エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

八ヶ岳の麓から・・・ピーマンにトマト加えて紫シシトウ

2010年08月04日 | 日記
せめて野菜くらい安心して食したい。
誰もが思う現実である。

お金を出しても、高価な野菜が安心できるかどうか分からない。
記載されている情報を信じて良いのか、それすら判断できないのである。

業者のモラル・ハザードが進行しているのが、現在日本の不況を物語っているのだ。

加えて、輸入野菜に至っては信頼できない・・・と思い込んでいるのが日本人である。
こうした市場への不信感は、食料自給率のアップは期待できないのである。



朝の収穫である。
一日を通して収穫ができる。

高原野菜である。
ピーマン、トマト、紫獅子頭の三種である。

つやつやしている。



トマトである。
とても甘い。

都会では、完熟トマトの美味しさを忘れている。
青臭くて甘い。
自然の冷たさも併せ持っている。

収穫時が食べ頃である。



紫獅子頭(ムラサキシシトウ)はポリフェノールたっぷりである。
これは、焼いて塩味だけでいただく。

焼くと、青く変色するけれどポリフェノールは壊されないのだそうである。
甘く、中の種子が気にならず食べられた。

収穫した野菜の形は不格好だけれど、安心して食べられるのは幸せである。





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秩父の天然氷とわらじカツ!

2010年08月04日 | グルメ
秩父の山塊(さんかい)に出かけたのである。
目的は二つ。

  秩父・小鹿野の名物「わらじカツ丼」
  秩父・長瀞名物「天然氷のかき氷」

の二つである。

とりわけ、この熱さに喘ぐ日本列島。
かき氷を頂きたいものである。
かき氷を「かっこむ」とこめかみがキーンと痛くなるのであるけれど、天然氷で作ったかき氷はそうはならないのだという。



これである。



この天然氷は、一つの製氷会社からのみ提供されるのである。
秩父長瀞には多くのかき氷を売るお店があるけれど・・・。



この旗が閃(ひらめ)いていなければ、天然氷ではないのである。

「阿左美冷蔵」さんである。
創業明治23年とある。

柔らかな舌触りである。
なかなか溶けず、しかし口の中ではフワッと溶ける。

溶け具合が絶妙なのである。
美味いのである。

そしてそして・・・いくら「かっこんで」食べても、こめかみが痛くならなかった。
天然氷の不思議である。

ところで、この器は頂けないね!
とおばさんに話しかけたのである。

「言ってくれれば、昔のガラスの器でお出ししましたのに・・・!」
と言ってくれた。

この夏はもう一度来ていただきたい!
のである。



もう一つのイベント「わらじカツ丼」である。
丼からはみ出るカツが二枚、ドーンと載っている。

アツアツのご飯の上にキャベツの千切り、その上にカツが載るのである。
カツには予め下味が付いており、このままいただくのである。

赤身の豚肉であるけれど柔らかなお肉である。



因みにもう一つの名物は、味噌漬の豚肉を焼いたものである。
茹(ゆ)でた野菜が添えてあり、キャベツを茹でたものにお肉を包んで食べると、味噌のからさが中和されて美味しかったのである。



どちらのプレートにも「香のもの」として「しゃくし菜のお漬物」が添えられてある。
シャキシャキとした触感が歯に心地よい。

カツやお肉の脂を、洗い流してくれるような感覚で頂けた。
これも秩父地方の名物である。

名物に美味いものあり!
と言って良いのである。





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