暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

まさに誰得記事

2020-03-04 21:58:02 | その他趣味
さて、水曜日。
今日から高校入学試験ですよ。
どうりで、出勤時にやたらと道が混んでいるなぁと思ったよ。
いつもと同じ時間なのに車の量が倍だもんな。
もう、明日しかないわけだけど、頑張れよ受験生。(身内にも3人いるし)
緊張をほぐす良い考え方を教えよう。
「俺ができねぇのに他人が解けるか」という気持ちで臨むと良いぞ。
やるだけのことをやってきたわけだし、受験生で一番頭がいいのは俺だ!という気分でいれば楽。別名「開き直りの極意」w



さて、なんぞ熊本市長がツイッターでコロナウィルスの対応からストレスをぶちまけたそうな。
「コロナのバカーーーーーーー!」とは、また可愛らしいw
いや、でも本当にその心境はお察しする。
沖縄県知事はそもそも辺野古反対以外のなんの仕事もしてないからそんなもんとは無縁だろうが、こうやってまじめに対応している方々の苦労は察するにあまりある。
本来なら首相がさっさと中国人やクルーザーの受入を突っぱねていれば良かっただけの話だからねぇ。
その尻ぬぐいをさせられているんだ、この程度はかわいいものじゃない。
予断は許さないだろうが、肩の力を抜けるときにはぬいて頑張って欲しいね。
……沖縄県にもまともな県知事が欲しい。当たり前に、やるべき仕事をしてくれるだけでいいんだ。辺野古辺野古言って海外旅行気分で遊びいくような輩ではなく、もっと真っ当な人を……。





さて、昨日宣言したとおり、ゲームの話題はしばらくアップデートが無さそうなので今日は模型の話。

これまでにいくつか道具やら作り方やらそんなに複雑ではないことをつらつらと駄文を上げてきたところだが、実のところ実際の道具を使おうとして困ることがある。

まぁ、なんというか普段の生活をしているとね、ニッパーやらタガネやらヤスリなんてのはあまり使わない。
DIYや工作を趣味にしている人なら話は別だが、せいぜいがペンチで針金を切って何かを固定するとか壁に釘を打って時計をぶら下げるとかその程度。
じゃあ、模型用の道具って基本的な部分でどう使えばいいの?という疑問、当然ある。
俺も最初はニッパーなんてクソ使いにくくてやりにくいって事で道具はありながら手でパーツをちぎるなんて事を小学校の時とかはやってたよ。
まぁ、そんなわけで道具をどう使うのさ、という本格的に入門した手の人向け。
我流なので「それよりは効率がいいのがあるぞー」という人がいるかも知れないが、その場合は鼻で笑って「そんな奴もいるね」と思っててくれ。俺にとっては自前のやり方の方が効率が良いのじゃ。


というわけで本編。

・ニッパー
パーツ切り取りばさみ。
使い道は知っているだろうし、最終的な使い方も予測はつく。でも、面白いもんで作っている人の手元をよく見ていると色々持ち方がある。
グリップと握手するように持つ。
人差し指と親指で片方のグリップを掴み残りの3本の指でもう一方を握る。
他にも色々。YouTubeとか見ていると面白い。
基本的にはペンチと同じなので、握って切る、だから基本は持ちやすいように持てば特に問題はない。

で、切るときには対象物の大きさを見ながら挟む位置を選ぶと刃を傷めにくい。
基本的にはプラモのゲートなら刃の真ん中より少し先端寄りくらいがやりやすいが、者によってはゲートの大きさが倍近くなったりする。そういう場合は真ん中より付け根に近い場所で切るようにすれば、刃を傷めにくい。
ただ、切っ先に近すぎるところで切ってしまった場合、刃がランナーやゲートに食い込むことがある。その場合にこじってはならない。
厚みのある刃なら大丈夫である場合が多いが、それでも刃が曲がったり、薄刃ニッパーの場合は折れる。そうなればせっかくのニッパーが使えなくなるので、もし刃が噛んだ場合は、刃と並行にゆっくりと引っ張り出すのがいい。再度言うが、上下に動かしたり、左右にこじるのは止めておこう。
場合によっては2~3回刃を開けたり閉じたりすると外れる場合もある。その場を動かさず開閉、それから刃と並行にゆっくりと引くべし。


接着剤。
この場ではあくまでも溶剤やリモネン系の接着剤を使うこと前提。
瞬間接着剤はあまり力強くチューブを押さないことと、湿度に注意することくらいだ。出し過ぎたり湿度が高いと余計な部分が白化する。

では、溶剤系接着剤だが、前々から書いているように、こちらの方はプラを溶かすことで接着するので、当然その溶解量は付けた接着剤の量に比例する。じゃあ、合わせ目消しも含めてどっぷり塗ればいいじゃん、という風に思う人もいるかも知れんが、付けすぎるとパーツが崩壊しかねないので、解かしたい部分に少し盛り上がる程度、これで十分。
良く雑誌とかだとたっぷりとと書かれているが、溶かす面から垂れるほどに塗ってしまうとパーツの厚み次第では変形の恐れもあるので、接着面、特に溶かして接着しておくべき部分に表面張力で盛り上がる程度に留めるのが経験則上ベスト。
溶剤系だと盛れば盛っただけ乾燥に時間もかかると思えばある程度コントロールして剥がれないこと、合わせ目が消せることを考慮しても必要十分で済ませるのがいいだろう。

また流し込み系の接着剤、これで合わせ目を消すことは十分にできる。
どうするか、要はパーツの接着面を溶かす事さえ出来ればいいのだから、まずは流し込む溝として0.5㎜ほどの隙間を作る。(大体デザインナイフの刃の半分程度の厚みがあれば十分)
そこに付属の刷毛にしっかりと接着剤を含ませ、パーツの隙間に当てる。
そうするとパーツの間に接着剤が表面張力で幕を張るので、その状態で2~30秒待つ。そしてパーツを押しつける。そうするとしっかりとパーツも溶けて合わせ目消しができる。ただ、溶剤の場合よりも不安定な部分は出るので、がっちり押しつける前に、接着剤で一度溝をなぞってからパーツを合わせるととまず間違いなく成功する。失敗する場合は少し溶剤が足りてないので、この辺は経験則に頼ろう。
流し込み接着剤の方が乾燥が早いのだが、弱点は別のモールドに流れ込む場合もあるので、できるだけ接着面付近のモールドには触らずに作業をしよう。面ならいくらでも修正が簡単だ。



ヤスリ
紙やすりや布ヤスリ(神ヤスとか)ならどんな方向に動かそうがパーツを削ることができる。ただし、やたらめったらに動かせばパーツの傷が悪目立ちするようになるので、できるだけ1方向に水平に動かすことを意識すると失敗しない。
例えば400番でパーツに対して左右にヤスリがけをしたらその番手はずっと左右に、その次の600番については上下方向に、傷が消えてきて、いざ800番になったらまた左右に、と交互に垂直にやっていくと傷が残りにくい。

金属ヤスリの場合単目と複目があり、単目というのは一定の方向のみヤスリとしての機能が働き、複目は紙や布のように割と自由に削れるものを言う。
金属ヤスリを買う場合はこの辺も見ておくと事前に使い方を想定できる。
でも、大体は単目だと思っていいかな。少なくとも俺の持っている模型用金ヤスリで複目ってエッジ出しヤスリくらいだし。
複目の場合は、紙やすりなどと同じように扱えばOK。
単目の場合特定方向にしか削れないが、切削力については複目よりも高い感じなので調子に乗って使いすぎないようにしよう。
金属ヤスリの場合はパーツに軽く当てる程度でもがっつり削っていくので、軽く当てて2~3回、削れ具合を見てまた2~3回と少しずつやっていくのが基本。また、余計な部分に傷を付ける場合もあるので、ゆっくりと当てる位置を見定めながらゴリっとw
いいものについてはあえて仕上げで600や800番のヤスリで調整する必要がないほどに切削面が綺麗なので、その辺の仕上げそのものは好みで。

塗装するなら600番程度の傷はサフで隠せるということも念頭に入れて処理すると省エネ省労力で作れる。



うん、このままタガネまでいこうかと考えたけど、長くなりすぎる上に明日の話題がなくなりそうなので今日はこの辺で。
明日はタガネの使い方から。
コメント
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