シーグラスのランタンがついに完成した

１０年前位から、シーグラスを拾い集めていた

完全退職したらこれを使って何かを作れそうだ、光を通すからステンドグラスっぽく何かができそうだ。

そんなことを漠然と思いながら、岬で休憩しながら、有り余る時間つぶしにガラスの破片を収集していた時期があった。

破片は波で洗われてガラスの鋭さがなくなったものを集めて、不揃いのシーグラスだから、先ずは集めまくって溜めこむようにしていた。

余裕のある量の作成材料がないと作成途中で直ぐに補う訳には行かないし、仕事をしていてそんなことをしていたら完成は無理と思っていた。

大分集まってから中々作成する気にならず、梅酒を作ったときのガラス瓶に入れて保存していたが、数年経って今年、ふと作成する気分になった。

とりあえずは部品を作る感じで一枚一枚を接着してパーツにしていく。
次の行程に入るまでは、２４時間かけて接着剤が乾くのを待つことにした。

ひと月ほど経つと何となく形になってきた


焦ると今までの形が崩壊してしまう、じっくりとパーツ作りと貼り付けを繰り返した。
形はシーグラスの大きさ変形に合わせて貼り重ねるイメージ、そんなことを繰り返して何とか完成と思えるものができた。

今もどんな形が完成なのかよく解らない.....


こんな形だったのかなあ、作成中にイメージがころころ変化しながらも、少しの完成感を味わうことができる。

それでも、蝋燭を灯してみるとイメージした形がやっと見えてくる


小生にしては根気よく作り続けたものである、なにせ材料を拾い始めてから数えると１０年以上かかっているのだから。

今年、よく作成する気になった、時間があると何かを形作ることができるものである。
完全退職してからの数少ない成果品を手に入れた気がする。

長者が崎の先端、この岬でシーグラスを拾い集めてきた


近年はシーグラスが少なくなってきた、繰り返す台風や高波で岬の風景が変わって海流も変わったのだろう。

以前から集めていてよかった、このシーグラスランタンの完成は、自己満足１０大ニュースのトップかも知れません。

材料費用は接着剤２本、２１６円でした。


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