「地中海殺人事件」
エルキュール・ポアロ 名探偵(ピーター・ユスチノフ)
アリーナ 女優(ダイアナ・リグ)
ダフネ ホテル経営者(マギー・スミス)
レックス アリーナの伝記を書く(ロディ・マクダウェル)
ケネス アリーナの夫
リンダ ケネスの娘
オデル (ジェームズ・メイソン)
クリスチン (ジェーン・バーキン)
パトリック クリスチンの夫
マイラ夫人 パトリックといた
起:女優アリーナが殺される。
承:関係者全員にアリバイがあった。
転:ポアロは、クリスチンと夫パトリックの仕業と推理。
結:2人はポアロが関わった別の事件の犯人でもあった。
ポアロは地中海の島で休暇をとる。有名な女優アリーナもその地を訪問。
ホテル経営者のダフネは、アリーナと同じ舞台に出た縁があった。
一方、レックスはアリーナの伝記を出そうと考えるが、断られて途方に暮れる。
ダフネは、アリーナの夫ケネスを奪おうと離婚をそそのかす。
ケネスの連れ子リンダはアリーナを嫌っていた。
マイラ夫人とボートに乗ったパトリックは、砂浜で絞殺されたアリーナを発見。
ポアロが事件を推理する事になる。
夫ケネスはタイプを打っていたと言い、ダフネも従業員がそれを目撃したと証言。
だがドアの位置から机は見えず、ケネスを奪おうとしたダフネの犯行とも考えられる。
ダフネは、クリスチンが嫉妬から殺したのではと言う。
クリスチンはリンダと一緒にいたと証言。
泳いでいたリンダも、崖の上から手を振るクリスチンを見たと言う。
レックスには、アリーナが死ななければ伝記を出版できないと言う動機があった。
レックスはボートを漕いでおり、泳いでいたリンダに会ったと言う。
リンダはそんな話をしていなかったが、彼女もレックスに会ったと認める。
オデルにも動機があり、アリバイはないと言うが、
本を読んでいる所をダフネが目撃していた。
全員にアリバイがあるのだ。
ポアロは関係者を集め、犯人はクリスチンだと言う。
クリスチンはリンダの時計の時間をずらし、わざと12時5分前に時間を尋ねた。
12時の号砲を聞かせない為に海に潜らせ、その後、崖から手を振った。
高い場所が苦手と称していたクリスチンだが、
リンダから見える為には崖すれすれまで行かなければならない。
クリスチンが崖をハシゴで下りてきた為、気付いたアリーナは洞窟へ隠れた。
洞窟には香水のにおいが残っていたのだ。
やがて出てきたアリーナを、クリスチンが殴り倒した。
だが、クリスチンに絞殺する力はないと言う指摘に対し、
ポアロは夫パトリックが共犯なのだと言う。
パトリックが死体を発見した際、実際に砂浜に寝ていたのはクリスチンだっだ。
パトリックはマイラ夫人に助けを呼びに行かせ、その間に犯行に及んだのだ。
クリスチンはアリーナの水着を着て、クリームで褐色の肌を装った。
その後、クリームを落としてテニスに参加。
クリスチンとパトリックはわざと口論して、仲の悪いフリをしていた。
パトリックはアリーナの宝石を拝借し、金にしようとしていたのだ。
だが、証拠はないと言うパトリックは、侮辱を受けたとして島を去る事に。
するとポアロは、パトリックをルーバーだと呼ぶ。
ポアロが関わった英国での事件で、アリスと言う女性が殺された。
夫ルーバーに容疑がかかるが、女性ハイカーが先に死体を見付けた為に疑いが晴れる。
実はこの女性ハイカーが、ルーバーことパトリックのもう1人の妻クリスチンだった。
急いでホテルを去ろうとするパトリックが書いた小切手の筆跡が、
ルーバーのものと一致。
そして、パトリックが決して火を着けなかったパイプには、
アリーナから盗んだ宝石が隠されていた。
と言う訳で、ポアロものの一作。
監督がガイ・ハミルトンで、殺される女優がダイアナ・リグ。
ナイル殺人事件ではロイス・チャイルズが殺されたから、007とは縁遠からずか。
例によって、皆に恨まれる人物が殺され、関係者全員に動機があると言う展開。
本作では、2時間の映画で殺人があるまで1時間。ちょっと前置きが長い印象。
推理だけでは解決できず、犯人のミスを待つのも、あざやか感を損なう。
エルキュール・ポアロ 名探偵(ピーター・ユスチノフ)
アリーナ 女優(ダイアナ・リグ)
ダフネ ホテル経営者(マギー・スミス)
レックス アリーナの伝記を書く(ロディ・マクダウェル)
ケネス アリーナの夫
リンダ ケネスの娘
オデル (ジェームズ・メイソン)
クリスチン (ジェーン・バーキン)
パトリック クリスチンの夫
マイラ夫人 パトリックといた
起:女優アリーナが殺される。
承:関係者全員にアリバイがあった。
転:ポアロは、クリスチンと夫パトリックの仕業と推理。
結:2人はポアロが関わった別の事件の犯人でもあった。
ポアロは地中海の島で休暇をとる。有名な女優アリーナもその地を訪問。
ホテル経営者のダフネは、アリーナと同じ舞台に出た縁があった。
一方、レックスはアリーナの伝記を出そうと考えるが、断られて途方に暮れる。
ダフネは、アリーナの夫ケネスを奪おうと離婚をそそのかす。
ケネスの連れ子リンダはアリーナを嫌っていた。
マイラ夫人とボートに乗ったパトリックは、砂浜で絞殺されたアリーナを発見。
ポアロが事件を推理する事になる。
夫ケネスはタイプを打っていたと言い、ダフネも従業員がそれを目撃したと証言。
だがドアの位置から机は見えず、ケネスを奪おうとしたダフネの犯行とも考えられる。
ダフネは、クリスチンが嫉妬から殺したのではと言う。
クリスチンはリンダと一緒にいたと証言。
泳いでいたリンダも、崖の上から手を振るクリスチンを見たと言う。
レックスには、アリーナが死ななければ伝記を出版できないと言う動機があった。
レックスはボートを漕いでおり、泳いでいたリンダに会ったと言う。
リンダはそんな話をしていなかったが、彼女もレックスに会ったと認める。
オデルにも動機があり、アリバイはないと言うが、
本を読んでいる所をダフネが目撃していた。
全員にアリバイがあるのだ。
ポアロは関係者を集め、犯人はクリスチンだと言う。
クリスチンはリンダの時計の時間をずらし、わざと12時5分前に時間を尋ねた。
12時の号砲を聞かせない為に海に潜らせ、その後、崖から手を振った。
高い場所が苦手と称していたクリスチンだが、
リンダから見える為には崖すれすれまで行かなければならない。
クリスチンが崖をハシゴで下りてきた為、気付いたアリーナは洞窟へ隠れた。
洞窟には香水のにおいが残っていたのだ。
やがて出てきたアリーナを、クリスチンが殴り倒した。
だが、クリスチンに絞殺する力はないと言う指摘に対し、
ポアロは夫パトリックが共犯なのだと言う。
パトリックが死体を発見した際、実際に砂浜に寝ていたのはクリスチンだっだ。
パトリックはマイラ夫人に助けを呼びに行かせ、その間に犯行に及んだのだ。
クリスチンはアリーナの水着を着て、クリームで褐色の肌を装った。
その後、クリームを落としてテニスに参加。
クリスチンとパトリックはわざと口論して、仲の悪いフリをしていた。
パトリックはアリーナの宝石を拝借し、金にしようとしていたのだ。
だが、証拠はないと言うパトリックは、侮辱を受けたとして島を去る事に。
するとポアロは、パトリックをルーバーだと呼ぶ。
ポアロが関わった英国での事件で、アリスと言う女性が殺された。
夫ルーバーに容疑がかかるが、女性ハイカーが先に死体を見付けた為に疑いが晴れる。
実はこの女性ハイカーが、ルーバーことパトリックのもう1人の妻クリスチンだった。
急いでホテルを去ろうとするパトリックが書いた小切手の筆跡が、
ルーバーのものと一致。
そして、パトリックが決して火を着けなかったパイプには、
アリーナから盗んだ宝石が隠されていた。
と言う訳で、ポアロものの一作。
監督がガイ・ハミルトンで、殺される女優がダイアナ・リグ。
ナイル殺人事件ではロイス・チャイルズが殺されたから、007とは縁遠からずか。
例によって、皆に恨まれる人物が殺され、関係者全員に動機があると言う展開。
本作では、2時間の映画で殺人があるまで1時間。ちょっと前置きが長い印象。
推理だけでは解決できず、犯人のミスを待つのも、あざやか感を損なう。