寒い日の海に漕ぎ出して

漕ぎ出そうか迷うような日

急に冬になったような灰色の空、北風が冷たい、大気が寒い、それでも少しでも漕ぎ出そう、潮風を吸い込もうとマイフィールドへ行くことにした。

二週間ぶりの浜は、こんな天候にもかかわらず団体のツアーが出艇するらしく、カラフルなシットオンカヤックが並んでいる。

寒々とした曇天だが、湾は鏡のように静かである


沖に向かって漕ぎ出すと、見た目以上に北東風が強く横風を受ける。パドルを煽られないように力強いパドリングを意識する、こんな日は油断できない。

こんな日に不意沈したくない


カヤックの団体が岬を目指している




ＳＵＰも意外と多い、やはり日曜日


今年は秋があったのだろうか？夏からあっという間に冬に突入した感じがするが、海水温は意外と暖かい。

海中を撮ったら、太陽光がなくても透明度は相当高い。北風に洗い流された冬の海の色である

見た感じが寒々としていると、感覚が寒さに洗脳されてしまう。
こんな日は、上陸して日向ぼっこしたり、一人で遠出するなど、全くそんな気にならない。

早々に引き揚げて、暖かいラーメンでも食べよう


今日から、ウエアも冬仕様に替えたつもりが、急に寒くなると何をどう変えたらいいのか迷うものである。

今年始めは、海水温が高くてワカメ漁が全滅だったが、来年はどうだろうか？こんな日に漕いでいると、もう春が気になるのです。


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通院の日の楽しみ

三か月に一回、総合病院に通院する

昨年の夏に入院して生活指導を受けてから、早いもので一年以上が経過した。

通院の都度、血液検査をしては、次の三か月後までの治療方針を決めるのだが、小生の生活態度が優秀？なせいか、検査結果が良過ぎて、三か月ごとに治療が緩やかになってくる。

今までの投薬方法にそれほどの抵抗もないので、あまり節制するような治療に変更しなくてもよいと思っているが、医師としては最善を考えるのだろう。その都度、治療方法を見直してくれる。

「今回もいいですねえ」と、投薬がまた減って三か月後の診察日を決めた。つくづく人間の身体は不思議というか、やはり機械のように単純に壊れないようである。

映画を観て帰ろう、題名が気に入った！「金メダル男」


通院日の楽しみは、昼食に大好きなロースカツ御膳を食べて映画を観る。診察結果も良しと、生ビールも飲んで身も心も軽くなる。



小生、キャベツが大好きで、必ずお代わりをする。

今年は天候不順で野菜の値段が高騰したが、値上げもせずにたっぷりのキャベツが出てくると、三か月後もこのお店で食べようと思うのです。


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鹿児島は今日も雨だった

鹿児島で４年ぶりに再会

若いときの同窓の友たち６人全員が参加できた。
皆元気に再会できたが、それぞれが交通事故に遭って手術したり、病気入院したりと何事もなく４年を過ごしたわけではなかった。

雨の熊本から九州新幹線で移動してきたが、鹿児島も雨、幹事が恐縮するが、こればかりは誰のせいでもない。アメニモマケズ、カゼニモマケズ、予定通りに観光バスで回ることにした。
２０年以上前の視察研修の始まりである。

花より団子、多分雨は気にならない

　　　

フェリーで桜島に渡った


視界の悪い中ではあるが、ガイドさんの軽妙な話術を堪能しながら、桜島を一周できた。桜島の標高は１１１７ｍ・桜島は「いいーな」と憶えるらしい。

景色は見えないが、展望台の床には桜島を俯瞰できる写真が貼り付けられており、島の上に立ってガイドさんの説明を聞いていると、桜島の情景が浮かんでくる。



大正３年の大噴火で埋没した高さ３ｍの鳥居

鹿児島市内は賑やかでエネルギッシュである。土曜の夜だからか、繁華街は大勢の人が身体を触れ合うように行き来する。

二次会に行くのに、友の案内について歩くのが精いっぱい

寝不足でも研修は続く、翌日も観光バスで「かごしま歴史探訪」である。

日本の歴史に深く関わってきた鹿児島は、見聞きするところが実に多い。観光施設も充実しており集客に力を入れているのがよく分かる。

３時間ほどで史跡・名所を巡り歩いたが、やはり明治維新との関わりが一番身近に感じられる。

西南戦争で亡くなった将兵２０２３人が眠る南洲墓地

西郷隆盛の墓前で、ガイドさんの説明も最高潮となり、みんな聞き入ってしまう。
雨が降っていることを忘れるよう


若い？とき、見知らぬ６人が研修で出会って、同じ部屋で寝泊まりして以来２０年以上が経過した。

４年ぶりに再会して、飲んで歌って語り合うことができた。

４年後は東京オリンピックの年、広島出身の６人目が最終幹事となる。再び健康で再会することを約束して解散した。



カラオケでは鹿児島は今日も雨だった。コース途中に飾ってあった写真を見て、桜島の勇姿を確認したのです。


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熊本にたどり着いた

４０数年ぶりで九州に上陸した

いささか、大袈裟な言い方であるが、小生にとっては、学生時代に北九州に来て以来である。

京浜急行で、羽田に着いてANA登場手続きしようとしたら、JALのビルからバスでANAのビルまで移動したりした。

国内線駅の出口を間違って、バス移動しなければいけないとは、完全に浦島太郎になっている。

熊本空港から何とかホテルに到着したが、雨で観光する気にならない。

空港からのバス車窓から、復旧工事中の
熊本城がチラリと見えた。

熊本駅近くで、夕食は熊本ラーメン


翌朝も雨、鹿児島に移動して四年ぶりの同窓会である。

くまもん駅長に挨拶して、初めて九州新幹線に乗ることができた。



鹿児島も雨模様、友たちとの再会を楽しみに、ブログを書きながら移動しています。


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メンテナンス

何か月かシーカヤックのメンテナンスをしていない

今週末は海に漕ぎ出せないからか、久しぶりにシーカヤックをメンテナンスする気になった。カヤックを雑巾で手洗いすると傷や痛みの状況がよく分かる。

沖合で自分が乗っているカヤックである、考えてみると、小生の命を預けている小舟である。
もっと定期的にメンテナンスする必要があると思っているが、この年になっても意識と行動のバランスを維持できないでいる。

愛艇はスタイルがいいが、至る所に擦過傷が目立ってきた


小生は、船体を拭き終えてからワックスをかける。船体がすべすべ・ツルツルになり、多少の座礁は滑りぬけてしまうと思っている。

カヤックで唯一のメカニカルな部分、ラダーとフットペダルにも不具合はない　
　　

平日に、誰もいない海に近い艇庫で作業していたら、蟹君がサカサカと横歩きで出てきた。どこから来たのだろうか、どこに隠れていいのだろうか、船台の下で隠れたつもりのよう。

一人で作業していると、蟹の愛嬌が楽しい


平日の艇庫は貸切状態で、ゆっくりとメンテナンスできた。気になっていた作業を終えると気持ちが落ち着く。

明日から熊本に前泊して鹿児島の同窓会に出席、４年ぶりに若かりし頃に同部屋生活を送った、友たちと会うのが楽しみ、きっと身体のメンテナンスが話題になる気がします。


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