今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

アメリケーヌソースを欧風シーフードカレーに入れたらどうなるのか?同時進行で。

2021年09月16日 | 今日の料理
甘エビ(というか赤海老)のお頭付きの刺身を食べた殻の出汁や頭の味噌が勿体ないので、以前、アメリケーヌソースを学んだ近年オレンジ色はリンクのルール)ので、今回は簡易的にだが身に付いているか?(忘れていないか?)を確認する為、空煎りをしてからトマトジュースと水(本当はフォメド・ポアソン=魚介出汁=だがそう都合よく無いので水)をぶち込んで軽く煮詰め、

濾してアメリケーヌソースの元を作っておいた。
(本当は香味野菜類も一緒に炒めたりするのだが、練習や遊びなのに勿体無いのでパス!!)

濾した殻をレンジとかで乾燥させて殻煎餅を作れば尚良かったかな・・・
(もしくは乾かしてから揚げるか・・・←揚げると無駄に油脂分を摂取する事になるか・・・)

翌日、丁度鶏肉を茹でた茹で汁が余っていたので、
(鶏肉は粗熱を取ってタッパへ入れ「常備菜」へ)

鳥肉を茹でた後の茹で汁を冷蔵庫で冷ますと上にラード(もどき)が出来るので
(胸肉でも少量出来る)
温めたフライパンにサラダ油と足して、

きざんだ玉葱をサラダ油で炒めて・・・

シマッタ、フライパンはパスタで別件で使うんだった、鍋に移し替えてやり直し!!

玉葱を煮炒めしている間・・・

今回は両方とも欧風なので(お上品に)ニンニクの芯を取ってきざみ

先程あける為にキレイにしたフライパンにオリーブオイルをしいて「取り分けた」ニンニク少量を熱していく。

ニンニクが焦げる前に、隣で煮炒めをしている玉ねぎの汁をフライパンへ移行し、焦げない様に加熱を止める。
※アメリケーヌの元を作る時に入れなかった香味野菜の風味やコクの代用をここで追加する
ここまでやったら火は止めておく。

鍋の水分が足りなくなれば足す。(先にカレーを仕込んでしまおう

細かく刻んだニンニク・生姜を投入し軽く炒めたら
(欧風は本当はすりおろした方がいいんだよなー、インド風とレシピがアタマの中でこんがらがってしまって・・・←ここがまだまだだなぁ・・・成長しきれていない・・・)

横着なので一緒に小麦粉を炒め
本当は別にした方が断然良いのだが今回は手間をかけずにってのが進捗の目的なので・・・)

カレー粉を数秒サッと炒め

茹でた鶏のスープと

アメリケーヌソースの元の半分と

戻したシーフードミックス(←アメリケーヌ用)の戻し汁を、
カレー鍋と
フライパンの=フォメド・ポアソンの代用
両方に少しづつ・・・

家にある野菜類を加え、軽く煮込んで
(玉ねぎをくし切りにして追加した)
スープが少ないかなと水を足してしまった・・・

蓋をし「鍋敷」の上において余熱調理で放っておくコンロをあけさす。

アメリケーヌに戻って、玉ねぎの煮炒めの汁とシーフードミックスの水分がある所へ、解凍したシーフードミックスを入れ、サッと炒めたら(本来ならブランデーとか強い洋酒を入れるが無いのでパス!!無くても全然出来る!無い方が味醂の入れ過ぎみたいにクドくならずナチュラルな優しさになるし)、

本来なら生クリームだが無いので牛乳と、
残しておいたアメリケーヌの元を入れ

軽く塩コショウで下味を付け煮詰めつつ(=牛乳でも煮詰めると濃度が付く=)ソースを仕上げつつ、パスタを茹でる。

適度な濃度が付いたところで(←硬くしつつ逆に茹で汁で伸ばして調整)、パスタを入れ
(アメリケーヌはいつもというか普通ロングパスタだから敢えて今回はペンネに代えてみよう・・・)
塩・胡椒で味を整えつつ絡め、

洗い物を1つでも減らす為にアメリケーヌの元を入れていた丼に盛っちゃえ、
丼から取り切れなかった附着をした旨味も追加だ!!
パセリも無いけれど(まあ食事だから・・・)

美味しい。
(昔はアメリケーヌなんてファミレスのメニューで眺めるだけの憧れのメニューがアメリケーヌだったのだが=頼めないんじゃなくて、育ち盛りだったのであの金額を出すならステーキとかでないと体力が保たなくて・・・夜~深夜の仕事だったからその後に遊びに行って大体オールをした後、明け方~朝までデニーズとかで時間を潰していたので)
もう(カレーを作りながら)ほぼ戸惑わずに出来るようになってきた。
(欲を言えばもう少し微細な網で濾せばよかったかな、僅かに粒子が・・・)

それでも美味しかったので、最近ハマっているフォカッチャで拭く。
・アメリケーヌが欧風カレーを作りながら作れるようになったんだものなー

洗い物をしながら作ったのでパスタが出来たと同時にフライパンを洗って乾かし、
空いたコンロに再びカレー鍋を戻して(余熱調理をしていたモノから)又煮込み始める。

初期の時点で少し水を多くし過ぎたので煮る時間が増えてしまったが、水が蒸発をするにつれトロミがキチンと出た為、冷凍のシーフードミックスを投入。
凍ったまま入れて、弱火でジックリ熱っすると縮む率が少しでも減る!!

牛乳を少し入れ、
(生クリームではないので入れ過ぎると又ユルくなるから適度に・・・)

塩で味を付けるのだが、欧風シーフードカレーなので何かに付いてきて使わなかった藻塩が余っていたのでそれをメインに入れ

無論これだけでは足りないので、他の塩も足す。

3分ぐらい煮て完成食べる分だけ盛って後は丼やボウルへ移し替える移し替えた後の余熱で魚介類に結構熱が入ってしまうのだが・・・ま、それは仕方がない・・・営業じゃないから・・・。
営業だったらシーフードは別に火を入れ、1人前づつ手鍋で追加煮込みするか、又は上に乗せる感じか・・・)

1晩寝かしてから(というかその日は他の残り物食べたので自動的に寝かすことになる)、

アメリケーヌの元を半分パスタに使ったので、やや(思っていたのより)風味が足りないが=想像をしていたのはもう少し磯の風味を出したかった、ま、アメリケーヌソースの元を半分パスタに使って量が少ないからな・・・香りは広大な海の香りが出てはいたが、より旨味の分厚さがやや足りなく軽めだった・・・肉ではない分軽くなりがちだから、そこは『贅沢』に強くした方がいいのかもしれないなー=、
(というかカレー粉が又、少し多かった『潮騒』の風味よりカレー粉とニンニク・生姜が勝ち過ぎるんだわ・・・)
ただシーフードミックスの海老を食べた瞬間、風味が倍増され事に気付いた!!
凄いな、これ・・・
生クリームとかを使ってもっと本気で作ったら凄い事になっていただろうな・・・
ま、本番ではないので、流れだけ把握アメリケーヌソースのパスタと
玉葱炒め
ニンニク香り出し
とか共通する事が多いので、僅かに似た材料で作り易いって事を少しだけ表現出来たかなと・・・。
それが目的。

流石に鍋は直ぐには落ちないので水に漬けておこう。

洗い物も同時並行をしながら作っていたからシンクに鍋以外は溜まっていない

あくまでも今回はアメリケーヌと欧風シーフードカレーの共通項と同時進行・そしてアメリケーヌソースの元をシーフードカレーに入れたらどうなるかが目的。

『オマケ』

以前から牡蠣とカレーって中々ミキシングが難しいなーってずっと思っていたんだけれど、欧風シーフードカレーなら混ざるのかもしれないと思ってやってみたが、

思ったよりマッチングしなく

やはりカツの方が合うんだよなー
小麦粉を使ったカレーには小麦を使ったパン粉が・・・



ブリーチーズについて考察&リンドの使い道

2021年09月16日 | グルメ
食べ物や料理をなるべく公平な目で観たくて好き嫌いを意識的に取っ払らう努力をしているのだが、
(だから茹でた肉とか魚とか野菜でも味が付いていないものが好き
それでも昔からチーズが好きで(セロリとかチーズとか臭いモノが好きで・・・)
いつもそのまま「何も加工をしない」で食べていたのだが、
(例え99%チーズのチーズケーキがあったとしても、当然100%チーズで無いので出来れば100%チーズの方が良いっていうか・・・)
普段は買えない特別に安いチーズとかだと賞味期限や消費期限が近いので焦る事になり、流石に何か違う食べ方を折角なので色々と勉強してみた。
メインをクッ〇パッドにし、他のサイトと合わせ170件ぐらい観たのだが、

ブリーチーズにマーマレードを合わせると美味しいと書かれていたので試してみる。
(マーマレードは「防ばい剤」や「防カビ剤」等のポストハーベスト問題で外国産のオレンジや柑橘類を信じられないので、山口県の夏みかんのマーマレードを煮沸した瓶に入れ替えたモノ。凄く自然な味で優しいヤツ・・・)

美味しい!!、なんじゃこりゃ、レアチーズケーキみたいになる!!
なんだこれ・・・
こんな方法があったのか・・・

レシピを調べていると醤油と和えている方法がワリと散見されていたので同じ発酵モノ同士合わせてみる。
(本来はネギとかも合わせるみたいだが、パッと言われて今直ぐには無いので、先ずは余計なモノを足さずそのままを学んでみる・・・)

おぉっ、おお・・・なんか新しい、ワリと軽快な感じになる味・・・
悪くない・・・
(居酒屋とかによくある「クリームチーズの酒盗和え」みたいにやや近付く感もある)
少し醤油多目で全体にまぶす感じが良いみたい。
(甘くない醤油な)

醤油が合うなら味噌だって合うハズと、無添加の少し高めの味噌を。
(自作の味噌はまだ寝かし中なので・・・市販のモノ・・・)

う~ん、醤油みたいに全体にまぶせないからか、一体感が生まれなくて、ぶつかる印象・・・
(少し味噌が多かったかなー)


最後はパスタにしようか?迷ったが、それだと「ありきたり」だなーって、
スティルトンの時のようなパスタバーボンクリームソース・ブランデーソースにでも出来れば面白いのかもしれないが、特に良い洋酒が無いので・・・
 野菜類を蒸してブリーチーズと合わせる温野菜サラダにしようと強火で10分蒸す、
折角だから数日分の常備菜を作ってしまおう・・・加熱をしておけばレンチンして<span style="color:orange;">ポテサラでもコロッケでも出来るし、そのままでも塩とかドレッシングで野菜を摂取出来る・・・)

10分経ったら(一応火は入っていそうだが)火を消して4分~5分ぐらい放置
(硬めに仕上げる野菜ならもう少し全体的に短く、今回はブロッコリーとか無かったので、基本、カレーと同じ材料で)

蒸し上がったので、我慢出来ずに無塩バターと塩で食べてみると、美味しい、美味し過ぎる・・・
テッパンだよな・・・

蒸した玉葱をそのまま「何もつけずに」食べてみる・・・
あ、甘い~~~~~~~~~
こんな甘いの、解かってはいたが、流石に出来立てというか、なんというか・・・
決して高級なモノではないのに、自然そのままの素材の味「の凄さ」を感じた。
引き出せたというか・・・)

ニンジンも何もつけずにそのまま・・・
うわっ、優しい~~~~~~
これだよ、これ・・・

蒸し汁は極上の野菜のブロードなので、何か器に入れ替えておいてリゾットパスタにでも使うか・・・

に戻る」
で、野菜が後日冷めたと仮定し(実際他の事をしていたら少し冷めた・・・)、
耐熱皿に乗せて、塩と胡椒をし

もし冷蔵庫で冷えた野菜だと仮定をするとラップや蓋をして「軽く」レンチン
(この時点でチーズを乗せてグラタンみたいにレンチンも良かったが、敢えて今回は・・・)

ブリーチーズ(カマンベールとかでも出来るが)は、「理由あって→下記オマケへ」白く硬い外皮(=リンド)を削いで
中身を野菜に乗せ、
因みにフィルムに付着したチーズは包丁の反対側でこそげる。
包丁にクッキングシートを挟んで切るとか刃を水で濡らして切るとか(残った方悪くならんのか?)くっ付かない裏技もあるらしい。

オーブンで大体チーズが適度にとろけるまで焼く。

仕上げにEXオリーブオイルをかけると良いというので半信半疑でやってみたら、確かにそうだった!!
EXオリーブオイルがアクセントになるというか。。。

塩が足りなければ塩を勿論濃過ぎると食べられないけれど、塩・胡椒の量で全体像が結構決まる気がする・・・
チーズ自体にも塩気があるので多少最初は控えていたが、「方向性が」いかにもフランスっぽいというか、)

耐熱皿にこびり付いたチーズを洗う方法はお湯だろうな・・・やっぱ
これがなー
 昔70席のフロア~フロアで簡単な調理兼・ドリンク作り~皿洗いをしてする店で鉄板でグラタンみたいなのを出すメニューがあって、鉄板にチーズがひどくこびり付いて焦げて、あれ、落ちなくて苦しんだなー

その後50席の店でもジャガ芋にチーズを乗せ厨房で(別の料理もしながら)焼く手伝いをしていたけれど当然フロアの従業員が帰った後は皿洗いもあって、そっちは鉄板じゃなかったし、まだジャガ芋が台になって洗い易かった思い出が・・・

う~ん、温野菜サラダもそれなりにアリなのだが、
④ー2で、先に蒸した野菜を無塩バターと塩やそのまま食べたりし、素材本来の味を究極まで引き出した方法のこれ以上何も足さない何も引かないってモノを味わい、その感動が忘れられないので・・・洗い物も含め手間の割には~って感じ(いや、美味しいんだよ、キチンと素材も活かされているし、でもそのままの「凄さ」を味わうと・・・)
やはり手を加えれば加える程、物事って、素材の良さや本来の本当の味を殺してしまうというか・・・

 冒頭にも書いたが170件ぐらい観て、この数件が、ごちゃごちゃしておらず、
自身に、あ、極限まで素材を活かしていて(素材の味を解かっている)この人が作るモノはなんでも美味しそうだなーって思わせてくれた中でも特に①のマーマレードが1番凄かった・・・

オマケ

切り取った白い外皮のリンドはクッキングペーパー(オーブンペーパー)に、チーズのトロリとしていた内側部分を上にして乗せ

500Wで2分ぐらいレンチンをすると

パリッとしたチーズ煎餅になる。

粉チーズにしても面白いかもな・・・

リンドの部分の活用法を知れて良かった!!

(本当によちよち歩きで遅いけれど、)1つ1つの積み重ねだよ・・・

無駄なことはなにもないさ、ただ夢があれば