３月３１日

二度目の退職辞令をもらった

前職を定年退職して丸３年、法人改革の真っ只中の職場は結構きついものがあった。

新法人に移行できて、その残務処理もできてよかった。

まだ止めるのは早いのでは？と言ってくれるのだが、
自分の限界は自分にしか分からない。

今が潮時、暦も大潮、無事に事務所を去ることができ、
本当の定年退職を迎えることができたと思えた。

４月１日からは新しい人生が始まる。
海山散歩はこれからが本番なのです。

生まれる前の子産石（こうみいし）、子宝に恵まれる伝説の石


今年は、もうすぐ新しい命・孫に会えそうである。

３月31日、退職や別れの後には新しい出会いが待っている、
人生の節目は出会いのとき、毎日を大事にしたいと思った日でした。

退職準備

辞職願が承認された

新法人になって、自分の辞職や後任者の採用は理事会の決議が必要になり
先日、承認され総会でも報告ができた。

退職の準備をしなければならない。３年間お世話になった事務所の皆に
せめてお菓子でもと鎌倉へ買いに行った。

平日は歩きやすい、４月からはこんな感じで散歩できると思いながら、
そうだ、江ノ電に乗って、スケッチの材料でも探そうと、荷物をコインロッカーに預けて、
一日乗り降りし放題の乗車券「のりおりくん」を購入して
鎌倉と江の島の間でデジカメに記録してみた。

便利な切符である。おおらかな切符である。


鎌倉駅は平日でも人が多い。


とりあえず、稲村ケ崎で途中下車、その後も鎌倉高校前や腰越など
普段下車したことのない駅で何回でも乗り降りできた。

車窓に海が開けると、「うわー」と歓声が聞こえた。

路面電車の部分も撮ることができた。


久しぶりの江ノ電、江ノ電の魅力を改めて感じた日でした。
４月からはもっと新しい発見があるような、発見できるように
モチベーションを保ちたいと感じた日でした。

春風のままに

春分、お彼岸、三連休、暖かい日が続いている

お墓参りも終えて、潮風に当たりに漕ぎ出した。

絶好のカヤック日和。
今日は、午前中の北風に乗って南へ向かって、
お昼近くからの南風に乗って帰ってきた。

緩い風速で心地よい、楽なツーリングだった。
春霞もなく、富士山がくっきりと海面に浮かんでいる。


途中、富士山をバックに網を上げていた、今日の漁は気持ちよさそう。


久しぶりに斉田浜に上陸してみた。
ここは陸からは人が来にくい隠れスポット、今日も誰もいない。


海鳥たちも日向ぼっこのよう、山の色が柔らかくなってきた。


いよいよ本格的な春を感じた一日でした。

感動：宇津井健さん

数日前、俳優の宇津井健さんが亡くなった

若い頃から悪役は似合わない、正義の味方がよく似合う俳優だった。
清潔すぎて、芸能人としては少し不自然な魅力のあるスターだったと思う。

年輪を増すごとに味が出て、よき父親役がよく似合い、
一層人間味豊かな人物像を演じていたと感じる。

演じていたというより、本人の人柄が滲み出ていたのだと改めて思った。
どんなに他人を演じても、きっとどこかにその人となりが見えてしまうのだろうか。

宇津井健さんの死亡に関わる記事を読んで、
改めて素晴らしい男らしさに感心してしまった。

奥様を亡くされ、お一人で頑張ってから素晴らしい女性と巡り合い、
自分の死を受け入れ、自分の葬儀の喪主をその女性に託し、
しかも、亡くなる数時間前に入籍して「籍も無事に入れて、よかった、よかった」
と納得して息を引き取ったという。

本物のラブストーリを見た想いである。
実にかっこいい、誰もが憧れる最期だと思う。

銀幕のスターがまた一人いなくなったのは寂しいけれど、
いい俳優像を長い間観せてもらったことに感謝して、心からお悔やみ申し上げます。



いろんな記事を読むと、実の子供の育て方も立派だったのだろうと想像でき、
私生活でも、本物のお父さんだったことに感激し、
最近にない感動をもらい、思わずブログに書かせてもらいました。ー合掌ー

春一番

ついに吹いた春一番

立春から春分までの間で初めて南寄りの強風・毎秒８ｍ以上が吹き、
日本海に低気圧があり、気温が上昇する現象を春一番というらしい。

春分とは３月21日から３月23日ころらしいが、春一番に有効期間があったとは、
つまり春一番がない年もあるということである。
あと１週間後に吹いた強風は、ただの春先の強風ということになるのだろう。

若かりし頃に聴いた、キャンディーズという３人組の「春一番」という歌を思い出す。

「風が吹いて暖かさを　運んできました♪もうすぐ春ですね♪恋をしてみませんか？」

軽やかなテンポで、爽やかな歌い方、春から良い季節が始まる、
人もこれから大人になっていくと連想させる歌詞が印象的でした。


春一番は、元来漁業者によって使われた言葉らしい、
春夏秋冬という言葉、やはり１年は春から始まるということなのでしょう。