誰しもかく恥だから悩まずその原因を突き止め今後に生かすだけ
恥をかいたときは、どうしていますか。そのときは、その恥かしさに、よく言う「穴があったら入りたい」というのが現実でしょう。かくいう私も幾度となくこの現実に向き合わざるを得ませんでした。しかし、これは生きてく上で、誰しもが通る道でしょう。なんぼ予習をしていても、また一生懸命努力をしても、期限が迫って余裕がなかったり、思わぬ・予期しないことなどはあり、これに対応しようがない場合はよくあり得ることです。
漢字の勉強をしなかった私は、間違った漢字をみんなの前で書いてしまい笑われてしまいました。プレゼンテーションをしているときには、相手が何を考えているのかを推測できず、相手にとっては簡単な質問に答えられなかったため、そんなことも答えられないのというような目で見られたのを思えています。これらは、どんなに仕事のステージが上がっても、同じように恥をかく瞬間はあるように思います。
このときにやってはならないのは、これをくよくよ悩むことです。どこがいけなかったのか、その原因を突き止め、単に今後注意すればいいだけのことです。人生の「恥」をかく場面には、いくら努力しても、期限がありそれまでに十分に検討できないことだってあります。人生の大きな長期的な中で解決していくことしかありえないこともあるということです。
さて、長者番付日本一になった実務家の斎藤一人さんは、「恥をかきながら覚えたことは、一生忘れません」「人生には、必要のないことは一つとして起こらない。・・・今回の恥はあなたにとって必要だったと思えばいいだけ。」<※注※>といいます。
人生において、恥をかくことはあなたの成長にとって、必要なことだということです。社会人一年生のときは、学生時代までに経験したことは、まだまだ人生の駆け出しです。いくつも恥をかくことは必要です。リタイアー寸前の皆様にとっても、まだまだ恥をかくこと必要はあるように思えます。社会からリタイアーした自分が言うから間違いありません。
ただ、人生後期になると恥をかくことを恐れ、できるだけその場面に近づかないようにするように思えます。人生後期になった私が言うから間違いないように思えます。これではいけないのですが・・・。本当は、自分が「わかっていない」ことに気がついているはずなんですが、もうこの頃になると、恥をかくことを極端に恐れて「行動しないことをよし」としてしまいます。ダメですね。
<※注※> 斎藤一人 しあわせセラピー KKロングセラーズ