今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

刺身に付いてくるツマと殻の活用法。

2021年09月21日 | 今日の料理
『予約投稿』

本当は和食たべようぜシリーズか、便利そうな事シリーズに入れた方が良いのかもしれないが・・・

お刺身パックのツマがワリと量があるモノを珍しく買った。
 昔、新潟から来た超デキる上司が「俺は大根のツマが好きなんだ、いやホント」と我々若者や部下に刺身を食べさせ、自身はツマばかりを食べていた。
新潟だし、美味しい魚を知っているんだろうな~、と、私が酔って「自分も新潟行って=上杉謙信の「春日山城」を観て=美味しい魚食べたいです!!」と言うと「美味しいのは殆ど築地に来ているよー」と言われていた事を思い出す=北海道へ行った時もおばちゃんに同じ事を言われた=「が」モノによっては熟成もあるだろうけれど、「全体」を通せば新鮮に勝るものが「殆ど」だろうから謙遜も入っていたんだろうなーって、そういう謙遜する人だったし、だから人が動いた・・・無論、拒否をする時は(鉄どころではなく)のような意志だった)

私はいつもならツマを味噌汁にしてより野菜類を少しでも摂取し易くするのだが→そこで出汁又違う視点から認識をしたのかも・・・、
今回は甘エビが付いていたので尻尾(←中も抜く)を出汁に加え

僅かなので、それだけだと流石に足りないだろうから出汁の素も少々。
(「キチンと出汁を取れ」なんて言わないでね、普段の食事にキチンと汁物や味噌汁文化を入れる所を私は採用している、面倒くさかったらやらない、それよりはマシだ)

半分量を鍋に入れたが、ツマが長いので切る。
魚が乗っかっていた部分からも出汁が出てくるので、そのまま入れる事)
本当は単品の味噌汁が素材が活きて、ゴチャゴチャせず好きなのだが、僅かに付いていたニンジンのツマも入れてしまう。
(僅かだし、生のニンジンは他の野菜のビタミンCを壊してしまうので、キャロットラペとかも瞬間的に湯引き状態にするワケ・・・)

もう半分は洗って

フードプロセッサーにかけ、水を少し入れ回転し易く

水分は濾す。

少し水を絞って大根おろしが出来たー!!!!!!!!!!!!!

おお、豪華!!
これに後で野菜を食べればバランスは良くなる。
大葉も半分は切って味噌汁に散らしたー(繰り返すが本当は単品が好きなのだが薬味は又別の問題で・・・)

ブリやハマチ系に大根おろしと山葵を添える北陸っぽいやり方も試せるし。
(勿論、飽きたら普通の食べ方も出来る→飽きる程無いけれど・・・涙)

で、最後は、ここ半年ぐらい超ハマっている「大根おろしご飯」にした。
(余っていた刺身醤油の小皿に残った醤油をかけると、そこにも魚の旨味が溶け出しており出汁や旨味になっているワケで・・・)
「大根おろしごはん」は世の中にこんな美味しいモノがあったのかって思えた中の1つ。

更に味噌汁に出汁として入れていた海老の尻尾(中身抜き)を、骨煎餅では無いが
レンジにも使えるオーブンペーパーに乗せ、

ドライハーブみたいに燃えない様に様子を観ながら500Wで1分づつレンジでチン、2分~(様子を観ながらだと)2分半ぐらいで出来た。

塩をパラパラふって、揚げない殻煎餅

うわっ、美味しい!!
出来立ての、かなりの風味が拡がる!!
なんだこりゃ、こんな方法があったのか!!!

「1日10回感動しろ」なんて言葉がある。