集する。
 3日目。一味は、イスラエル人を隣の倉庫へ移動させる。
一味の中にも、ナチのようなやり方だと批判的な意見者も出る。
だが一味のブリギッテは、ナチを演ずればいいと話す。
 イスラエル政府はウガンダとの交渉を試みるが、
ソ連の支援が欲しいアミン大統領の説得に失敗する。
ペレス国防大臣は、2個中隊を送り込む事に。
 4日目。48人の人質が解放される。
イスラエル人は残され、
アミン大統領は、政府が要求を飲まなければ子供たちが殺されると告げる。
 5日目。人質の家族はイスラエル政府に抗議。
ラビン首相は交渉を試みるが、政府内部には反対意見が出る。
政府は攻撃作戦を用意。失敗すれば政府へのダメージは大きい。
 人質は待合室に戻される。
 7日目。イスラエル政府は攻撃作戦を承認。サンダーボルト作戦と名付けられる。
ラビン首相は、死者25人以下なら成功だと話す。
 ブリギッテはハイジャックに参加せず留まった恋人に連絡。
生きては帰れないと別れを告げる。
 イスラエル軍が攻撃を開始。
 攻撃を知った一味は、人質を殺す事にためらう。
イスラエル軍が建物に突入し、撃ち合いに。ブリギッテら一味は射殺される。
 102名の人質を乗せて、イスラエル軍は帰還。
作戦は成功だが、ラビン首相は手放しでは喜べないと言う。
交渉ができないならば、この戦争は続くからだ。
人質4名が死亡。兵士たちにも犠牲が出る。
ラビン首相は和平交渉を試みるが、95年過激派に殺された。
ペレス国防大臣は後に首相になり、老衰で他界した。
2018年現在、イスラエルとパレスチナとの和平交渉は行われていない。

 と言う訳で、エンテベ空港を巡るハイジャック事件の物語。
かつてブロンソンの「特攻サンダーボルト作戦」でも描かれた話です。
イスラエルに反発する一味がハイジャック事件を起こし、
ウガンダのエンテベ空港に立てこもる。
ウガンダのアミン大統領は、事件を利用して名を売ろうと画策。
イスラエルは部隊を送り込んで制圧しようと計画。
。。なんて展開だが、ハラハラはあまりせず、淡々とした感じ。
テロリストの1人は、ご贔屓ロザムンド・パイクだが
化粧けのない役柄で、あまり魅力的とは言えず。

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