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写真:1
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写真:2
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写真:3
バタバタの仏事の後 市民資格の返還手続きのため 戸籍謄本を一式準備しなければならない。
生れた地から没した処まで 役所の謄本を順次請求して回ることとなり 結局は県央内をあちこち巡る小旅行(片道約40km)となったのである。
母の生れは花巻市(合併後名)の農村部だから 訪れた地の車窓の風景は すべて宮澤賢治さんと自然繋がってしまう。旧花巻女学校(写真の図の幼稚園西側のあたりが跡地)の卒業なので 時間差はあっても 賢治ワールドの中できっと成長期を過ごしたことであろう。
母が百年という時間をかけて歩いた空間を チャラな息子がその風景をトレースしながら たった一日で駆け回った‥ということになる。
改めてゆっくり巡りたいが 自分にも残り時間が少ないかもしれないので 今回は奮発して?賢治さんがよく食べに来た老舗蕎麦屋さんへ行き 天ざるをゆっくり味わってから なんだか心残りも湧いてきつつ‥気合いを入れなおし帰路についた。(なお賢治さんのお好みは 天そばにサイダー‥というのが定番だったらしい。)
写真は花巻の城跡周辺にて 1:区画図 2:時鐘 3:御門
「北窓を開け父の顔母の顔 :阿波野青畝」
「老婆には聞えて涅槃像のこゑ:鷹羽狩行」
やはり柔らかい陽射しを受けながらの
外回りは 気分爽快になります。(健康が前提で)
かなり事務処理量が多いのですが役所(法律)の
縦割り構造から他の専門分野には絶対立ち入れない
改善提案できないのは 所謂素人の目から
見えない縄張り(権益)がある!
と直感してました。(決めつけか?)
ホントに目が回るくらい複雑です。ハイ
サイダーなのですね。ごく小さいころはラムネだったような。貧乏だったので、それもたまに、でした。
もう少し暖かくなれば、楽しんでゆっくりとお回りになればと思います。