ぎりぎりの合格、なんとなれば・・・・(反省、はんせい・・・)
年金アドバイザー試験の2級の合格証書が届きました。※
今回は、大失敗を犯しましたので、合格していないと諦めていたのですが、ぎりぎりセーフでした。来年のリベンジを誓っていた矢先、合格証書が届きました。勝因の原因は、やはり過去問でした。今回の2015年(第130回)試験は、試験があった直後にも書きましたが、全部と言っていいほど今回の問題は過去問の焼き直しでした。その過去問をやるのに、答えを書いて書いて書きまくった結果(記述式であるため)、宙に覚えていた答えが何ぼかあったから、ある部分については満点が取れたからだと思われます。
では、なぜ大失敗をやらかしたかというと、前提条件を全く見ていなかったからです。一番最初に四角囲みで、問題の前提条件が過去問においても示されていましたが、例えば、「本試験におきましては、年金額は平成○○年3月現在の価格を使用し、計算途中で生じる1円未満の端数は四捨五入して計算を行ってください。」のごとくです。ところが今回は、同じく最初に枠囲みで「平成27年度からの「物価スライド特例水準」解消のため、本試験では○ページに記載してある平成26年度の(本来水準)の年金額を使用して解答してください。また計算途中で生じる1円未満の端数は四捨五入して計算してください。」とあったのです。
過去問においては、その試験の実施されている年の現在の年金額が使用されたため、また例年どおり決まり文句が書かれているのだと思って全く見ていませんでした。試験が終わってから見てみると、本来水準の価格でとの指示があったのです。本来水準の価格ですと、厚生年金額は今までバカのように覚えていた「○円×7.5/1000(5.769/1000)×△月×1.031×0.961」(26年度現在価格)ではなく「○円×7.125/1000(5.481/1000)×△月」(26年度本来水準の価格)となって、答えが全く合いません。また、基礎年金額は、「772,800円」ではなく、本来水準額の「769,200円」(額が指定してあります。)だったのです。それぞれの問題の質問においても、「年金額は平成26年度(本来水準)価格」とご丁寧にもちゃんと気が付くようにしてあったにもかかわらず、試験中は全く気が付きませんでした。
大失態でした。なんで気が付かなかったのだろう。テレビ等では本来水準に復帰するということがよくいわれていましたので、本来額で出るかもしれないと考えなければならなかったのではとは思います。しかし、本当に今回までは、本来額ではなく現在額でいいという思い込みがあったから、気が付かなかったのだと思います。
もう一ついえば、この試験は時間が足りないことが言われていましたので、急いでいたため、分かったところは省略していったところにも原因があるように思われます。しかし、「分かったところ」ではなく、そこには重大な前提条件があったのです。(ここは自分への言い訳しか聞こえませんよ!)
しかし、どうにか合格しました。
そこで、試験合格の反省ポイント!「思い込みは失敗のもと」「枠囲み等の前提条件には、再度確認しよう」
なお、全体の結果をみますと、今回は、合格率及び平均点において2013年を上回った2014年のそれをも、さらに抜いて、合格率27.48%(’15)←26.48%(’14)、平均点47.41点(’15)←45.85点(’14)だったとのことである。試験内容を分析するに、先ほど述べたように、全ての大問にあって過去問からの出題といえるものであり、目新しい問題がなかったことがその要因として考えられる。
※2015年(第130回)の結果通知については、例年よりは若干遅れたようです。私のところに通知が来たのは、平成27年4月30日(木)でした。
⇒ <年金アドバイザー2級を受験して(第1回)>
⇒ <年金アドバイザー2級を受験して(第2回)>
年金アドバイザー試験の2級の合格証書が届きました。※
今回は、大失敗を犯しましたので、合格していないと諦めていたのですが、ぎりぎりセーフでした。来年のリベンジを誓っていた矢先、合格証書が届きました。勝因の原因は、やはり過去問でした。今回の2015年(第130回)試験は、試験があった直後にも書きましたが、全部と言っていいほど今回の問題は過去問の焼き直しでした。その過去問をやるのに、答えを書いて書いて書きまくった結果(記述式であるため)、宙に覚えていた答えが何ぼかあったから、ある部分については満点が取れたからだと思われます。
では、なぜ大失敗をやらかしたかというと、前提条件を全く見ていなかったからです。一番最初に四角囲みで、問題の前提条件が過去問においても示されていましたが、例えば、「本試験におきましては、年金額は平成○○年3月現在の価格を使用し、計算途中で生じる1円未満の端数は四捨五入して計算を行ってください。」のごとくです。ところが今回は、同じく最初に枠囲みで「平成27年度からの「物価スライド特例水準」解消のため、本試験では○ページに記載してある平成26年度の(本来水準)の年金額を使用して解答してください。また計算途中で生じる1円未満の端数は四捨五入して計算してください。」とあったのです。
過去問においては、その試験の実施されている年の現在の年金額が使用されたため、また例年どおり決まり文句が書かれているのだと思って全く見ていませんでした。試験が終わってから見てみると、本来水準の価格でとの指示があったのです。本来水準の価格ですと、厚生年金額は今までバカのように覚えていた「○円×7.5/1000(5.769/1000)×△月×1.031×0.961」(26年度現在価格)ではなく「○円×7.125/1000(5.481/1000)×△月」(26年度本来水準の価格)となって、答えが全く合いません。また、基礎年金額は、「772,800円」ではなく、本来水準額の「769,200円」(額が指定してあります。)だったのです。それぞれの問題の質問においても、「年金額は平成26年度(本来水準)価格」とご丁寧にもちゃんと気が付くようにしてあったにもかかわらず、試験中は全く気が付きませんでした。
大失態でした。なんで気が付かなかったのだろう。テレビ等では本来水準に復帰するということがよくいわれていましたので、本来額で出るかもしれないと考えなければならなかったのではとは思います。しかし、本当に今回までは、本来額ではなく現在額でいいという思い込みがあったから、気が付かなかったのだと思います。
もう一ついえば、この試験は時間が足りないことが言われていましたので、急いでいたため、分かったところは省略していったところにも原因があるように思われます。しかし、「分かったところ」ではなく、そこには重大な前提条件があったのです。(ここは自分への言い訳しか聞こえませんよ!)
しかし、どうにか合格しました。
そこで、試験合格の反省ポイント!「思い込みは失敗のもと」「枠囲み等の前提条件には、再度確認しよう」
なお、全体の結果をみますと、今回は、合格率及び平均点において2013年を上回った2014年のそれをも、さらに抜いて、合格率27.48%(’15)←26.48%(’14)、平均点47.41点(’15)←45.85点(’14)だったとのことである。試験内容を分析するに、先ほど述べたように、全ての大問にあって過去問からの出題といえるものであり、目新しい問題がなかったことがその要因として考えられる。
※2015年(第130回)の結果通知については、例年よりは若干遅れたようです。私のところに通知が来たのは、平成27年4月30日(木)でした。
⇒ <年金アドバイザー2級を受験して(第1回)>
⇒ <年金アドバイザー2級を受験して(第2回)>