台風が去って・・・・

全国各地に大きな被害を残して台風１９号が立ち去った

河川の決壊が彼方此方で発生しており、濁り水の中に孤立した建物からの救助活動や救助を待つ人々の様子をいやでも見てしまう。

一日中、被害の状況が報道されているけれど、ひと月前にも強い台風が爪痕を残しており、報道されている通り、数年に一度だった台風被害が数カ月毎のように繰り返されている。

気象の解説で「今まで経験したことのない災害」と表現されるが、その表現が一年に何回か繰り返されてその都度更新されている。間違いなく自然災害が大規模化している。

神奈川県内でも大きな被害が発生して、城山ダムの緊急放流の報道を見たとき、どんなことになるのだろうと身震いした。

我が家は大きな被害はなかったが、翌日家の周りを片付けて清掃するのに半日かかった。
冠水して泥水に覆われた人たちの苦労は幾ばかりだろう。

台風が上陸する前日にマイフィールドを見た


雨風が過ぎ去ったマイフィールドは何事もなかったよう


黒岩が波に隠れていたが


すっかりいつもの風景に


台風が通過するとき、近くに住む娘たちとライン連絡を取り合っていた、こんなとき、状況を話しているだけでも心強いものである。

自然災害が迫ったときの対応はかなり意識しているつもりで、身の回りの最低限の対策は講じていると思うけれど、過ぎ去った後は、いつも自分たち・人間の無力さを痛感させられる。

今、被害に遭われた人々には励ますことしかできないけど、粘り強く過ごして欲しいと願うばかりです。


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結婚記念日は「記憶にございません」？

先日、買い物しながら思い出した、明日は結婚記念日だ！

土俵の特俵に足がかかって、やっと思い出した。何十回目の結婚記念日かなあ、確か４５回目のはず。　

改めて考えてみると、我が家の歴史が始まった記念日で、年月を重ねて子供たちが産まれ育って新しい家族も生まれた創立記念日でもある。

このように考えると結婚記念日は夫婦二人だけの記念日ではなく、子供・孫たちにとっても重要な日である。

こんな屁理屈を考えながら、忘れかけた意識を少しでも正当化しようとしている。
さて、レストランで非日常な食事をしようかと思っても、このところ重い金欠病に罹患している。

何か記念事業ができないものか、そうだ映画を観に行こう。シニア割引で半日は感動の時間を過ごすことができる。久しぶりに意見が一致した。

近い横須賀の映画館は休館して長期リニューアル工事中、最近は辻堂のテラスモールに行くようになった。

繁華街とは程遠い工場地帯が、いつの間にか賑やかな街に生まれ変わり、駅から直通のショッピングモールは風雨雪の影響もなく実に便利な街である。

人の流れが一変している


何の映画を見る？これだろう！「記憶にございません」


ドンピシャのタイトルに我ながら感心してしまう。４５回目ともなると余裕の結婚記念日である。笑

映画館のエントランスは広くて綺麗だった


結婚記念日が終わったら台風１９号が上陸しそうである、被害が最小限でありますように、我が家もそれなりの対策を済ませたつもりである。

明かり、水、火の確保が基本と思っている。
懐中電灯は寝室と居間の定位置に、ミネラルウオーターはいつも買い置きしている。今日の夕食は寄せ鍋にして、カセットコンロの使用を確認しよう。

全て終えて、家の中でじっと過ごしながら、こんなブログを書いています。


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天体ショーの時期が始まった

三浦半島の西海岸は夕日鑑賞の絶好スポットである

このところ地元を離れて生活していたせいか、この季節感をすっかり忘れていた。

東北の実家から帰って来て、娘たちに手土産を配りながら、久しぶりに買い出しに出かけていたら夕方になってしまった。

運転していて、ふと思い出した。そうだ夕日を見てから帰ろう。

薄暮時の磯場にいい雰囲気が漂っている


大気を紅に染めてぐんぐん下りてくる


沈みそう


見えなくなって空が焼け残る


何回観ても言葉はいらない、じーっと見入っているだけである。

鮮やかな天体ショーを息を殺して見ていて、最後には緊張が解けるように安心して終わる。

これから日の入り時間が早まるから、夕食前に見に行くのが楽しみである。
今年も天体ショーの時期が始まりました。


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やっと帰って、亡き愛犬に合掌

東北の実家に逗留して１４日目、ついに帰ってきた

逗留が長引いたのはいろんな理由があるのだが、実家の手伝いをしながら（したつもりで）親族の看取りを続けていたから。

二週間も滞在するなどありえないことかも知れないが、退職している小生は自由に動ける便利屋で、実家にとっても感謝される存在のようである。

高校を卒業するまで大家族が同じ屋根の下に暮らしていて、今までも時々帰省していたからか、実家の人々も長逗留していることに何の違和感もない。

やっと帰ってきて、あれもやらなければいけない、これも終わらせないといけないと思いながら、とりあえずは芝を刈ることにした。

毎週の芝刈りを目標にしていたから、かなり伸びている


狭い庭でも刈り終えると広く見える


塀外のマリーゴールドが満開


そして留守にしている間に愛犬が息を引き取った。
家族で立ち会って火葬を済ませ共同墓地に納骨を済ませていた。

可愛い祭壇が用意されていた


享年１６歳、皆に愛され可愛がられて、妻の腕の中で苦しまずに自然と呼吸が止まったらしい。

その時に立ち会えなかったが、子供たちに見守られて穏やかな最後だったろう。

寂しいけれど来る時がきたと納得して、可愛がる楽しさを与えてくれた愛犬に合掌しています。


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黄金色を刈り取る季節

東北の実家に長逗留している

予想期間を大きく外して過ごしている。諸々の用事が解決できず、空き時間に家業のサポートに関わったりしながら過ごしている。

一日の内には、用事、サポートの合間に近場の温泉に入れるときもある。

短時間のドライブを兼ねて、山あいの温泉に行ったとき、田圃の色が、実った稲穂で敷き詰められいる。
やはり黄金色という表現が一番似合うと実感する。

山あいの田圃、周りの景色がよく似合う


刈り取った稲の自然乾燥は、昔の懐かしい景色であり、現在では珍しいらしい。
こんなお米を食べてみたい。

コスモスとの共演が秋の香りを醸し出す


稲刈りが終わって、黄金色と緑色、そして刈り終えた田圃の土の色が、柔らかいコントラストを見せてくれる。

山あいの温泉は貸し切り掛け流し


運転して同じ風景が連続するけど、走っても走っても見飽きない。

思わず車を停めた。刈り終えた田圃を見ながら手を広げて、思い切り深呼吸した日でした。


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