3756 何も思わないと思う。令和元年は2019年5月1日から2020年の3月31日までですよね。11か月ですよね。確か。1926年(大正15年/昭和元年)12月25日~1989年(昭和64年)1月7日までですよね。最長だと聞いています。それぞれの年号の元年と最終年は二つの元号になっているから、元号の年数を足したら、西暦年数とずれてきますよね。どうも、外国に長く暮らしていると、日本の元号が生活にマッチしていないと感じる。日本にいるときに、何か、公式の書類を書くときに、今は平成何年だったっけ?と、必ず確認しなければならない。
天皇陛下ということに関して、最初の記憶は、小学校の5年のときだった。何故か知らないが、静岡駅の下りホームに同学年の多分250人くらいが、校長や担任、父兄の一部と一緒に整列していた。今から、天皇陛下が乗っている(もっと丁寧な言葉で言ったと思う)車両が通過するから、号令に従って、最敬礼をするように、直れと言うまで頭を上げないようにと言われていた。そして、蒸気機関車がホームに入っていた時に、その号令が掛かった。私は、教えられたとおりの最敬礼(腰を90℃曲げて、頭は真下に向ける)をした。頭の先を列車が通過した。しばらくして、直れが掛かって、前を見ながら、キヲツケ姿勢に戻ったときには、列車の最後部が、ちらっと、見えただけだった。結局、天皇陛下を見ていない。
それから、何十年、天皇陛下どころか、皇室関連の人達に会ったことはないし、棟目にも見たことがない、その気になれば、国体など、どんな人か見に行きたいと思えば、同じ町に行けば、見ることはできたかもしれないが、その気になったことがないから、とにかく、身近に感じたことがない。
ここが、どんな場所か、分かりる日本人は、全くいないと思う。平成が終わり、退位の儀式が始まったころ。まさに、そんなとき、私は、ここにいたのです。23年目の技術指導を継続している仕事の関係である会社を訪問し、打ち合わせが終わって、昼時、近くのテントレストラン集合場所で、ソトサピを食べた後、その場所の、外のケナフの林の中のトイレにいった時の雰囲気です。平成も令和も天皇も総理大臣もジョコ大統領も、この私の世界には入りこむ余地がない、全く,別の世界です。この雰囲気の中でも、多くの人に支えられているし、支えていると思う。
で、明日から令和ですね。また、まだ、暫くの間、日本にいるときには、今は、令和何年だっけ?と、確認しなければならない。けして、後期高齢者になって、ボケたからではなく、それが、普通だと思う。
元号 西暦 関心