今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

いろいろあった鮪とアボカドでネギトロ~切り方で風味の立ち方が違う事を衝撃的に知る

2021年09月25日 | 素材
最近は添加物が加えられている刺身がある(観ろ、この小間肉や鴨肉みたいな不自然に赤い色の刺身・・・)、無理矢理頂いたので、捨てるのも勿体ないから、偶々アボカドがあったので
(刺身のパックを洗う時、ワリかし油っぽい・・・記載されているこんな値段でトロは使わないだろうし、ツナコンフィみたいに保存を効かす為油脂分でコーティングをしているのかな?・・・クラリファイドバター程ではないだろうけれど)

この2つを観て、以前「義理」鮪丼屋を手伝った事があるのだが、一応先の事を考えあまり深く入り込み過ぎるいろいろとヤベーなと、『いろいろ』観えたので『手伝う』『だけ』にしそれは当たった
 その頃、朝4時ちょっと過ぎに経営者みたいな人から電話がかかってきて、
「来る時に築地市場でネギトロ、4kg(ぐらいだったか)買ってきて、どうしても今日無いんだ」と言われ、
丁度、ボーっと出掛ける支度をしていたので、ちっ、って思って朝5時の築地市場経由で、(他県にある)店へ行く事にしたのだが、
自分もネギトロとか生鮮食料品の事は詳しく知らなかったので、
市場内で理由を話し探し回ったが、見付からず、店員さんに
「ネギトロって加工してある状態で売っているモノだから急に言われても見付からないよ、予約しておかなきゃっ!!」って教えて頂いた
朝5時に築地市場でそんな事を教えて頂いた事は絶対に「一生」忘れるワケなく・・・
その後、スーパーとかで原材料を確認すると成程、酸化防止剤とか保存料とか油脂とか結構入っているモノなのね、ネギトロは美味しいから好きだけれど・・・
(細かくするから劣化が早いのかなだから色々と・・・)
で、その時の事が一気にフィードバックをしてきて
じゃあ、サラダオイルとかマヨでネギトロっぽくするのはよくTVで昔から知られてきたが、アボカドの油脂分をサラダオイルとか様々なモノの代わりに使えば、よりナチュラルなのではないか
(いや、もう添加物入りの鮪を頂いた時点で自然ではないのだが・・・)
と考え、
アボカドの実を少し切って、残りは刺身と混ぜ、ネギは無いけれど
アボカドとネギと混ぜてしまって「もし」合わなかったら嫌だし
ネギトロを作ろうと思った。

叩くと面倒なのでフードプロセッサーで
お、回るよ・・・
(スジが少ないから=切ったし=刃に引っ掛かりヅラくてそれは助かった)

ただアボカドをキチンと切らないで入れたモノは固形が滑って上の方に上がってきてしまったので、箸で下におろしながら回していたが、固形にこだわったら、他の鮪の身がややペーストっぽく滑らかになり過ぎた感がある・・・
適度でいいんだが、やり過ぎた・・・機械だと・・・

後は刃とかミキサーカップを洗う

便利そうな事シリーズの『何処か』にも書いたが、カップや刃は洗剤の泡と水を入れてシェイクすると早く洗える。

手巻き寿司にしよう・・・
カップを洗う時に手に付いたネギトロペーストの味見をしたら、ネギが無いとネギトロはシツッコイ「もの」だと解かったので、
田舎から送られてきた茗荷を乗せて巻く事にしよう・・・
回し過ぎてペーストっぽくなってしまったなー、でも鮪もアボカドも両方とも山葵醤油で食べられるモノだから味はそのまま)

実は、この茗荷がキーで、
なんと切り方によって、全く味全体の輪郭や印象がガラっと、変わってしまう事に、凄まじい驚愕をした!!
技術という意味「だけ」ではなく切り方って大事なんだなーって改めて、『強く』実感!!
まだ、これ程に知る事があったか!!!
(あとワサビ

因みに細かく切った茗荷だと、添加剤入り鮪とアボカドの風味に負けるのか、茗荷のキリっと立った良い部分が埋もれていってしまう印象なのだ・・・

最後に余った
ネギトロもどきペーストと
少し大き目にスライスした茗荷
山葵
醤油
を混ぜて合わせて食べたら、やはり味の輪郭・コントラスト?がキリッと立って、お、これ美味しいじゃん!!って。

(勿論、油脂分が超多いので全部は食べないけれど、まだ明日まで保ちそうだし、ペーストっぽいのでタルタルステーキではないが上手くやれば、パンとかにも合うかもしれない・・・だからミキサーカップに入れ回す時、味を付けつつ液体で回転し易くしようか迷ったが最初に醤油は入れなかったんだ

オマケ

まだ少し余っていたので
元が緑だから色が変わっても解からねーな・・・)

茹でた鶏の出汁と余っていたエリンギで

リゾットを作ろうかなって。
臭いと嫌なのでニンニクを多めにし、よく香りを出してから、玉ねぎをよく煮炒め)

今回のネギトロみたいなのをペーストとして捉えてしまっていたので、途中から足し混ぜ、茹で汁を足していく方式を取ったが・・・

どちらかというと薩摩揚げ(又魚肉ハンバーグ)に近くなってきたので適度な所で切り混ぜて仕上げる事にした。

そりゃそーだ、ツナみたいなイメージでありつつ、フードプロセッサーにかける時、キチンと切らなかったから結構ミキサーにかけたから白身魚のすり身みたいなモノだものな・・・
いや、美味しかったんだけれどね・・・
(こんな使い切り方もあるんだなー)



未だに発見がある~山葵&醤油&豆腐。(加筆修正済み)

2021年09月25日 | 今日の料理
「予約投稿」

本当は便利そうな事シリーズ近年オレンジ色はリンクのリール)や和食たべようぜシリーズあまり更新していないけれど)に書き足せばいいのかもしれないが・・・

鶏胸肉を茹でたモノと、生野菜を切ってタッパに入れておいたモノ、茹で卵があったので、
(今週はまだ気温が高かったので、僅かだが「早めに」処理をしないと)

ミモザ風「っぽい」サラダにして、なんか知らんが今日は急に和風ドレッシングが食べたかったので簡易に(テキトーに)作ってみた。
醤油が混ざっていて、あとテキトーに「何か」足せばいいかと、自分で食べるんだし)
よく「こだわり」があるように観られるけれど、いいのよ、これで、
最初は味を薄くしておき
(イギリス料理と同じで)味が足りなければ(食べる人が)自分で塩でも醤油でもなんでも足せばいいし、
ミモザ風の和風ドレッシングなんて、あんまり外でも家でもやらないので試しておこうかなって。
あと
余っていた茗荷と、食べてしまわないとそろそろ限度の「奴」小パックの「更に」余り・・・
そして、茹でた鶏胸肉を適宜裂いて、山葵醤油で食べる。
カラシ醤油でも、カラシ酢醤油でも、スイートチリソースでも、塩だけや、塩胡椒でもなんでも合うんだけれどさ・・・
噛んでいると味があるというか

発見をしたのだが、
胸肉をサラダに汎用しつつ
胸肉を山葵醤油でも食べられるし
山葵と茗荷をW薬味で食べてもオツな味になると改めて実感。
ミモザ(っぽい)風のサラダは、やはり和風ドレッシングには~う~んって感じ
(まあテキトーに作ったからかもしれんけれど・・・)
「合わなくもない」のだが、洋風のドレッシングの方が好きかも。
(だから外食であまり無いのか。常に毎日そんな事を考えている、不幸だよな・・・)
画像(右)正確には鳥胸肉をミモザ風「へ」・・・

食べ進めるうち、山葵醤油で食べる鶏胸肉が無くなり山葵醤油が僅かに残りつつ、
冷奴に『少し』かけて食べていた醤油と茗荷も皿から無くなったので、

山葵醤油と豆腐山葵と豆腐)って意外に(ワリかし)合うので合わせてみた。
なんとなくは「みんな気付いている」のだが意識をしてやってみる事ってあまり無いじゃない
因みによくある豆腐山葵塩の組み合わせは味の濃さとは別に口内でのアタック感が強く少し苦手で・・・醤油だとゼツミョーというか・・・

この②~④
山葵
野菜系の薬味(今回は茗荷←茗荷が合うならネギとかも合うワケで)
醤油
豆腐
『汎用方式』はサーモンの刺身とかでも通用をする最近知ったので、刺身系でも使える便利な方式だろう。

(本当はサーモンとかの方が合うのだが、本マグロでもオツで合うんだけれど、やはり勿体ない気がして心から楽しめないから、ついそのまま食べて心の底から噛み締める、山葵はあった方がいい様だ)

和食ってそこまで考えられているのかなぁ?

答えは、blowin‘in the wind、風だけが知っている・・・
そんな気がする。

パールジャムの「Vs.」(←完成度高けーな、このセカンド・アルバム)を聴きながら書いていたら何故かこの言葉が出てきた。

因みに
鶏胸肉と山葵は合う。
茗荷と鶏胸肉だけだと何か違うって感じだった。