ekotyan の日常

歳を重ねると平凡に過ごせることが幸せ
そんな事を感じながら生活したいな・・・

今回、借りた本

2021-11-16 10:14:34 | 


2002年に発行 なので五木寛之さんが81歳の時に書かれてのでしょう。
子供頃に朝鮮で敗戦を迎え大変だ事から書き始めている
母親の死について触れ、戦争に負けるとは悲惨な目に遭う。ソ連軍の略奪・暴行・強姦など、
母親が病気で寝ている時押し入って来たので母親は口の中を噛み切り血を出し身を守ったのでしょうね。
そんな母親を縁側から庭へ投げ捨てたらしい。
稚内に旅行した時に「氷雪の門」の慰霊碑に行きました
終戦に樺太で9人の女性電話交換手が自決した痛ましい事件。
戦争を知らない私にとっても胸を締め付けられる話でした。

こんな事が書かれていましたよ、健康を気遣って規則正しい生活を送っている者が絶対に長生きするとも言えない。
なんかそんな気もしますが、でもやっぱり健康には気を付けています。

「禍福」は一瞬にして逆転する
確かにこれは運命と言えるのでは?日航機の事故でも乗り遅れて助かった人も
五木さんもビルの工事現場から鉄材が落ちけて間一髪という事があったそうです。

道徳とは現実的なもの、宗教とは現世とは全然違う世界
う~うん分かるような気がする。
信仰する事で足元を照らしてくれたり重荷が少し軽くなるんでしょう
でも私は信仰心がないので

こんな事も書かれていました。
意志が強いか弱いというのは、鍛えたら強くなるというものではない
鍛えて出来る人というのは、やっぱり強い人なのですと書いていました。

今迄に五木寛之さんの本は殆ど読んでいません。難しい
毎週木曜日に地元新聞にもコラムが掲載されていますが、殆どパスしています。
今回、読みえるまでに日数が掛かりましたやっと返却出来ます。

コメント (2)
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