浜松へ行ってみました

県を越えての旅行も自粛緩和された

旅行に行きたいと思っていても、やはり中々出かける気にはなれなかったが、自粛緩和と聞くと気分が開放される気になる。

それでも感染は心配だから用心深く計画して、隣県の浜松・浜名湖に行ってみることにした。

気分だけ、東京乗り換えを避けて小田原から「こだま」で


ジパング３割引き切符の距離


通り過ぎたことはある駅だが下車するのは今回が初めて、賑やかで落ち着いた街。

駅前に鎮座する家康様が迎えてくれる


工業都市のイメージ通り、駅ビル内には工業製品の展示が迎えてくれる。

楽器の街


自動車の街


あてもなく無目的の旅だから、路線バスで浜松城に行ってみた。やはりお城は地元のシンボルで、市役所隣の公園の高台で城下町を見守っている。

浜松城は出世城


浜松駅からバスで小一時間、舘山寺温泉にホテルを予約しておいた。

コロナ禍の影響で遊園地やホテルは休業中が多く、期待していた湖面の上空を渡るロープウエーも運航停止中だった、やはりと思いながらも残念！

舘山寺温泉の足湯も閉鎖


閑散とした門前町を散策して舘山寺へお詣り


霧雨の舘山寺、観光客もまばら


静かな浜名湖、遊園地や動物園など再開の準備を始めているように見えた


湖畔のホテルに一泊して、久しぶりに旅行気分に浸ることができた。

さすが静岡県、ホテルのお庭が茶畑


人気のホテルのようで、予想以上に宿泊客も多かった


せっかく来たから遠州鉄道にも乗ってみた、高架鉄道を走る江ノ電のような生活電車である。

初めて乗る者には楽しい観光電車


浜松八幡宮に参拝することができた、参道には茅の輪が設けられて参拝前に八の字に輪を三回くぐってお詣りする。

ここは徳川家康公が度々参拝した歴史ある神社で、境内には地元の倶楽部などもあり地域で大事にしている神聖な場所であるのがよく分かる。

悪疫退散の意味もあるのだろう


半年ぶりに宿泊旅行ができた。
久しぶりに歩いてみて、ホテルも食堂も注意深く営業していて安心できた。

これから観光が本格化してくるだろう、迎える方も訪れる方も注意して行動できれば感染は防げると思う。何とか元の営みを取り戻したい。

今年も出費を抑えながら、自由に旅行をしたいと思った隣県への一泊二日でした。


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いつもの散歩道で・・・・・

コロナ禍の新生活様式で毎朝散歩するようになった

家の掃除やらひと通りの雑事を済ませてから、大股で手を振って少し身体に負荷をかけて近場を歩いている。

近所の散歩コースだから、よく知っているつもりでも新しい発見に出会うことがある。

山沿いに歩いて、昔来たことがある公園を思い出して行ってみた。

今では子供たちが遊んでいる気配がない


木陰の多い静かな公園だけれど、砂場も人が入っている気配がないし草木が育って鬱蒼としている。

雑草に咲く白い花は雪のよう


紫陽花を見ながらの深呼吸が気持ちいい


汗をかきながら呼吸を整えながら街の中に戻ってきて、面白い文章の掲示板にふと目を引かれた。

料亭の掲示板でご主人が趣味のように書いているのだろう。以前はこの界隈を歩くことが多かったからよく目にしていた。

久しぶりに立ち止まって読んだ


お洒落なジョークやら風刺スタイルの詩？は、含蓄がある言葉で納得してしまう。

コロナ禍と人間社会・世界を詠った文章に、タオルで汗を拭きながら、暫く読み入ってしまいました。



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国勢調査の年

先日、郵便受けに国勢調査員募集のチラシが入っていた

そうか今年は国勢調査なんだと、既にリタイアしているからか改めて年の経過を感じてしまう。
以前から国勢調査には丁寧に記入して、貴重なビックデータの収集に協力してきたつもりでいる。

それでも当時から思っていたことがある。
この調査は数年に一回行われて、戸別訪問でデータを収集することに不思議な違和感を感じていた。

この調査は大事なデータ収集だし、これができる日本は安定した社会の国だと思っている。

小生は基本的に行政の批判は好まないし、それほどの見識も持ち合わせていないけど、疑問は感じるときがある。



以前から調査員を募集して、戸別訪問しての情報収集は大変な作業だなと感じていた。
確か調査内容はかなり詳細だけれど、項目のほとんどが登録情報・住民基本台帳や納税情報等で賄えるように思えてしょうがない。



全国民にマイナンバーも付与しているし、行政情報とリンクさせて手作業で統計情報を収集する手法を改善することはできないのだろうか。

既存のデータで100パーセントを賄えなくても、最低限必要なデータは収集できないのだろうかと思い出して、今回のコロナ禍の教訓からも改めて考えてしまいます。



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ドクダミでお茶を作ります

コロナ禍のお陰？新しい発見もあった

電車もスーパーも以前と同じようになってきた、油断禁物だけど皆マスクして手指消毒して入店している。
暫くはこんな日常を当たり前に過ごさなければならない。

コロナ禍のお陰というわけでもないけど、新しい行動様式が身に着いた気がする。
ガーデニングや家庭菜園に今まで以上に取り組んだ時季を過ごすことができたと思っている。

梅雨に入ってドクダミの花が満開になってきて、ドクダミ茶を作ってみようと思った。

健康にいいらしいし、雑草と同じように扱ってきた草が薬草のように使えるのなら、行動しない理由がない。時間は十分にある。

庭の雑草と同じような草花


調べてみると和製ハーブらしい、根元から切り取ってまとめて乾燥させてから煎じるらしい。

カリカリに乾いたドクダミを濡らしたくないから、リビングの壁に吊るしたらドライフラワーのようになった。

少しお洒落っぽい


ドクダミもこんな利用が出来るんだ、あとはこれを煮詰めてお茶にするだけ、健康寿命を保つ方法をひとつ発見したような気分になる。

県外旅行の自粛も緩和されたよう、といっても油断できないから上手に予防しながら、隣の県まで旅行しようと思っています。


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やっぱり映画はいい！

近くの映画館がオープンした

一年ほどの改装工事を終えて、今月初めにショッピングモールがオープンした。
映画館が開業するのを心待ちにしていたから早速観に行った。

半世紀ほど前の出来事を記録した映像を編集して仕上げた映画、三島由紀夫と全共闘の伝説の討論会を記録した作品である。

小生達の学生時代を支配していた社会現象だった学生運動、三島由紀夫氏はそんな時代の天皇主義の反全共闘的存在だった。
左翼的活動家たちが大きな声を上げる時代、戦後の後遺症が色濃く残っていた時代、そんな時代に強烈な個人行動力で闘争した一人の天才だったと思う。

作られたストーリーではなく、実際の生中継と同じだから時間を忘れてスクリーンに見入ってしまった。

このポスターを見たときに引き込まれた


小生はノンポリ学生で社会活動などとは無縁の大学生だったが、周りには活動家を名乗る学生が大勢いた。
問題意識を持って行動して社会を変える、キャンパスでそんな崇高な理念を熱く語っていた。

そんな純粋というか正論というか、難しい論理には全くついていけないから、あまり近寄れなかったけど少なからず影響を受けた学生時代だった。

再オープンした映画館は広くて居心地がいい


感染防止も行き届いている


映画を観終わっても、妙な感動が残った。凄い人たちが自分と同じ年代の学生だったんだ、三島由紀夫氏の対応も素晴らしい、こんな討論会を初めて見た。
あの時代の凄さが強烈に伝わってきた。

帰り道の一羽の鴨が孤独に見えた


後に三島由紀夫氏は自衛隊駐屯地でクーデターを企てるも叶わず、庁舎内で切腹して介錯をさせて同志の人間も殉死した。
新聞にその場の写真が掲載されたのに驚いた記憶がある。

あの時代はいったい何だったんだろうか？　とにもかくにも巷にエネルギーが充満していたような気がします。


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