元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

管理者は孤独=その心を支えるものが必要<朝ドラ>なつぞら・なつ

2019-07-21 15:36:26 | 社会保険労務士
 家族といたって一人で生きなきゃならんもんだ

〇 戦災孤児だった「なつ」は、 戦友の養女として、北海道の大地で実の兄弟のように育てられる。そこの祖父は初めはいろいろあったが、なつを可愛がるようになる。
〇そして、なつは「じいちゃん子」として育ち、農業高校を通い、祖父が開拓者として起こした牧場の跡取りとして誰もが認めるようになる。
〇しかし、東京に分かれた兄に会いに行った際に、アニメ会社からアニメータとしての素質があることを告げられる。紆余曲折はあるが、なつは、東京でアニメ会社に就職し、短編映画の原画を任されるようになっていた。
〇そんな折、もう一人の兄弟の妹、千遥(ちはる)が、育ての親の北海道に現れたと聞き、とるものもとりあえず、帰省するがそのときには、すでにいなくなっていたのである。後から、千遥から手紙が届き、結婚する前に、一目会いたかったが、それも出来ない理由が綴られていた。
〇帰省の際、おさななじみで、淡い恋心(?)を抱いていた「天陽」に会いに行くが、そのとき、夫婦なかよく暮らす「天陽」をみる。

 そして、天陽に会ってきたのかと聞くじいちゃんに、うなずくなつ。いい嫁さんだったわと言い、千遥の結婚もああであればいいなあという。

なつ    ・・・けど、じいちゃん。私だって寂しいんだわ、さみしくてさみしくてたまらないだわ。

じいちゃん わしだって寂しい、お前がいなくなってずっとさみしい、さみしくてたまらん。
      人間一人で生きようと思えば、寂しいのは当たり前。
      それでも、一人で生きなきゃならんときもある。だれといたってもだ。
      家族といたって・・・一人で生きなきゃならんもんだ。

      だから、支え合う。離れていたって支え合える。
      わしとお前は支え合っているべ。

      千遥(ちはる)に会えなくて寂しいのは、わしも同じ。

 管理者も同じ。(*1) 管理者は、常に孤独だ。決断する時は、その地位にいるものこそが知り得る情報の中で、AかBかの選択を迫られる。その地位にいる管理者こそができる選択であって、部下職員に相談はできるが、最後は自分で決断しなければならない。その決断について説明を部下に行い、時には批判的な部下を説得し納得させなければならない。

 そんなときに、何か心の支えがないとうまく自分をコントロールできないことになる。
 
 ⇒これは、管理者だけでないと思う。人生生きていくうえで、なにか自分の中に安定したものがないと精神的に不安定になるのではないだろうか。

 おじいちゃん子として育った「なつ」の場合は、東京に行っても、しばしば「おじいちゃん」がこころの支えとして登場している。

 *1 管理者の講師をしていたとき、よく聞かされた。管理者は孤独であると。
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