2942 トイレの話です。私は、娘と孫に別の時代に、お父さん、おじいちゃん、“ちょっと来て、トイレが使えないよ“ と、驚いた顔をしながら、呼ばれたことがある。いずれも、公衆トイレ、娘が小学校の5年の時、家族で桂林に行った時の話、広州の空港の公衆トイレ、娘が呼びに来たので、女性のトイレだったが失礼ながら、行って見た。なんと、洋式トイレだったが、ウンコが盛り上がっていて、お尻を置く場所より高くなっていた。いったい、何人分でしょうか。すごい量だった。無駄だとは思ったが、水洗の水を流すつまみを押してみた。やはり、出なかった。空港の職員に頼んで、彼女たちが使う、職員用にトイレで用を足させてもらった。その職員、その一杯のトイレについて、何も言っていなかった。
孫の一人が4歳の時、公園へ連れて行った。公衆トイレに入って出て来るなり、飛び出してきて、“何、このトイレ、使えないよ、どうして使うの”叫んだ。何事かと、行って見ると、日本式の昔ながらのトイレだった。彼女、初めてお目にかかってびっくり、家のトイレも既にとっくに、洋式になっていたし、勿論、ドイツでは洋式だ。その時、今時、まだ、昔ながらの便器を設置してあるのかとびっくりしたくらいだった。孫に、自分が座ってみて、使いかたを教えた。下の孫を連れてきて、彼女にも教えた。その後、彼女たち、そこ以外で、使ったことがなかったが、日本の小学校に初めて行った時に、有ったよと、言っていた。
インドネシアのトイレはどうか、千差万別、多分、人口の三分の一くらいは、家にトイレがないと思う。いわゆる便器というものを使っていないと思う。大小の川で用を足すのが普通だと思う。海辺も公衆トイレである。かの有名はコモド島、観光客が来るエリアには、水洗のトイレが用意してあるが、島に住む人たちの家の大半は、海辺にある。遠浅の海岸に上陸するときに、小舟で、行けるところまで行くが、行けなくなれば、浜辺を歩いて、民家のある所まで行かなければならない。避けようにもだけられないほどのウンコの中途半端に溶けたものがある。実際、子供は、私たちが通る直ぐ傍でしゃがみこんでいる。
インドネシア式の便器、日本の昔ながらの便器を前後逆にしたものだ。入口の方に向きを変えて足を開いて、またがるように座る、これは同じ、しかし、違うのは、便器の両側にギザギザがあって、そこに両足を置く、便器に乗って座るのです。この習慣が、最近よく使われるようになってきた、洋式トイレで、注意書きが必要になる。インドネシア人、洋式トイレのお尻を置くところに、両足を乗せてしゃがんで用を足すのです。壊れやすいし、傷つく安いし、汚れてしまう。
そして、紙を使って、拭く習慣がないインドネシアではトイレットペーパーというものがない。ロールティッシュという。レストランでもこのロールティッシュは普通にちぎって使うようにテーブルに置かれている。そして、それは、トイレに置かれている、ホテルやレストランもある。トイレでは使ったティッシュは便器に流してはいけないと認識している人が殆どで、トイレの隅に、くず入れが置いてあって、それに入れることになっている。ナプキンやウンコが付いたティッシュで山盛りになっていることもある。
新築の会社のトイレ(カマール マンディkamar manndi)には、ロールティッシュを掛ける場所がない、要するにトイレットペーパーを置いてないのです。では、どうするか、水を吹き付けて洗うのです。その姿を目撃したことないが、下から吹き付けて、左手でこすって洗うのでしょう。水浸しになる。少なくとも下半身は、裸になってトイレに入るのだと思う。それを掛ける場所が普通はある。カマール マンディだから、体を洗う場所だし、海も川も水浴を兼ねている。私はトイレットペーパーをもって入る。
Cempedakチェムペダックやドリアンの季節、臭いが大変おいしい季節です。雨期明け近いインドネシア、果物の実る季節です。ランブータンもマルキサも道端で売られ始めます。スーパーにも置かれ始めます。マンガもパパヤも、です。
トイレ マンディ ティス