1101 こちらの予定通りにはいかないもので、さんざん催促しても先方の予定がある。何とかしましょう、とか、出来るだけやってみます、という返事は貰っても、それは、何が何でもこちらの予定通りにしますということではない。それを私は十分承知をしているので、執拗な催促はしない。夕方、金型を受け取った。こちらで、手を加える場所があるので、トライは月曜日になってしまう。私はいないので他の人に任せることとした。
母親が几帳面に書き残したものを読むと、生活の記録が多いが、死んでからのことについても15年前から書いてあった。終始一貫、葬儀は質素にということが強調されていた。
隣近所や会社の人には知らせないでほしい。家族だけの家族葬にしてほしい。
花輪など、飾り物は一切無しにして、香典は受け取らないでほしい。
母が書き残したものには、坊さんも一人で葬式は静かに質素のものに、家の前に葬式と分かるものは一切張ったり飾ったりしないように、短時間で全てを終えて、子供達は現在の状態に早く戻ってほしい、そんなことも書いてあった。
と言うことで、このブログをよんで知った知人や会社の方たちにも、葬儀の具体的なことは一切おしらせしません。妻が関連しているグループの人々や場所が離れている親戚の方、私の姉(あるものの営業販売)、妹(ある保育園の理事)達の勤め先の方やお付き合いがあるかたにも知らせないので、私も正式には誰にも、どこにも、時間や場所など予定を知らせません。どなたにも、です。
会社の人達はブログで知ったわけですが、私からは会社に報告はしません。忌引きとかそういうことも関係ないので必要が無い。事実今日も、あまり仕事は無かったが、出勤していた。今日は“友引“だったしね。
葬儀屋も20年以上前から互助会に入っていて、毎月会費を積み立てていた。その葬儀屋に任せることにもした。とにかく、私たち子供に負担を掛けないように心がけていたようで、私の母親としてはそのくらいの事をしていても特に驚かない。
大正5年生まれ、数えで96歳の天寿を全うして安らかに眠ったのですから、そのまま、母の書き遺したことに従って、静かに見送りたいと思っている。
自分もこういう死に方が出来れば良いと思うが、筋書き通りに行くかどうか。
会社の近所、富士山静岡空港の閑散とした無料駐車場 と茶畑、遅霜を飛ばす扇風機
身内 知らせず 永眠