ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2019/01/01 「ダウンサイズ」

2019-01-01 00:00:00 | 日記
「ダウンサイズ」

ポール (マット・デイモン)
ドゥシャン ポールの隣人(クリストフ・ヴァルツ)
ノク・ラン・トラン ベトナム人活動家
ヨルゲン・アスビョルンセン医師 縮小化の技術を生み出す
オードリー ポールの妻
コンラッド 船長
ローラ ダウンサイズを紹介する体験者(ローラ・ダーン)

起:人間を縮小化する技術が開発される。
承:妻が躊躇した為、ポールは1人だけ縮小化してしまう。
転:人類を生き延びさせる計画に参加しようとする。
結:結局、計画には参加しない。

 人類の様々な課題の解決策として、人間を縮小する技術が開発される。
身長は10センチ程度となり、消費するエネルギーや排出するゴミも削減されるのだ。
この技術はダウンサイズと呼ばれる。
 ポールとオードリーの夫妻は家の購入を考えるが、なかなか手が出せないでいた。
友人ビートがダウンサイズし、経済的に助かったと聞かされる。
夫妻は縮小化を決意。家具を売り払うが、オードリーの母は懐疑的だ。
経済に貢献しないのに、税金が同じである事に不満を漏らす者もいる。
 夫妻は縮小化された人々が住むレジャーランドと言う地へ。
意思確認をし、2人は分かれて処置を受ける事に。
ポールは縮小化を終えるが、オードリーが土壇場で逃げ出したと知らされる。
 1年後。オードリーと離婚したポールは、電話オペレータの仕事をしていた。
ある時、隣人であるドゥシャンのパーティに参加。
ドゥシャンは、縮小化された人にとって贅沢品である品を、
普通サイズの人は安価に手に入る事に目をつけ、それで儲けていたのだ。
 ポールは、ドゥシャンの屋敷で働く家政婦が、
ベトナムの有名な活動家ノク・ランだと気付く。
彼女の義足を壊してしまい、代理としてこき使われる事に。
見かねたドゥシャンが、人道支援でノルウェーへ行く事になったと称するが
ノク・ランもついてきてしまう。
 ノルウェーに着いた一同は、縮小化を開発したヨルゲン博士に会う。
博士によると、南極からメタンガスが流出して人類は絶滅してしまうと言う。
そこで、地下に作ったコロニーに縮小化された人々が住み、
環境が安定する8000年後まで過ごすと言うのだ。
ポールはコロニーに行く事を決意するが、
人類が絶滅するのは数百年後だと、ドゥシャンは否定的だ。
ポールはコロニーに乗り込むが、土壇場で思い直して引き返す。
 ノク・ランは、死を意識すると周りが理解できると言う。
帰国したポールは彼女に付き合って、貧しい人々の世話をするようになるのだった。

 と言う訳で、マット・デイモン主演のコメディ(?)
人類の様々な課題を解決する為、人間を1/14に縮小すると言う技術を開発。
これにデイモンが参加すると言う訳。
ウルトラQの1/8計画を連想させる設定です。
本作ではデイモンが妻と参加を決めるが、
いざ縮小すると、妻が土壇場でリタイヤしていたとわかる。
元に戻る事は出来ず、小さな人々の世界で暮らし続ける展開で
大きな人々は出てこないから、小さなサイズである必然性は低い。
デイモンはいろいろ考えてる様で、とっさの思い付きで重要な決断をするタイプ。
コメント
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