ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2019/01/14 「地中海殺人事件」

2019-01-14 00:00:00 | 日記
「地中海殺人事件」

エルキュール・ポアロ 名探偵(ピーター・ユスチノフ)

アリーナ 女優(ダイアナ・リグ)
ダフネ ホテル経営者(マギー・スミス)
レックス アリーナの伝記を書く(ロディ・マクダウェル)
ケネス アリーナの夫
リンダ ケネスの娘
オデル (ジェームズ・メイソン)
クリスチン (ジェーン・バーキン)
パトリック クリスチンの夫
マイラ夫人 パトリックといた

起:女優アリーナが殺される。
承:関係者全員にアリバイがあった。
転:ポアロは、クリスチンと夫パトリックの仕業と推理。
結:2人はポアロが関わった別の事件の犯人でもあった。

 ポアロは地中海の島で休暇をとる。有名な女優アリーナもその地を訪問。
ホテル経営者のダフネは、アリーナと同じ舞台に出た縁があった。
一方、レックスはアリーナの伝記を出そうと考えるが、断られて途方に暮れる。
ダフネは、アリーナの夫ケネスを奪おうと離婚をそそのかす。
ケネスの連れ子リンダはアリーナを嫌っていた。
 マイラ夫人とボートに乗ったパトリックは、砂浜で絞殺されたアリーナを発見。
ポアロが事件を推理する事になる。
 夫ケネスはタイプを打っていたと言い、ダフネも従業員がそれを目撃したと証言。
だがドアの位置から机は見えず、ケネスを奪おうとしたダフネの犯行とも考えられる。
 ダフネは、クリスチンが嫉妬から殺したのではと言う。
クリスチンはリンダと一緒にいたと証言。
泳いでいたリンダも、崖の上から手を振るクリスチンを見たと言う。
 レックスには、アリーナが死ななければ伝記を出版できないと言う動機があった。
レックスはボートを漕いでおり、泳いでいたリンダに会ったと言う。
リンダはそんな話をしていなかったが、彼女もレックスに会ったと認める。
 オデルにも動機があり、アリバイはないと言うが、
本を読んでいる所をダフネが目撃していた。
全員にアリバイがあるのだ。
 ポアロは関係者を集め、犯人はクリスチンだと言う。
クリスチンはリンダの時計の時間をずらし、わざと12時5分前に時間を尋ねた。
12時の号砲を聞かせない為に海に潜らせ、その後、崖から手を振った。
高い場所が苦手と称していたクリスチンだが、
リンダから見える為には崖すれすれまで行かなければならない。
クリスチンが崖をハシゴで下りてきた為、気付いたアリーナは洞窟へ隠れた。
洞窟には香水のにおいが残っていたのだ。
やがて出てきたアリーナを、クリスチンが殴り倒した。
 だが、クリスチンに絞殺する力はないと言う指摘に対し、
ポアロは夫パトリックが共犯なのだと言う。
パトリックが死体を発見した際、実際に砂浜に寝ていたのはクリスチンだっだ。
パトリックはマイラ夫人に助けを呼びに行かせ、その間に犯行に及んだのだ。
クリスチンはアリーナの水着を着て、クリームで褐色の肌を装った。
その後、クリームを落としてテニスに参加。
クリスチンとパトリックはわざと口論して、仲の悪いフリをしていた。
パトリックはアリーナの宝石を拝借し、金にしようとしていたのだ。
だが、証拠はないと言うパトリックは、侮辱を受けたとして島を去る事に。
 するとポアロは、パトリックをルーバーだと呼ぶ。
ポアロが関わった英国での事件で、アリスと言う女性が殺された。
夫ルーバーに容疑がかかるが、女性ハイカーが先に死体を見付けた為に疑いが晴れる。
実はこの女性ハイカーが、ルーバーことパトリックのもう1人の妻クリスチンだった。
急いでホテルを去ろうとするパトリックが書いた小切手の筆跡が、
ルーバーのものと一致。
そして、パトリックが決して火を着けなかったパイプには、
アリーナから盗んだ宝石が隠されていた。

 と言う訳で、ポアロものの一作。
監督がガイ・ハミルトンで、殺される女優がダイアナ・リグ。
ナイル殺人事件ではロイス・チャイルズが殺されたから、007とは縁遠からずか。
例によって、皆に恨まれる人物が殺され、関係者全員に動機があると言う展開。
本作では、2時間の映画で殺人があるまで1時間。ちょっと前置きが長い印象。
推理だけでは解決できず、犯人のミスを待つのも、あざやか感を損なう。
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2019/01/14 「パディントン2」

2019-01-14 00:00:00 | 日記
「パディントン2」

パディントン 話ができるクマ
ルーシー パディントンの叔母

ヘンリー・ブラウン 夫
メリー ヘンリーの妻(シェイプ・オブ・ウォーターの主役)
ジュディ ヘンリーの娘
ジョナサン ヘンリーの息子
バートさん 家政婦
ブキャナン 俳優(ヒュー・グラント)
ナックルズ 刑務所の食事係

起:パディントンは絵本を盗んだ濡れ衣で刑務所に入れられる。
承:囚人たちと仲良くなる。
転:絵本には俳優ブキャナンが追う宝の在り処が隠されていた。
結:脱走したパディントンとヘンリー一家がブキャナンを倒す。

 数年前。ルーシーらは川に流されていた子クマを助けて育てる。
 子グマは成長してパディントンと呼ばれ、ロンドンで人々と打ち解けていた。
パディントンは、骨董屋でロンドンの観光地が描かれた絵本を見つける。
これをルーシーの誕生日プレゼントにと考え、バイトで金を作ろうとするが失敗。
 サーカスを訪れたパディントンは、
ここでも絵本の話をし、出演する俳優ブキャナンはこれに関心を示す。
その後、パディントンは、泥棒が絵本を盗むのを目撃。
警察はパディントンを泥棒として逮捕。10年の刑とされる。
 ヘンリー一家は、パディントンが目撃した真犯人を探す事に。
骨董屋は、絵本に高価な価値があるのかもと言う。
サーカスで稼いでいたダンサーが殺され、犯人の手品師は金品を盗んだ。
実はブキャナンはこの手品師の孫なのだ。
 パディントンは洗濯を失敗し、全員の囚人服がピンク色になる騒ぎに。
囚人たちの誰も料理係のナックルズに口出しできなかったが、
彼はパディントンの作るサンドイッチに感激。
パディントンは囚人たちのレシピをかき集め、ケーキなどが振舞われるようになる。
 ロンドンの各観光地が荒らされる事件が発生。
各地で犯人が目撃されるが、メリーはいずれもブキャナンの扮装だと推理。
一方、ナックルズらはパディントンに脱走計画を持ち掛ける。
外に出れば濡れ衣は張らせる。
ヘンリー一家はパディントンの事をすぐに忘れるはずだと言って、仲間になれと誘う。
 ヘンリー一家はブキャナンの家に忍び込み、泥棒と同じ衣装を発見。
だが、警察は衣装だけでは証拠にならないと言う。
一家はブキャナンを追って面会を忘れてしまい、
見捨てられたと落ち込んだパディントンは、ナックルズの脱走計画に乗る。
 ナックルズらは気球で刑務所を脱出。
だが犯人探しをする考えはなく、利用されたと失望したパディントンは立ち去る。
パディントンはヘンリー一家に電話し、脱獄したと伝えて列車に乗る。
留守電を聞いた一家も列車を追う。
観光地に書かれたアルファベットの通りにオルガンを弾くと、
中に隠された宝が現れる仕掛けだが、それに気付いたパディントンが絵本を持ち去る。
ブキャナンはパディントンを追うが、かけつけた一家がブキャナンを倒す。
パディントンは、切り離された列車ごと川に落ちてしまうが、
戻ってきたナックルズに救出される。
 ブキャナンは逮捕され、パディントンは自由の身に。
ルーシーの誕生日に間に合わなかったと失望するが、
ヘンリー一家がルーシーをロンドンに招いていた。
ナックルズらも出所してサンドイッチの店を開く。
10年の刑となったブキャナンは、刑務所でショーを演じて人気者になるのだった。

 と言う訳で、話ができるクマのパディントンが巻き起こす騒動の話。
パディントンはペルーにいる養母に絵本を贈ろうとするが、
それを盗んだとされて刑務所へ。
実は絵本には宝のありかが隠されていて、俳優ヒュー・グラントが狙っていたのだ。
前作と同様、著名な俳優を悪役に据えて一騒動起こす展開だが、
本作では刑務所の描写が面白い。
パディントンの失敗で囚人服が染まり、いかつい囚人たちがピンクの服を着る羽目に。
全員がパディントンのペースになるあたりが面白い。
ラストで囚人仲間がどうなったかが気になったが、
ちゃんとエンドロールで描かれてました。
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2019/01/14 「パディントン」

2019-01-14 00:00:00 | 日記
「パディントン」

パディントン 話ができるクマ
パストゥーゾ パディントンの叔父
ルーシー パディントンの叔母

ヘンリー・ブラウン 夫
メリー ヘンリーの妻(シェイプ・オブ・ウォーターの主役)
ジュディ ヘンリーの娘
ジョナサン ヘンリーの息子
バートさん 家政婦
ミリセント 自然史博物館員(ニコール・キッドマン)

起:話ができるクマのパディントンは、探検家を頼ってロンドンへ行く。
承:ヘンリー一家に泊めてもらう。
転:探検家の娘ミリセントは、パディントンをはく製にしようとする。
結:パディントンはヘンリー一家に助けられる。

 ペルーを訪れた探検家は、言葉を話すクマの夫婦に出会う。
探検家が帰国して何年かが経過。
子グマはルーシーとパストゥーゾの夫婦に育てられるが、
地震でパストゥーゾが死んでしまう。
そこで、子グマは探検家を探してロンドンへ行く事に。
ロンドンはよそ者にやさしいはずだ。
 ロンドンに到着した子グマは、駅でメリーと言う女性に拾われる。
彼女は駅名にちなんでパディントンと名付ける。
探検家を探していると言うパディントンを泊める事に。
メリーの夫ヘンリーはパディントンを泊める事に否定的だったが、
探検家探しには協力する。
資料室で調べ、探検家がモンゴメリー・クライドだと突き止める。
 自然史博物館員ミリセントは、パディントンの存在を知って捕らえようとする。
家に侵入する騒ぎになり、ヘンリー一家が危険だとパディントンは出て行く。
 パディントンはモンゴメリーを探し回り、とある家にたどり着く。
そこにいた女性ミリセントはモンゴメリーの娘で、父は死んだのだと言う。
世話をすると称するミリセントだが、実際はパディントンをはく製にしようとする。
帰国した探検家は話すクマについて報告したが、
誰も信じず、除名されて記録は抹消された。
父は家族よりも獣を大事にしたと、ミリセントは恨んでいたのだ。
 パディントンの危機を知ったヘンリー一家は博物館に侵入。
逃げ出したパディントンを助け、ミリセントは屋根から転落する。
 ミリセントは捕まり、嫌いだった動物園での地域貢献を命じられる。
パディントンはヘンリー一家を家族と感じるように。
ロンドンは変わりものだらけ。だから誰でも打ち解けられるのだ。

 と言う訳で、言葉を話すクマを描いた作品。
ペルーの奥地にいたパディントンは、新たな家を探してロンドンへ。
養父が世話になった探検家を探すが、とりあえずブラウン家で暮らす事に。
パディントンはちょっとドジでハプニングを巻き起こすが、
それ以上に、クマがうろうろする事を誰も驚かない点が本作の魅力。
探検家の娘がニコール・キッドマンで、
パディントンを剥製にしようと、元夫トムばりのアクションを披露する。
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2019/01/14 「ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦」

2019-01-14 00:00:00 | 日記
「ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦」

ジェームズ・キャメロン 映画監督で探検家

起:ジェームズ・キャメロン監督は深海に挑戦する。
承:潜水艇で潜り始める。
転:次第に深く潜る。
結:最深部に到達する。

 人類は宇宙へ進出したが、深海はほぼ未知の世界だ。
ジェームズ・キャメロン監督は、この神秘の世界へ行こうと考える。
1960年にトリエステ号が深海を目指したが、以来誰も挑戦していない。
深度1万1000メートルに耐えるディープシーチャレンジャー号を建造する。
 2011年。調査船が待機するが、潜水艇はまだ出来ていない。
監督はアビスやタイタニックと言った映画を作りながら、
現実世界では深海探査の夢に取り憑かれ、
沈没したタイタニックや戦艦ビスマルクを探索していた。
 2012年。トリエステ号の乗員にアドバイスをもらい、潜航テストを開始。
海底19メートルだったが、ヘリの事故で仲間が死亡し、計画は中止になりかける。
だが、諦めたら2人に殺されると再開。
3回目は937メートル潜水し、アーム操作の練習をする。
 5回目は3658メートル潜水。
民間の潜水艇では未踏の深さだが、まだ目標の1/3だ。
7回目には8230メートルに到達するが、様々な不具合も生ずる。
8回目には多様な生態系を採取する。
 次に目指すのは最深部だが、予定時期がずれた為、貿易風が吹き荒れる。
最深部に到達し、サンプルを採取。無事帰還する。
この作業の難しさを理解する関係者は少なく、絆は続くだろう。
潜水艇は10910メートルに到達。
だが海底には、いまだ前人未到の場所が多くあるのだ。

 と言う訳で、ジェームズ・キャメロン監督によるドキュメンタリー。
彼は探検家の一面も持ち、沈没したタイタニックを探る作品もあったが、
本作では海底11000メートルの深海探査に挑戦する。
残念ながら、それがどれだけ大変な事なのかわからないので、見ていてちょっと退屈。
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