なつぞら、あきぞら

NHK連続テレビ小説「なつぞら」が最終を迎えている　

我が家では、半年間、毎朝、朝食前のテレビ観賞の時間が定着して、ルーテｨンになっている。
　
起床、ゴミ出し、ラジオ体操、テレビ小説を観る、食事、掃除という具合である。　

ドラマは、戦争孤児の少女が苦労しながらも努力を重ねて、アニメーターとして成長する姿を描いたものだが、少女に関わる人達の優しさも印象深い。

なつぞらは、大ヒットした「おしん」の直後に放映されるから、人の情愛の深さや薄さが極端に異なり、それらが変化した時代・環境の違いを強く感じてしまう。

そんなことを思いながら東北で数日過ごすことになって、テレビ小説「なつぞら」を観ている。



温泉施設から眺めていて、すっかり秋の風景に気付いた。
少し忙しかったから気づくのが遅れたかも知れない。

「なつぞら」を観た途端に「あきぞら」に気付いた日、何となく不思議な気分になりました。


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恒例の儀式、年一回の鰻の日

年に一回だけ鰻を食べることにしている

ここ数年この食事が我が家の儀式である、このために３６４日は鰻は食べないと決めている。

大袈裟かもしれないが、絶滅危惧種のような食材が、スーパーで売られているのが不思議でしょうがないと思い始めて数年目。

スーパーだから安く手に入るかと思えばそれなりに高価な食材であり、何回か買うのを我慢すれば専門店で食べるのが美味しいと考えるようになった。

鎌倉由比ヶ浜通りを歩いて、老舗うなぎ店にたどり着く

　　

一年間我慢して、溢れる期待感を抑えて予約している〇〇ですと声をかけて、二階に案内される。

この空間が老舗の雰囲気である


二人でビールをいただきながら、予約しているうな重を待つ。
この店は、予約しないと配膳されるまでかなりの時間がかかる、注文を受けてから捌くらしい。

鎌倉彫のお重


ふたを開けると、何とも美味そう、いや実に美味しい！


「お重が鎌倉彫なのがいいですね」「彫細工が浅くなると彫入れするんですよ」ええっ？「掘り終わると塗りをして半年は使えないのです」、なんとも丁寧な仕事である。

そんな話を聞かせてもらうと、うな重も決して高くないと思う。まして一年に一回である。

思い切り贅沢に白焼きも


もう一つ小生の大好きな柳川鍋も、これは今でこそ珍重されるが、子供の頃は田圃を巡り歩いて網ですくったドジョウを、母が卵でとじて料理してくれた貴重なタンパク源だった。

懐かしい味がするけど、現代では贅沢？


贅沢しすぎたかな？　それにしてもいい鰻料理である。
箸を入れるとなんの抵抗感もなく、うなぎがすーっと切れるのである。

小雨の帰り道、六地蔵を外国の観光客が見入っていた


この鰻料理店はゆっくりと時空間を歩いてきたのだろう、昔は出前が忙しくいろんな方々に贔屓にしてもらったらしい。
多分多くの文学者や有名人の注文が多かったろう。

近年、観光客が増えてからは来店客の対応で手いっぱい、昔のような具合には行かなくなったらしい。

そんなことを思いながら食べたミシュラン一つ星を獲得した老舗うなぎ料理店は、いろんな美味しさを味わうことができて、大満足で今年の儀式を終えることができました。


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虫たちの生き様

夏も終わりかな？虫たちも終焉かな？

この時期になると、そんな風に思えるときがある。
綺麗な声でひと夏を涼し気に演出してくれた鈴虫たち、１０ペア飼育していたが今は雄一匹、雌二匹、計３匹がケースで過ごしているが鳴き声は聞こえなくなった。

ケースを観察すると沢山の卵を産みつけている。
一生を終える前に子孫を残したというか、我が家のケースの中で、自然の営みが行われていたと思うと妙に感動する。

カマキリ君が窓から最後の挨拶に来たみたい


同居人が家の周りを掃いていて、クワガタ君を見つけてきた。
かなり弱っているというか、もうすぐ一生を終えそうに見える、多分人間でいえば相当の高齢であろう。

もうひと頑張り！同居人がリンゴを置いてあげた


少し元気になったように見えるのは気のせい？

我が家の周りで一生を終えようとしている虫たちがいる。まだ夜には虫の声が聴こえる。
虫君たちの世界というか、生きている空間スケールは人類とどれだけ違うのだろうか？

秋は寂しさの序章、少しセンチになって地球を俯瞰してみると、私たちは虫君たちとどれだけ異なる日々を営んでいるのだろうか？　そんなことを思ったりする季節になりました。


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敬老の日、嬉しいプレゼント

９月１５日にピンポーンと玄関チャイムが鳴った

玄関扉を開けたら長女とその娘５歳が「こんにちは、お礼だよ」と敬老の日カードを手渡してくれた。

手作りの敬老カードを作ってきたらしい、公園で遊んでから届けに来てくれた。
五歳の女子孫もこんなカードを作るようになったのか、と成長の早さというか何か感心してしまう。

作って、わざわざ持ってきてくれるのが嬉しい


手形も大きくなったと感慨に浸った翌日、今度は二女から妻のスマホにラインが入った。

敬老の日、回転寿司をご馳走するよ、車で迎えに行くから都合はどう？

都合が悪かろうがなんだろうが、行くよ頼むよ迎え待っているよと返信して、近くのスシローで乾杯（小生だけ？）！

食った食べた、皿がどんどん増えていく


わたし達のプレゼントだよ、手作りだよ、海で拾ったりした貝がらも張り付けて作ったんだよ。

二女孫たちの可愛い額とお手紙が二組


敬老の日を年寄りの日で嫌だな、年より扱いされる日だという知人もいるが、実際に高齢の身であるから素直に受け入れているつもりである。

素直に受け入れていると何の抵抗感もなく、凄く得することが多い気もする。

ありがたい日だった。二人の娘たちが自分の子供たちに家族を教えていることが嬉しかった。

令和元年の敬老の日は、楽しい嬉しいことがいっぱいの日になりました。


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ビーチクリーン、ロール、まったりカヤック等々

台風の影響が残っているかな？新しい低気圧の影響は？

いずれにしても月一回のビーチクリーンには参加したい、いや参加しなければいけない、そんな思いから久しぶりに浜清掃に出かけた。

夏休み中は平日漕ぎが多かったから、ビーチクリーンは二カ月ぶり？かな？

絨毯作戦で拾って集めて前進する


今日は美化財団の清掃日だった、自分の影も面白い

　　

名コンビ、重くない？ボクが持とうか？ワン！


台風の後にしてはゴミが少ないけれど、今年はバーベキューのマナーも良かったのかなあ、などと思いながら終了する。



パドリングツアー・スクールが出かけてから出艇の準備をして漕ぎ出す。

浜清掃をしてから軽く漕いで、セルフレスキューを練習するつもりでいた。

うねり、風の影響が残っている


それでも、やはり一度は沖まで漕ぎたい


ベテランパドラーはスマートに波風を抑えている

　　

湾内でセルフレスキューに挑戦しようと戻ってきたら、ロール教室の真っ最中で小生が練習するスペースがない。

少し離れて練習しても良いのだが、お邪魔で迷惑になるだけである。

インストラクターは海水に使って、同じ目線で説明している


ロールの方法を理解したら二人一組で起き上がりをレッスンする、腰の使い方、膝の使い方をお互いに確認する。

何回も、何回も・・・・・


自分ができなくても、見ていると参考になるものである。イメージを膨らましながら浜休憩する。

ＳＵＰチームとまったり日和


ビーチクリーン、シーカヤックパドリング、ロール見学、ＳＵＰチームとの休憩と、楽しさテンコ盛りの日。

賑やかで華やかな、何となくいい気持ちになれたシーカヤックの一日でした。


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