「博士と狂人」
マレー博士 言語学者(メル・ギブソン)
マイナー博士 元軍医(ショーン・ペン)
メレット夫人 マイナーに夫を殺された
エイダ マレーの妻
マンシー 看守。マイナーに同情
フレディ 理事。マレーの友人
起:殺人で精神病院に入れられたマイナー博士は、マレーの辞書編纂に協力する。
承:夫を殺されたメレット夫人は、マイナーに恋心を抱くように。
転:責任を感じたマイナーは再び精神を病んでしまう。
結:マレーが手を回し、マイナーは病院を出て米国へ送還される。
1872年。米国人マイナー博士は裁判を受ける。
マイナーはメレットと言う男を射殺したが、人違いだったのだ。
精神を病んだいたとして死刑は免れるが、精神病院に収容される。
イングランド。
オックスフォード大学は英語辞典の編纂を進めるが、成果が出ていない。
そこで、独学で言語学者になったマレー博士に期待が寄せられる。
マレーは各国語を話し、その知識を買われたのだ。
編纂作業を進めるマレーは、学者が足りないと言う。
英語が話せる者が1000人いれば、数年で出来ると豪語。
一方で、マレーが抜擢された事に不満な者もいる。
マイナーは未亡人であるメレット夫人に手紙を送るが、受け取られなかったと知る。
生活に困った夫人は体を売るが、なかなか金を得られない。
マイナーは夫人への援助を申し出る。
夫人はマイナーに会い、援助は受けるが、許した訳ではないと告げる。
マレーの作業が難航する中、ボランティアで参加すると言う人物から手紙が届く。
調査が必要な単語を知らせてほしいと言われ、マレーは救世主だと感じる。
その人物こそマイナーで、マレーから届いた単語に取り組む。
マレーはマイナーを訪ね、「A」の部分が出来た辞書を渡す。
作業はまだ続くと話すと、マイナーは協力を続けたいと言う。
援助に感謝するメレット夫人は、マイナーに頼まれた本を届ける。
夫人が文字を読めないと知り、マイナーが教える事に。
夫人もそれを楽しみにするようになり、マイナーの治療にも効果があるとされる。
夫人は子供たちを連れてマイナーに面会する。
長女クレアはマイナーに当たるが、夫人はそれを詫びる。
マイナーによって平穏が破られたのは事実だが、
今ではお互いに理解できると感じているのだ。
夫人は覚えたての文字で、マイナーに手紙を書く。
夫人が自分に恋愛感情を抱いていると知り、
マイナーはまたメレットを殺したと感じる。
マイナーは自分を傷付け、本を没収される。
マイナーの異変を知り、マレーがかけつける。
マイナーの妄想が再発し、マレーを追い返してしまう。
マレーが作った第1巻には収録されていない単語があると、
他の大学から批判される。
妻エイダさえも、殺人者を編纂作業に使った事を責める。
だがマレーは、マイナーは人生をもって償おうとしたのだとかばう。
マレーはマイナーが深刻な状態にあると知る。
再び訪ねるが反応はなく、もはやマイナーは獣のようだと言われる。
しばらくして、編纂作業に殺人犯が関わっていた事が報じられる。
マイナーの偉業を訴えるマレーだが、編纂作業から外されてしまう。
友人である理事フレディはマレーをかばい、彼が編纂の土台を作ったのだと評価する。
マレーは、夫人を連れて再びマイナーに会う。
夫人が話しかけると、マイナーは心を取り戻す。
マイナーの処遇について、審問会で話し合われる。
夫人は、もし夫が生きていたら、厳しい措置を止めてほしいと言うだろうと訴える。
だが、マイナー自身の安全の為に釈放はできないとされる。
そこでマレーはチャーチル大臣の所へ押しかけ、
マイナーの人生も尊重されるべきだと訴える。
マイナーは病院から解放され、米国への送還命令が出る。
マレーは編纂作業への復帰を許され、彼を外そうとした理事は左遷された。
1908年マレーは「T」まで編纂を終え、1928年に辞書は出版された。
と言う訳で、メル・ギブソンとショーン・ペン共演によるドラマ。
オックスフォード大学は辞書を作ろうとするが苦戦。
そこで、独学で言語学を学んだメルに白羽の矢を立てる。
それも異例なんだけど、もっと異例なのはショーンの方。
彼は幻覚を見て殺人を犯してしまい、精神病院へ入れられてしまう。
平静な時は言語学に見識のあるショーンは、メルの作業を手伝う事に。
それが波乱を呼ぶと言う展開。
メルを快く思わない連中は、殺人犯が編纂に関わっている事を問題視。
一方、夫をショーンに殺された未亡人は、最初は怒っていたが
やがて理解を示し、それどころか恋心さえ感じる。
だが、ショーンは夫を2度殺したと感じ、再び幻覚を見るように。
辞書作成の大変さはそんなに伝わらないけど、人間ドラマはなかなか面白い。
マレー博士 言語学者(メル・ギブソン)
マイナー博士 元軍医(ショーン・ペン)
メレット夫人 マイナーに夫を殺された
エイダ マレーの妻
マンシー 看守。マイナーに同情
フレディ 理事。マレーの友人
起:殺人で精神病院に入れられたマイナー博士は、マレーの辞書編纂に協力する。
承:夫を殺されたメレット夫人は、マイナーに恋心を抱くように。
転:責任を感じたマイナーは再び精神を病んでしまう。
結:マレーが手を回し、マイナーは病院を出て米国へ送還される。
1872年。米国人マイナー博士は裁判を受ける。
マイナーはメレットと言う男を射殺したが、人違いだったのだ。
精神を病んだいたとして死刑は免れるが、精神病院に収容される。
イングランド。
オックスフォード大学は英語辞典の編纂を進めるが、成果が出ていない。
そこで、独学で言語学者になったマレー博士に期待が寄せられる。
マレーは各国語を話し、その知識を買われたのだ。
編纂作業を進めるマレーは、学者が足りないと言う。
英語が話せる者が1000人いれば、数年で出来ると豪語。
一方で、マレーが抜擢された事に不満な者もいる。
マイナーは未亡人であるメレット夫人に手紙を送るが、受け取られなかったと知る。
生活に困った夫人は体を売るが、なかなか金を得られない。
マイナーは夫人への援助を申し出る。
夫人はマイナーに会い、援助は受けるが、許した訳ではないと告げる。
マレーの作業が難航する中、ボランティアで参加すると言う人物から手紙が届く。
調査が必要な単語を知らせてほしいと言われ、マレーは救世主だと感じる。
その人物こそマイナーで、マレーから届いた単語に取り組む。
マレーはマイナーを訪ね、「A」の部分が出来た辞書を渡す。
作業はまだ続くと話すと、マイナーは協力を続けたいと言う。
援助に感謝するメレット夫人は、マイナーに頼まれた本を届ける。
夫人が文字を読めないと知り、マイナーが教える事に。
夫人もそれを楽しみにするようになり、マイナーの治療にも効果があるとされる。
夫人は子供たちを連れてマイナーに面会する。
長女クレアはマイナーに当たるが、夫人はそれを詫びる。
マイナーによって平穏が破られたのは事実だが、
今ではお互いに理解できると感じているのだ。
夫人は覚えたての文字で、マイナーに手紙を書く。
夫人が自分に恋愛感情を抱いていると知り、
マイナーはまたメレットを殺したと感じる。
マイナーは自分を傷付け、本を没収される。
マイナーの異変を知り、マレーがかけつける。
マイナーの妄想が再発し、マレーを追い返してしまう。
マレーが作った第1巻には収録されていない単語があると、
他の大学から批判される。
妻エイダさえも、殺人者を編纂作業に使った事を責める。
だがマレーは、マイナーは人生をもって償おうとしたのだとかばう。
マレーはマイナーが深刻な状態にあると知る。
再び訪ねるが反応はなく、もはやマイナーは獣のようだと言われる。
しばらくして、編纂作業に殺人犯が関わっていた事が報じられる。
マイナーの偉業を訴えるマレーだが、編纂作業から外されてしまう。
友人である理事フレディはマレーをかばい、彼が編纂の土台を作ったのだと評価する。
マレーは、夫人を連れて再びマイナーに会う。
夫人が話しかけると、マイナーは心を取り戻す。
マイナーの処遇について、審問会で話し合われる。
夫人は、もし夫が生きていたら、厳しい措置を止めてほしいと言うだろうと訴える。
だが、マイナー自身の安全の為に釈放はできないとされる。
そこでマレーはチャーチル大臣の所へ押しかけ、
マイナーの人生も尊重されるべきだと訴える。
マイナーは病院から解放され、米国への送還命令が出る。
マレーは編纂作業への復帰を許され、彼を外そうとした理事は左遷された。
1908年マレーは「T」まで編纂を終え、1928年に辞書は出版された。
と言う訳で、メル・ギブソンとショーン・ペン共演によるドラマ。
オックスフォード大学は辞書を作ろうとするが苦戦。
そこで、独学で言語学を学んだメルに白羽の矢を立てる。
それも異例なんだけど、もっと異例なのはショーンの方。
彼は幻覚を見て殺人を犯してしまい、精神病院へ入れられてしまう。
平静な時は言語学に見識のあるショーンは、メルの作業を手伝う事に。
それが波乱を呼ぶと言う展開。
メルを快く思わない連中は、殺人犯が編纂に関わっている事を問題視。
一方、夫をショーンに殺された未亡人は、最初は怒っていたが
やがて理解を示し、それどころか恋心さえ感じる。
だが、ショーンは夫を2度殺したと感じ、再び幻覚を見るように。
辞書作成の大変さはそんなに伝わらないけど、人間ドラマはなかなか面白い。
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